共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

影響されやすいな…

2015年02月28日 21時21分35秒 | 日記
昨日、昔の生徒と魚の美味しい炉端焼屋に飲みにいってから、何だか妙に魚が食べたくなりました。我ながら影響されやすい味覚に呆れ返ります…。

元々茨城県に実家にいた頃は、漁港が近いことや、両親が呑ん兵衛だったこともあって、かたちこそ様々ながらほぼ毎日食卓に魚が載っていました。圧倒的に刺身が多かったのですが、干物を焼いたり、小鯵を竜田揚げにして南蛮漬けにしたり、子持ち鰈をお煮付けにしたりと、いろいろな魚メニューが出て来たものでした。

厚木で一人暮らしを始めてからは、一人分が割高なのと、鮮度的に首を傾げてしまったのとで、自宅で魚を食することは殆どなくなりました。いざそんな生活ペースが定着してしまうと、それはそれで不自由を感じることも殆どなく、たまに鮭を焼くぐらいしかしなくなっていました。でも、昨日入ったお店で分厚い鰆の焼き物や鮪・金目等のお刺身といった美味しい魚を頂いたら、久しく忘れていた『お魚スイッチ』みたいなものが入ったようです。

そんなわけで、今日の夕餉のおかずは鯖の味噌煮にしてみました。鯖味噌というと、よく『鯖の臭み消し』の名の元に不必要に大量の生姜を投入されてしまって、結果として生姜味の味噌煮を食わされがちなのですが、今日の店はそんなことはなく、程よい鯖の香りを楽しめる、味噌煮ならではの甘辛さを堪能できるものでした。

ちょっと御無沙汰していた間に忘れていた鯖の腹骨とも久々に格闘しました(笑)が、美味しく頂戴しました。明日は鉄火丼でも食べようかな…。
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久々の再会

2015年02月27日 23時40分58秒 | 日記
今日は教室の定休日でした。そこでちょっと久しぶりに都内に出て、色々と用事を済ませました。

その後、かつての生徒と物凄く久しぶりに会うことにしました。就職してしばらく大阪に赴任していたのであまり連絡を取っていなかったのですが、facebook上で久しぶりに行き会って、転職してこちらに戻って来ているという話を聞いたので、それなら直接会おうよ!ということになりました。

小学4年生から中学2年生まで面倒をみたかつての生徒はすっかり大人になって、今では何と26歳の立派な青年に成長していましたw(゜o゜)w。新宿西口で待ち合わせてから、彼が予約してくれた炉端焼のお店に行って杯を交わしました。目の前では御覧のように魚やら青ネギ等を炭火で豪快にあぶっていて、店内には香ばしい香りが漂っていました。

すっかり社会人として成長した彼と積もる話に花を咲かせながら、美味しいお酒と料理が進みました。彼なりに社会に揉まれて苦労してきたこともあったようですが、話を聞くだにそれを彼なりに上手く取り込んで成長の糧に出来ているようで、こちらとしてもホッとしました。私も彼と会っていなかった間に起きたことをいろいろと話していたら、ついついオーダーストップまで話し込んでしまいました。

かつての教え子と酒を呑むというのも、なかなか感慨深いものがあります。思いがけず嬉しいひと時を過ごすことが出来ました。
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お洒落に作ったんでしょうけど…

2015年02月26日 20時01分22秒 | 日記
今日は朝から冷たい雨に見舞われ、気温も殆ど上がらず、久しぶりに肌寒い陽気となりました。一度17℃という暖かい日を経験してしまった身に、この寒さは堪えます…彡(-_-;)彡。

こういう天候の時にたまプラーザの駅に来ると、いつも気になることがあります。

何年か前に駅舎が全面的に建て替わって大きくなり、たまプラーザテラスという商業施設も隣接したお洒落な雰囲気に一変しました。ただ、写真の右側が駅舎で左側がフードコート等が入っているたまプラーザテラスなのですが、その建物の間に御覧のように屋根がないため、雨の日にこの建物間を行き来しようとすると、その度にほんのちょっとの距離ながら傘をさしたり、閉じたり、またさしたりしなければならないのです。

しかも、たまプラーザテラスの各階通路の軒が浅いため風向きによっては屋根の内側でも傘が必要になり、建物の中なのに傘をささなければならないという珍妙な光景が見られます。

この建物のデザインを手掛けた側の言い分としては『人と自然との調和』をコンセプトに作ったらしいのですが、間借りなりにも一つの施設の中だというのに、いちいち傘をささなければ行き来も儘ならないような『デザイン』というのは如何なものなのでしょうか。

突飛な格好の建物を作るのはデザイナーの勝手でしょうが、お洒落なだけの建物は決して人に優しくはないものです。
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鬼門封じの御社

2015年02月25日 21時55分26秒 | 日記
今日はちょっと思い立って、厚木市と相模原市の境に程近い依知神社に参詣しました。

この御社の歴史はかなり古く、遥か縄文・弥生の頃には磐筒男命(いはつつのをのみこと)を御祭神として神社を創建したという伝承があります。その後、桓武天皇六代の後胤平将門公が関東平定の折にこの御社に参詣して、相模川氾濫の苦難を目前にして心を傷め、赤城山神馬献進の御託宣を賜って堅牢な護岸工事を実施しました。これに感謝した当時の氏子衆は、後に討ち死した将門公の御霊を相殿して天慶元年(937年)に社殿を再建、社号を赤城明神社と改しました。

その後も源頼朝や徳川家康といった歴代の武家為政者からの崇敬を受けて、一時は十万余坪もの社域を誇ったそうです。現在、道路で分断されてしまっている神楽殿の前には、鎌倉幕府二代将軍源頼家寄贈の巨大な銀杏の木(厚木市指定特別天然記念物)が立っています。それが明治に入ってから維新の大改革によって広大な社領を召し上げられ、その後改めて社地が払い下げられて現在の依知神社となったのだそうです。

ここは交通の要衝であるのと同時に、厚木市の北東、つまり鬼門を封ずる守護神としても重要な御社です。何しろ祀られているのが天下の平将門公ですから、その威力たるや生半可なものではありません。

鳥居の横に、これから御本殿の解体・再建工事が始まるという看板が立てられていました。現在の御本殿が御仮殿のような感じのシンプルな建物なので、それがどのように建て変わるのか楽しみです。
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久しぶり過ぎて…

2015年02月25日 21時51分03秒 | 日記
依知神社に参詣した後、知り合いに誘われて神社近くのスポーツセンターに卓球をしに行きました。

大学に入学して以降、いわゆる体育らしいことをしたのは二十数年振りでした。しかも卓球道具一式借りる時に、何故か一度も手にしたことのないシェイクハンドグリップのラケットを何も考えずに受け取ってしまったため、殆どまともに打ち返すことも儘ならない有様…。

それでも小一時間ほど打ち合っているうちに、何とかラリーが続くようになってきました。しかし、その頃には体力的な問題が頭をもたげ始めてきたので、利用時間一杯で延長することもなく終わった次第です…。

普段歩いているとは言え、こうしたまともな体育競技はしばらくやっていませんでした。たまにはこうして強制的に体を動かした方がいいのかな?…と、ちょっとだけ思ったりしたのでありました。
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教材

2015年02月24日 18時30分21秒 | 日記
私の教室では、普通に教則本を使って音階練習や練習曲を弾く他に、特に年輩の生徒さん用に別教材を作るようにしています。というのも、年輩の方はただでさえ音譜の読みが覚束ない上に、練習曲が知らない曲だったりすると余計に大変な気がしていたので、それならば馴染み深い曲を織り交ぜて楽しんでもらおうと思ったのがきっかけです。

こういう場合、ほぼ間違いなく喜ばれるのが文部省唱歌や日本歌曲です。今までにも様々な曲をヴァイオリンで弾きやすいように起こしましたが、今回は三拍子の練習も兼ねて《早春賦》と《朧月夜》の楽譜を作りました。

もっとも《早春賦》は本来3/4拍子ではなくて6/8拍子の曲なのですが、年輩の方に複合拍子はハードルが高いのと、市販の教則本に載っているモーツァルトの歌曲《春への憧れ》の楽譜も、本来6/8拍子で書かれたものを3/4拍子に直してあったりするので『…いいか!』と思った次第です。

それにしても、こうして楽譜に書いてみると、《早春賦》と《春への憧れ》はよく似た曲だなぁ…と改めて思ってしまいました(ここに《知床旅情》まで入ってくると、もう似た者同士の三つ巴になってしまいますが…)。決して中田章がモーツァルトをパクったわけではないのでしょうが、春を待ち焦がれる想いはオーストリア人も日本人も同じだったのでしょう。

そして《朧月夜》という曲は、実に不思議な三拍子の割り方をしていることがわかります。元々この曲の作曲家である岡野貞一が『西洋の賛美歌を目指した日本歌曲を作ろうと試みた』と言っていることが、楽譜を手書きすることによって改めて実感することができて、自身も勉強になりました。

さて、今回も生徒さん達に喜んでもらえますかどうか…ちょっとドキドキです。
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辛うじて…

2015年02月23日 22時50分36秒 | 日記
今日はものすごく暖かな日となりました。小田原市の最高気温も一気に17℃まで上昇し、一足飛びに春到来の様相を呈していました。こういう時は、着るものに本当に困ります…。

小田原城址公園の梅の花も、この陽気に誘われて競うように花を咲かせていました。ただ、これはいつも思うことなのですが、この城址公園というところは天守閣のフォトジェニックなポイントが驚くほど少ないのです。ましてや梅と一緒に…などと思うと、ほぼ無いに等しいといっても過言ではありません。

そんな中、ほぼ唯一といってもいいポイントが、天守閣に登る石段のところです。この石段の横に一本だけ緋色の梅の花が生えていて、そこから見上げると白壁と紅梅とのコントラストがとても綺麗です。

これは外野の言うことではないのかも知れませんが、小田原城というお城は敷地の中に松やヒマラヤ杉といった様々な木が林立していることによって、史跡景観として損をしているような気がしてなりません。勿論、中には本丸にある《巨松(おおまつ)》や、銅門の近くにあるビャクシンの木(小田原市特別天然記念物)のように100年単位の樹齢を誇る名木もありますが、それ以外は殆どが、いいトコ昭和時代に植えられたような木ばかりが無秩序にボコボコ立っているのが現状です。

一時期「小田原城を江戸時代の姿に戻そう」という機運が高まったことがありました。結局その話はその後なし崩し的になったようですが、本気でそう思うのであれば、天守閣の景観を阻害している雑木はある程度伐採してもいいのではないかと思うのです。少なくとも、夜間ライトアップしている天守閣を離れたところからまともに見られる場所が、小田原駅のコンコース(しかも正面ではなくて横っ面)だけというのも、観光地としては何とも情けない話ではないでしょうか。
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Kawaii有田焼

2015年02月22日 17時31分06秒 | 日記
今日、海老名のビナウォークであった野外イベントに参加して、その後そのままマルイの中を冷やかしていたら、2階の特設会場でこんなものが売られていました。

これは《いおり窯》という有田焼工房のカップなのですが、内側がちょっと変わった形をしています。そして、ここにお茶やコーヒーを注ぐと…なんとカップの中にハートが浮かぶのです。写真のサンプルには緑茶が入っていたのでちょっと分かりにくいのですが、もっと色の濃い紅茶か烏龍茶を入れてもらえたら、もう少し分かりやすかったのではないか…とも思いますが、何とも可愛いらしい演出です。

有田焼も伝統の上に胡座をかいていられる時代ではないのでしょう。いわゆる輸出を目的とした高級品だけではなく、こういったカジュアルに使えるものも取り揃えて内需を拡大しようという試みなのかも知れません。

柄は恐らくプリントなのでカジュアルな商品といっていいかと思いますが、そこは天下の有田焼ですし、更にカップとソーサーとティースプーンが別売りなので、セットアップするとなかなかいいお値段になります。ただ、肌触りの良さと軽さは有田焼ならではのもので、それを手軽に楽しむということを考えれば、これもまた良しと言えるのではないでしょうか。

カップ&ソーサーだけでなく、湯呑みやマグカップにもハートマーク仕様のものがありました。勿論、普通に丸い湯呑みやカップもあった他に『液だれしない醤油注し』なるものも販売されていました(サンプルを試してみたら、素晴らしいくらいにピタッと液が切れました!)。柄も伝統的な和柄は勿論、ヒョウ柄やフルーツ柄等、プリントならではの可愛いらしい商品が多数取り揃えられていました。

この《カワイイ有田焼 いおり窯》の展示即売会は3月2日まで小田急線海老名駅前のマルイファミリー海老名で開催されています。興味のある方は行ってみて下さい。
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《スターバト・マーテル》の名品

2015年02月21日 19時23分30秒 | 日記
先日19日のボッケリーニの誕生日に、ボッケリーニ作の《スターバト・マーテル》を載せました。ソプラノ独唱と弦楽五重奏という小編成の隠れた名曲、いつか手がけてみたいものです。

それを聴いているうちに、《スターバト・マーテル》といえばこの曲の右にでる作品は無いでしょう!というペルゴレージの名作がどうしても聴きたくなりました。実は私は個人的にこの曲が大好きで、一時期好き過ぎて、CDショップでこの曲のCDを見るとほぼ買っていたことがありました。なので、我が家のCDラックの一角は殆どペルゴレージの《スターバト・マーテル》で埋まっております。

ボッケリーニのものとは違って、ペルゴレージの《スターバト・マーテル》はソプラノとアルト2名の歌手と弦楽アンサンブルの通奏低音で構成されています。一時期は古楽アンサンブルにソプラノとカウンターテノール(男声アルト)の録音をよく聴いていました。しかし、ある方に「この曲の初演は元歌手だった修道女が歌った」と聞いてからは、つとめて女声で聴くようにしています。

動画で何かないかと探してみたら、往年の名手達の共演のものがあったので転載しました。ソプラノは美貌と美声を併せ持ったカーティア・リッチャレッリ、アルトは声の深みに定評があり、ロッシーニ作品のヒロインを多く手がけたルチア・ヴァレンティーニ・テラーニ、昨年他界したクラウディオ・アッバードの指揮、スカラ座管弦楽団員の弦楽合奏による、1979年に収録された画像です。

かつてバッハも感嘆して、自身でドイツ語のアレルヤ唱の歌詞に置き換えるかたちで編曲し、幼少期のモーツァルトも父とのヨーロッパ演奏旅行でナポリを訪れた際に耳にしたと言われ、その後数多の作曲家が《スターバト・マーテル》のテキストに曲を付けた中でも金字塔的存在で在り続けるこの作品を、わずか26歳で早世してしまった若者が作ってしまったとは…時に神様は意地悪なこともなさいます。

春の訪れを前に、20世紀の名手達による名演をお楽しみ下さい。

Pergolesi Stabat Mater C Abbado K Ricciarelli L Valentini Terrani Solisti della Scala
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今日の《cafe32゜F》

2015年02月20日 19時50分44秒 | 日記
暖かな風に誘われてお店にお邪魔したら、店内はほぼ満員御礼状態!どうやら団体客が入ったようで、御夫妻で忙しく用意をされていました。

とりあえずカウンター席の端に陣取って、シフォンケーキとコーヒーのセットをお願いしました。先週は紅茶シフォンでしたが、やはり定番のプレーンシフォンは格別です。しっとりとした口当たりと滑らかな舌触りが何とも言えません。

お店を出たら、近くの梅林からほのかに梅の香りが漂ってきました。来週あたり小田原城址公園に行ったら、もしかしたら梅が見頃を迎えているかも知れません。
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春一番が吹く前に

2015年02月20日 15時28分12秒 | 日記
あざみ野に着いて教室に向かっていたら、何やら高所作業車が出ていました。これは毎年この時期に行われる、街路樹であるトウカエデの枝打ち作業です。

トウカエデは春の芽吹きと共に枝葉をグングン伸ばします。特にこの街路樹のトウカエデは電線のすぐ脇に生えているので、かなり情け容赦なく枝をバッサバッサ切り落とさなければならないので、枝打ちをしている作業員さんも、パッと見た感じでは「そんなに伐っちゃうの?」と思うくらい相当大きく切った枝を、次々と下に投げ落としていました。

こんなに切り刻んでしまっても、新緑の頃にはまた何事もなかったかのように枝葉が伸びてくるのですから、植物の生命力には驚かされます。
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四旬節によせて

2015年02月19日 22時21分11秒 | 日記
昨日は私の誕生日でしたが、キリスト教でいう謝肉祭(カーニバル)後の四旬節の始まりを告げる『灰の水曜日』でもありました。

そして今日2月19日は、チェロの名手としても知られていたルイジ・ボッケリーニの誕生日です。この二つを合わせた動画を掲載してみました。

四旬節にカトリックで演奏されるテキスト《スターバト・マーテル》(悲しみに暮れる聖母は涙に咽びて)です。この《スターバト・マーテル》というラテン語の詩には数多の作曲家が曲をつけていて、その中でも特に有名なのはジョバンニ・バッティスタ・ペルゴレージのソプラノとアルト、弦楽合奏の作品ですが、ボッケリーニにもソプラノ独唱と弦楽五重奏による作品が残されています。

本来は全10曲で40分くらいかかる曲なのですが、どうしてもいくつかに分断した動画しかありませんでしたので、その中で比較的いい演奏のものをえらんでみました。右側に続きの動画が出てきますので、お手数ですがそれを繋ぎ合わせて御覧になってみて下さい。特に第5曲では、ボッケリーニの面目躍如と言ってもいいチェロの独奏オブリガートが堪能できます。

Boccherini - Stabat Mater Mov 1, 2 and 3
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微妙な誕生日…

2015年02月18日 19時32分27秒 | 日記
私事で恐縮ですが、今日ひとつ歳をとりました。不惑の代も、いよいよ半ばに近づいて参りました。

学生時代には、自分が40になった姿など想像だにしませんでしたが、なってみるとたいしたことはありません。日々『私』を生きている積み重ねですから、当然といえば当然です。恐らく50を迎えようが、それ以上を迎えようが、こうした感慨に変わりはないのかも知れません。

さて、独り者ながらせっかくのバースデーですから、何か食べに出かけようと思って厚木の街に出てみました。そして駅ビルに行ってみると、何だか妙に暗い…と思ったら、なんとこんな日に限って設備点検のため全館閉店していたのです!えぇ~何だよぉ、ここのレストラン街の中で決めようとおもっていたのにぃ…。

まあ、そんなことを言っても開いていないものはどうにもなりませんから、とりあえず駅ビル以外でお店を探すことにして、以前入って美味しいグラタンを堪能した南口に程近いカフェに行ってみることにしました。駅から歩くこと5分程のお店に到着すると…

『当店は12月31日を以って閉店致しました』

ガーン!!何だよぉ、厚木のカフェマップにも載っている有名なお店だったのに…。

まあ、そんなことを言っても閉店してしまったものはどうにもなりませんから、また別の店を探すことにして、もう一度駅方面に戻ることにしました。ところが、いざこうしてみると、私が把握しているお店の殆どが駅ビルの敷地内に集中しているということに気づいたのです。

じゃあもうこの際仕方ないので、食事は普通に定食屋で済ませることにしました。それで、食後のデザートくらいは奮発したいなと思って、北口から5~6分のところにあるカフェに行ってみると…

『本日都合により臨時休業致します』

ガーーン!!何だよぉ、たまに美味しいケーキ食べようと思ったのに…。

まあ、そんなことを言っても休業しているものはどうにもなりませんから、また別の店を探すことにして、もう一度駅方面に戻ることにしました。そして駅前にコージーコーナーがあったのを思い出し、どうしてもナポレオンパイが食べたくなりました。そして店の前に着くと…

『本日は休業致します』

そう、厚木のコージーコーナーは第2駅ビルの中。はい、ツミです。

…ドッカーン!!!(*`Д´)=3

もういい!折角の誕生日だってのに朝から冷たい雨は降り続くし、行くところ行くところ店はやってないし、どうしてこうなんだよ…(⊃Д`).;'

何だかどうでもいいような気分になって、とりあえず何も考えずあてどなく電車に乗りました。そして、隣の電車が海老名に着いた時に、ここの駅前にもコージーコーナーがあることを思い出して、急いで降りて向かってみた…のですが、ここまでいろんな要素が重なると、もしかしたら…

『本日ナポレオンパイは完売致しました』

なんてこともあるかも…。

そんな不安を抱えて店に行ってショーケースを見てみたら…2個残っていました!よかった!!ということで、何とか無事にナポレオンパイにありつけました。

久しぶりにこのケーキを食べてみて、こんなに甘かったっけ?!と、改めてその甘さに驚きました。今日は恐らく、晩御飯要りません…。
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まだいたのネ…

2015年02月17日 19時25分16秒 | 日記
二宮町の教室に向かう道すがら、電車の中に妙に甘ったるい臭いが立ち込めていました。何だろう?と思ったら、向かい側の座席でこの女性が化粧に勤しんでいる真っ最中でした。こういった車内化粧族、最近は見かけなくなったな…と思っていたのですが、残念ながらまだ健在だったようです。

しかしまあ見ていると、化粧中の女性の顔付きというものは見るものではありませんね。百年の恋も冷めます。アイラインを引く時の半眼半口の形相、マスカラを塗っている時の鼻の下の伸び、口紅を引いた後で唇を合わせてからの「ン~まっ!」という一連の流れ、どれをとっても一つも美しくありません。

女性の皆様方の毎日の化粧の手間については、さぞかし大変なことであろうとお察し申し上げます。ただ、化粧というものは人目を憚ってするものであって、お手洗いの別名を化粧室というのも、そこに由来しているわけです(だからこそ、たまに見かける《男性化粧室》という表記には疑問を感じるのですが…)。

改めて全国の女性陣にお願い申し上げます。揺れる電車内でファンデーションの紛々たる臭いを撒き散らかすのは止めて頂いて、せめてあと15分早起きして、揺れない化粧台の前で落ち着いて、尚且つ人目を忍んでメイクアップをなさって下さいませ。
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胡麻たっぷり味

2015年02月16日 22時37分50秒 | 日記
今日は何とも暖かい一日になりました。でも、小田原城址公園の梅の花はまだまだ蕾が固くて、先週とあまり変わり映えするものではありませんでした。

教室を終えて厚木に戻ってから、ちょっと気が向いて駅の南口にある《壱八屋》というラーメン屋に寄ってみました。すると、メニュー表に興味深いものがあったのでオーダーしてみました。それがこの『ごま塩ラーメン』です。

一見すると豚骨スープのような色をしているのですが、スープを飲んでみると口の中に思いがけないくらい擦った白胡麻の香りが広がります。なので、あまり脂っこいラーメンが苦手な私でも安心して食べられます。さすがにスープを飲み干すまでには至りませんでしたが、美味しく頂戴しました。

明日はまた冷え込む予報が出ていますので、風邪をひかないように気をつけようと思います。
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