共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

追悼 ~ カール・ベームのモーツァルト《レクイエム》

2019年08月31日 15時26分20秒 | 音楽

昨日、ガラコンサートのゲネプロをしてきました。

何とか自分の気持ちに蓋をして精一杯押さえつけていたつもりでいましたが、やはりあのルンルンのモーツァルトのフルート四重奏曲を演奏を、平気な顔をして演奏できるテンションにはなれませんでした。情けないことですが、特に自分の音楽人生の大半を御一緒した方が彼岸に発たれてしまったという事実が胸に閊えて、少しでも気を緩めると落涙してしまいそうになるのです。

先日も書きましたが、今私が弾いているヴィオラは、先輩が長年愛用されてきたものです。それを弾いているだけでも、在りし日の御姿が思い浮かんで辛くなってしまうのです。

今日も何とか気持ちを切り替えようとして練習したりしてみたのですが、独りでいるといると涙が止まりません。こんなことではいけないことは頭では分かっているのですが、気持ちがついてこないというか…こういう時に家に誰もいないというのは、実に不都合です。

そんなわけで、今日はもうすべて諦めることにしました。多分、無理です。

せめてもの故人への野辺送りに、生前故人が好きだった曲のひとつで私も何度か共演したことのあるモーツァルトの《レクイエム》を送ろうと思います。カール・ベーム指揮のウィーンフィル、グンドゥラ・ヤノヴィッツ、クリスタ・ルートヴィッヒ、ペーター・シュライアー、ワルター・ベリーといった20世紀の錚々たる面々によるものです。

明日から何とか頑張ります。今日だけ、時間を下さい。

合掌。

Mozart Requiem Karl Bohm

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ゲネプロ

2019年08月30日 23時35分15秒 | 音楽



今日は来月8日に開催予定の神奈川県央音楽家協会ガラコンサートのゲネプロ(総練習)でした。本来ゲネプロというものは本番直前にやるものなのですが、何しろ出演者数が多くて全員が集まれる日がなかなか取れなかったため、ちょっと早くになってしまったのです。

基本的には当日のプログラム順にリハーサルが進められました。一番在籍数の多い声楽から始まって、



ヴァイオリンソロやピアノソロも次々とリハーサルを進めていきました。この後にフルート四重奏曲も全曲通して演奏しましたが、私も演奏していたために写真はありません(爆)。

休憩を挟んで後半のプログラムのリハーサルが始まりました。こちらでも私は小オペラで出演するため、殆ど写真はありません。唯一撮れたのは、



自分たちの後に演奏したクラリネット四重奏だけでした。

こうしてゲネプロを済ませてみると、いろいろな課題が見えてきました。特に当日のステージングがかなり気になりますが、何とかするようにはなっているのでしょう。

いよいよ本番が迫ってきました。来月8日、お時間のある方は海老名市文化会館までお運び下さい。

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悔恨

2019年08月29日 22時55分21秒 | 日記
昨日の夜半、一通のメールが届きました。発信元は私が現在弾いているヴィオラの元の持ち主のお身内。

嫌な予感が駆け巡りました。

恐る恐る開いてみると、やはり元の持ち主の訃報でした。しかも、他界されたのは何と今月8日で、葬儀告別式等は故人の遺志によって近親者のみで執り行われており、納骨まで終わっていました。

ALSのように徐々に全身の運動機能が失われていくという進行性の難病に罹られたのをきっかけに、まだ意思疎通が出来るうちにと私に愛器を託して下さいました。それから何度かお見舞いにも伺ったのですが、今思い返しても決して十分に伺えたわけではありませんでした。日常に忙殺されていたこともありましたが、伺う度に症状が進んでいく姿を目の当たりにすると、かつてアグレッシブに動いておられた御当人に何と声をかけていいものか分からなくなってしまったことも、足が遠退いてしまった一因でもありました。

思えば先輩とは、いろいろなところで演奏を御一緒しました。あちらのオケ、こちらのアンサンブル、交響曲やオペラにも一緒に参加して、プルト(二人一組で座るオーケストラでの弦楽器の席配置)で隣になったことも何度もありました。練習帰りにはプチ打ち上げもし、楽しいお酒を呑んだことも何度もありました。

二周りほど年の差があったこともあり、御一緒する中でいろいろなことを教えて頂いたこともありました。まだ私が若い時分には、ともすると熱くなりがちな私を年長者として諌めて下さったこともありました。あの楽しかった日々は、私が此岸に住まう限り、もう再び訪れることはありません。

よりにもよって明日は来月のガラコンサートのゲネプロの日なのですが、正直なところ、こんな時にどんな気持ちでモーツァルトのあの明るいフルート四重奏曲をすればいいのか分からなくなっています。メンバーには悪いけれど、とてもあのルンルンな曲を演奏出来るような気分にはなれないのです。

でも、そんなことを言っていたら絶対に先輩に叱られてしまうことも分かっています。何とか明日までに打ち沈んだ気持ちを、出来るところまでジャッキアップしてみようと思います。

結びに、これまでの私の音楽人生の一番濃密な時期に関わって下さった故人に最大限の感謝と哀悼の念を贈らせて頂きたいと思います。

本当に有り難うございました。

合掌。
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シンプルが一番

2019年08月28日 22時21分55秒 | カフェ



今日も厚木では午前中に、ゲリラ豪雨というほどのものでは無かったにせよ、それなりにかなり激しい雨が降りました。こうした雨が続くようになると、いよいよ夏の終わりだなと思わされます。

午後になって多少小雨のそぼ降る中、今日もあざみ野の教室に出勤しました。そして今日も《雫ノ下珈琲》にお邪魔しました。

気温だけ考えるとホットにしてもいいかと思ったのですが、蒸し暑かったことが気になって考えを変え、水出しコーヒーを頂くことにしました。今日の水出しコーヒーはペルー・マチュピチュという、他所ではあまりお目にかからない豆でした。頂いてみると結構スッキリと飲みやすい、風味豊かなコーヒーでした。

コーヒーのお供にはプレーンタイプのワッフルをお願いしました。イチゴや抹茶のフレーバーのワッフルも魅力的なのですが、やはりこのお店独特のクロワッサン生地のワッフルそのものの香りや風味を味わうのであれば、生クリームとメイプルシロップだけで頂くこのシンプルなプレーンワッフルに限ります。美味しいコーヒーとワッフルを頂いて、すっかりリフレッシュできました。

ここ数日は日が落ちると、日毎に吹く風に秋を感じるようになってきました。気づけば夏休みも終わり、なんやかんや言いながらも季節は着実に秋へと進んでいるのでしょうか。

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衝撃の事実

2019年08月27日 23時38分38秒 | カフェ
今日は何だかいつもより遅くに目覚めてしまい、一日のスタートを切るのが遅れてしまいました。

こういう時、つくづく自分が自由業でよかったと思います。普通に勤め人だったら、どれだけの人に迷惑をかけてしまうことやら…。

とりあえず出遅れを取り戻すべく、昼過ぎまでは何とかやるはずだったことを済ませました。そして午後になってから郵便物を出しに郵便局に行って、その足で先日伺った《ポプラ館》に行きました。

モダンな家具の並ぶ落ち着いた雰囲気の店内で席に着き、今日はスタッフさんが勧めて下さったグアテマラのピーベリーを頂くことにしました。



ピーベリーとは突然変異体のコーヒー豆のことです。通常コーヒー豆というのは平豆と言って、赤い果肉の中に半円状の種としてのコーヒー豆がニつ向かい合う形で入っています。ところが、ごく稀に丸豆と言って果肉の中に種が一粒しか入っていないものがあり、それを特別にピーベリーと呼んでいます。

どうしてそういう結実になってしまうのか、日照不足や土壌の影響などが考えられてはいるものの、そのメカニズムは未だに解明されていないそうです。ただ、ピーベリーが収穫される割合はコーヒー豆全体の3〜5%だと言えば、その希少性を御理解頂けるでしょうか。

通常であれば二つの豆に栄養が分けられるところ、一つの豆が栄養分を独占できるためより美味しくなるとも言われています。また豆の形状が丸いため焙煎時に均等に熱が入りやすいため、より風味豊かになるとコーヒー通の方には喜ばれているとのことです。

余談ですが、かつては『ピーベリーはタンザニアでしか穫れない』と言われていたこともあったようです。しかし、実際にはタンザニアだけではなくこのグアテマラをはじめマンデリンやブルーマウンテンにもピーベリーは存在するということで、完全なる都市伝説だということだということが判明してしまいました。

いずれにせよ、何しろ収穫数が極端に少ないため、ピーベリーコーヒーを提供しているお店は殆どないそうです。そんな貴重な豆を頂けるということで、期待値が高まります。

グアテマラというとちょっと酸味が強めなものが多く見受けられるのですが、このグアテマラピーベリーは何ともまろやかで、通常のグアテマラとはかなり印象が違います。この豊かな風味は希少な豆であることは勿論ですが、一番は焙煎師氏の確かな腕によるものでしょう。

前回もそうでしたが、こちらではコーヒーをオーダーするとレギュラーサイズのカップと共にデミタスサイズのカップも提供されます。なので、例えばどちらかはミルクや砂糖を入れて、もう片方はブラックでといった頂き方ができるのです。こうした工夫も、嬉しいサービスです。

ところで今日、衝撃の事実を知りました。

今でこそ小型の焙煎機が普及し、あちこちで自家焙煎のコーヒー店が見受けられるようになりましたが、実はその小型の焙煎機を開発したのが、何とこちらの焙煎師氏であり、『自家焙煎』いう言葉の生みの親でもあるのだそうです!

当時はこれほと世の中に普及するとも思っておられなかったそうで、特許権でも取得していればよかったかなと、豪快に笑っておられました。また、お茶はともかくコーヒーは煎じるものではないから、『焙煎』の『煎』という字は何らか火偏の付く漢字にすべきだったとも仰っていました。

確かにコーヒーは煎じて出すものではありませんから、そうしたお気持ちも分かります。なので僭越ながら焙煎師氏に

「大丈夫です。『煎』の字の部首は『灬=連火(れんが)』ですから、ちゃんと火がついていますよ。」

と申し上げたら、少し納得して頂けたようでした。

それにしても、こんな片田舎の厚木の、しかも自分のかなり身近に実は大変な方がいらしたということは衝撃でした。これから更にどんなお話が伺えるかと、厚木でのコーヒータイムがますます楽しみになりました。
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効果の程や如何に…

2019年08月26日 23時35分22秒 | 日記



今日、厚木市は昼過ぎにゲリラ豪雨に見舞われました。

何だか空が暗くなってきたな…と思っていたら、バリバリバリッ!という雷鳴が轟き始めました。と次の瞬間、轟音を伴って大量の雨が降ってきたのです。その凄まじさたるや雨戸に打ち付ける雨音で、その時聞いていたステレオの音が、かなり音量を上げないと聞こえなくなったくらいでした。

しかし、ゲリラ豪雨というものは長続きしないもので30分もしないうちにピタリと止んでしまい、何事も無かったかのように日常が戻って来ました。あの時たまたま外にいた人は、さぞかし大変な思いをされたのではないでしょうか。

さて、すっかり雨が上がったのを確認して買い物に出かけました。ゲリラ豪雨に洗われてすっかり涼しくなった空気の中を歩いていたら、こんな光景に出会いました。

最初遠くで見ていた時には、誰かがゲイラカイトでも揚げているのかと思ったのですが、近づいてみたらトンビ型の凧でした。恐らく稲に群がろうとする小禽除けのために設置されたものでしょう。

ただ、写真を撮ろうとして近づいてみたら、稲田の中から大量のスズメが飛び立ったのです。いくら猛禽を模っているとは言いながら、そこはやはりバッタもん、スズメの目を欺くには至っていないようにも見えました。

稲刈りまではまだまだ日がありますが、果たしてこのトンビ凧の小禽除けとしての効果の程や如何に…。

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ヒッチコックもビックリ?!

2019年08月25日 22時22分56秒 | 日記
今日も日中の暑さを自宅でやり過ごし、ひたすら練習していました。しかし、あんまり根詰めて弾いていると頭が重くなってきてしまっていけません。

夕方になって少し涼しくなってきたので、買い物に出かけることにしました。

我が家から本厚木駅に向かう『あつぎ大通り』には、御覧のように街路樹が植えられています。昼間は心地よい木陰を提供してくれるのですが、最近は夕方になるとこの街路樹目がけて夥しい数の鳥が飛んで来て、枝に留まって一斉に囀るようになってしまいました。

恐らくムクドリではないかと思うのですが、とにかくその数たるや尋常なものではありません。写真は静止画ですから分かりませんが、実際に見ていると風もないのに木の葉が羽ばたきに触れてひっきりなしにザワザワと揺れ動いているのです。もう、ヒッチコックもビックリな光景です。

その揺れにつられて、秋でもないのに落ち葉がヒラヒラと舞い落ちてきます。そして極たまにそれに紛れて鳥さんからの素敵なプレゼントも降ってきますので、迂闊にこの街路樹の下を通ることは出来ないのです。

すっかりムクドリ(?)の議事堂と化してしまった街路樹ですが、一体いつまで続きますことやら。少なくとも冬に備えて木が葉を落とすまでは、止むことは無いと思うのですが…。
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まさかの2way!

2019年08月24日 23時52分52秒 | 日記
昨日の涼しさは幻だったようで、今日はまたしても暑くなりました。

今日は、知り合いが来月のガラコンサートのチケットを買ってくれるというので、お宅を訪ねました。チケットを渡して茶飲み話に花を咲かせていたら、思い出したように先方が

「これ、もし良ければあげるよ。」

と、これを持って来ました。はじめは何だか分からなかったのですが、これは羽織の前を留めるための羽織紐です。

紐というくらいですから、通常は糸を束ねた紐を使うのですが、この羽織紐は石で出来ています。黄色く見えるのが虎目石(タイガーアイ)で、黒く見えるのが黒曜石です。

しかもこの羽織紐、何とブレスレットにもなるという、まさかの2way仕様だというのです。ただ、私は他人様よりも手首が骨レベルで太いため、一応はめてみましたが無理でした…。

とりあえず



我が家の大島に合わせてみたら、結構いい感じでした。本格的な秋を迎えた頃に活用してみようと思います。

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厚木JAZZNIGHT

2019年08月23日 23時55分18秒 | 音楽



今日は昼頃に強烈な豪雨が降りました。すわゲリラ豪雨かと思ったのですが、思いの外短い時間で止んだのでした。

今日は我が家で練習を…と思っていたら、午後になって知り合いの方から

「今、海老名にいるので、時間があればお茶でもしましょう。」

というお誘いを受けて出かけることにしました。

本厚木駅前で落ち合って軽く茶飲み話をしてから、近くで開催中のジャズフェスに行ってみることになりました。昨日と今日、本厚木の通称はとぽっぽ公園では《厚木JAZZNIGHT》が開催されていて、様々なスタイルのジャズミュージシャンがステージに登っています。

会場に着くと、既に公園内は超満員!恐らく今までで一番の人出だったのではないでしょうか。

我々が着いた時には、ちょうど女性ジャズピアニスト率いるジャズトリオが演奏の真っ最中でした。普段から厚木のライブハウスでもライブをしている人らしく、固定ファンも少なからずいるようでした。

その次には



日産社員で編成されたビッグバンドのステージでした。主にカウント・ベイシーのナンバーを中心としながら、ヘレン・メリルの『You'd be so nice to come home to』といった名曲も披露し、拍手を浴びていました。

大トリは



毎度お馴染み在日米軍軍楽隊メンバーによる演奏です。開始早々からノリノリのスウィングジャズを展開し、一気に会場の空気を掴みました。そして、



途中でホーンセクションとギターが姿を消し、ピアノとベースとドラムだけになったと思ったら、ピアノがおもむろにマイルス・デイヴィスの『Kind of blue』を奏で始めたではありませんか!そこから暫くはこの3人でのブルーノートジャズの世界が展開され、会場からやんやの拍手が贈られていました。特にベーシストのインプロヴィゼーションプレイが素晴らしく感動的で、盛んに拍手を受けていました。やはりベースが安心して聞けるアンサンブルはいいものです。

最後は



また全員参加のステージとなり、アップテンポな曲を繰り広げて会場は大盛り上がり。終演後は拍手喝采だったのは言うまでもありません。

如何せん、一番雰囲気が盛り上がってきた時に『周辺住民への配慮』で終わらせられてしまうダサいこと極まり無いジャズフェスですが、過ぎ行く夏を惜しむ中で上質の音楽を楽しむことができました。初めて来たという知り合いの方にも喜んでもらえたようで何よりでした。

帰り道、ふと吹く風の涼しさに、秋の訪れを感じたのでした。

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実用ではないですが

2019年08月22日 23時20分42秒 | 日記



昨日の夜中、厚木では久々のゲリラ豪雨が降りました。私は自宅に着いていたのですが、突然雨戸を叩く強烈な雨音がし始めたので風呂場の窓を開けてみたら、洗車機の中に入ったような豪雨が降っていてビックリしたのです。

今日も降水確率40%という微妙な予報の下、たまプラーザの教室まで出勤しました。そこで大人の生徒からこれを頂きました。

これはいわゆる末広です。特にこうした骨の数が少なく幅の広い扇は蝙蝠扇(かわほりおうぎ)といって、平安期以降上流階級の男性が好んで使っていました。

しかし、この蝙蝠扇は骨の長さが30cm以上ある大判なものなので、実際に扇ぐために使うにはデカ過ぎます。なので、主に茶室の床柱等に掛けて飾るためのものです。何でも、親御さんがお茶をされていた時に使っていたものらしいのですが、お年を召してお茶もされなくなったのでいろいろと処分していた中で出てきたもの…とのことでした。

頂いたはいいものの、さてどうしようか…と思ったのですが、ふといい使い道を思いつきました。いずれ有効活用しようと思います。

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映えるサイダーゼリー

2019年08月21日 23時05分25秒 | カフェ
今日は昨日よりも更に気温が下がりました。しかし湿度は尚も上昇し、晴れ間も見えながらも絶対にいい天気にはならないであろうことが容易に想像できる天候となりました。

そんな不快な天候を背中とクセ毛に感じながらあざみ野に出勤し、《雫ノ下珈琲》にお邪魔しました。とにかく何らかスカッとしたかったのですが、ちょっと面白いメニューがあったのでオーダーしてみました。『フルーツサイダーゼリー』です。

見た目にも涼し気なガラスの器にスカイブルーに染まったクラッシュゼリーが敷き詰められていて、その上にダイスカットされたフルーツがのっています。写真だと分かりにくいのですが、ゼリーの中に柚子茶が入っていて、柑橘ピールのほろ苦さをプラスしています。そしてフルーツの上からサイダーが注がれ、ミントが添えられています。何とも涼し気な、夏ならではのスイーツです。残り一杯分だった水出しマンデリンコーヒーと共に、美味しく頂戴しました。

猛暑日からは開放されたものの、まだまだ暑い日が続くようです。なので、もう暫くこちらで頂くコーヒーは水出しコーヒーになりそうです。それはそれで、大変贅沢なことなのですけれどね。
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伝説の喫茶店

2019年08月20日 23時31分58秒 | カフェ
今日は昨日と比べてだいぶ過ごしやすい陽気でした…と言っても最高気温は31℃あったのですが、それでも37℃もあった先日と比べればマシです。

今日は厚木市恩名にある《ポプラ館》という喫茶店にいきました。こちらはかつて厚木市内の別の場所で長年営業されていたのですが、何年か前からこちらに移転して来たということを教えてもらったので、行ってみようと思い立ったのです。

落ち着いた雰囲気の店内に入ってカウンター席に着き、自慢の自家焙煎コーヒーメニューを中心にいろいろと見てみました。悩みましたが、初回ということもありましたので今回はお店のオリジナルブレンドコーヒーをお願いしました。

サイフォンで淹れたコーヒーの香りが店内に漂う中、ブレンドコーヒーが運ばれてきました。こちらのお店でホットコーヒーをオーダーすると



通常サイズのコーヒーに加えて、オーダーと同じコーヒーのデミタスカップにプリンまで着いてきます。これで¥800だというのですから驚きです。

今日焙煎したばかりだというオリジナルブレンドは苦味の奥にほんのりとした甘さを感じる優しい風味で、ブラックで十分に頂けます。もう少し味わいたい…という時に、このデミタスカップは大変嬉しい存在です。プリンは濃厚ながらも甘さ控えめの割としっかりとした堅焼きタイプで、ほろ苦いカラメルソースとの相性は抜群です。

こちらはかつて『一杯二万円のコーヒー』という究極のコーヒーがメニューにあったという、伝説の喫茶店でした。それが形を変えて、我が家から徒歩10分程のところに出来たということは、喜ばしいことです。

折角知ったことですし、今後は折を見て伺ってみようと思います。

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ビックリしました

2019年08月19日 20時02分16秒 | 日記
今日は曇天模様だったこともあってか、昨今のようなジリジリした暑さにはなりませんでした。ただ、その分湿度はなかなかの高さで、ジメジメとした暑さには見舞われたのでした。

月曜日ですが、夏休み中は小田原の放課後子ども教室もありませんし、今日は何だか強い雨が降る予報も出ていたので、家で大人しくしていることにしました。

件のモーツァルトの練習をしていたら、遠くから消防車のサイレンが聞こえてきました。

『どっかで火事でも起こしたか?』

と思いながら練習を続けていると、サイレンがどんどん近づいてきました。そして、我が家の前でピタッと止まったではありませんか!

『?!』

と思いつつ雨戸を開けてみたら、上のような光景が…。どうやら隣のマンションに向かって、慌ただしく消防士の皆さんが動いています。

すわ火災発生か?!と懸念していると、一人の消防士さんが作業スペース確保のためのカラーコーンを置きにきたので、

「火事ですか?」

と聞いてみました。すると

「いえ、救助案件です。火災ではありませんので御安心下さい。」

と答えて下さいました。どうやら隣のマンションの一室で複数の人たちが何らかの原因で倒れたらしく、原因として一酸化炭素中毒の危険性も排除できないので、こんなに大騒ぎになってしまったようです。

作業中に降り始めた雨が、段々と強くなってきました。こんな悪天候の中でも市民の安全のために動いて下さる消防隊員と救急隊員の皆様には、本当に感謝です。何度か救急車のお世話になった私としては、切実にそう思います。
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暑いよニャ〜…

2019年08月18日 21時38分16秒 | ネコ(=゚ω゚=)
今日は曇りがちな空模様だったこともあってか、昨日と比べると少しは落ち着いた感じの気温となりました。とは言え、暑いものは暑いことに変わりはありませんが…。

何も予定の無い日曜日ということもあり、何となく遅くに目を覚ましてから、今日はまたひたすらモーツァルトの練習をすることにしました。途中で空腹になったので、気分転換がてら買い物をしに出かけることにしました。すると、たまたま通りかかった公園の片隅の石の上にこの子が座っていたのです。

しばらく観察していたのですが、人慣れしているのかこちらが視線を送っていてもさして逃げる様子もなく、かなりの時間こんな感じでじっとしていました。それでも、しばらくすると飽きたのか、それとも自分の体温で石が温まってしまったのか分かりませんが、



今まで座っていた石から降りると、ツツツツッ…と歩いて舗装した通路のほぼど真ん中に座って目を閉じました。恐らくここが冷たくて気持ちいいのでしょう。

それからは人が通ろうとしようが何があろうがお構い無し、ひたすらジッ…と目を閉じてドデンと座り込んでいました。これはシャッターチャンス!とばかりゆっくりと近づいて間合いを縮めていると…



「ニャンか用か?!」

とばかりに睨まれました。どうやら安眠妨害だったようです。失礼しました^^;。

でも、はからずも谷中で撮影して以来、久しぶりにネコ写に成功しました。また会えるといいな…と思いつつ、後ろ髪を引かれながら買い物に向かったのでありました。
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爽やか涼菓

2019年08月17日 23時55分46秒 | 日記


再三天気予報で脅された通り、今日は今季一番の暑さとなりました。何しろ

「命の危険に及ぶ暑さ」

と散々ニュースでアナウンスされる如く、厚木市でも37℃を記録することとなりました。もう、具合が悪い時の体温並みということを考えただけでも、具合が悪くなりそうです。

「不要不急の外出は控えて」

という報道にもメゲず、今日は以前から約束していた知人のお宅に出かけました。長年勤められた職場を退職されたとのことで、友人知人が集まって慰労会と称する食事会を催すことになっていたのです。それがまさかこんな暑さの日となろうとは…。

美味しいお料理に舌鼓を打ちつつ、積もる話に花を咲かせながら楽しい時間を過ごしました。食後のデザートは私が用意したのを冷蔵庫て冷やしておいてもらっていたのを出してもらいました。

これは本厚木ミロードのデパ地下で物色していた時に見つけた和菓子です。マスカット風味の透明なゼリーの中に、羊羹を型抜きして作った朝顔が浮かんでいるもので、見つけた時に

『これだ!』

と思って購入しました。

見た目にも涼し気な和菓子を素敵なお皿にのせて食卓に並べて頂くと、皆さん喜んで下さいました。私も一安心です。

様々な話で盛り上がりましたが、年回り的にアラフィフ世代が多かった今回は特に体調管理の件が一番盛り上がりました。

「とにかく熱中症にはならないように気をつけなくちゃね。」

というのがほぼキーワードになっていたような気もしますが、また笑顔で集えるようにしようという話でお開きとなりました。

またこうした楽しい時間を過ごすことが出来るよう、私自身も気をつけようと思った一日でした。

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