共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

もはや何だか…

2017年05月31日 23時56分10秒 | 
昨日に引き続き、今日も日中は暑くなりました。何ならもう、このまま残暑まで引っ張っていってもらった方が楽なんじゃないか…という、下らないことを思いついてしまうくらいです。

ところで今日道を歩いていたら、こんなゴージャスな紫陽花が視界に飛び込んできました。

何と言いましょうか…今までにも《墨田の花火》のような『金平糖咲き』と呼ばれる八重の花はありましたが、昨今は遂に花額そのものが咲き分けになる時代になったようです。

紫陽花は、植えられた土地のpHによって花の色が青くなったり赤くなったりすることからリトマス試験紙にも例えられます。しかしこうなってしまっては、最早そんな指標にすらならないのでしょう。

別にそれがいけないわけではありませんか、こうしたゴージャスなハイドランジアに圧されて日本古来の紫陽花の花の存在感がどんどん薄れてしまっているような気がしてしまうのは私だけなのでしょうか。
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ハイチュウのアイス?!

2017年05月30日 23時24分25秒 | 日記
あ~暑い…。もう…何なんでしょう?まだ5月ですよ?今からこんなんじゃ、夏休み頃なんてどうなってしまうのでしょうか…。

コンビニに行っても、ついアイスクリームケースの中に目をやってしまいますが、今日こんなアイスがあったので思わず買ってしまいました。何とハイチュウのアイスクリームです。

食べてみると



中もなかなかハイチュウっぽくなっていて笑ってしまいます。

ただ、最初は見た目だけなんだろうなと思っていたのですが、少し溶けてくると中の色の薄い部分に独特の粘りがあることに気づきました。はじめは『何だろう?』と思いながら食べていたのですが、どうやらこの部分にはちゃんとゼラチンが使われているようで、そんなところまで本家ハイチュウにこだわっていることに感心してしまいました。

聞くところによるとコンビニアイスは2週間ほどで入れ替わってしまうらしいので、気になる方はお早めにお試し下さいって
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(∋ω∈)…

2017年05月29日 22時32分11秒 | ネコ(=゚ω゚=)
今日も日中はかなりな暑さとなりました。小田原も先週に負けず劣らず厳しい暑さに見舞われ、道行く人たちは皆目を細めながら眩しさと戦っていました。

しかし、そんな人間どもの苦労を知ってか知らずか、お堀端通りの中程にある旧幸田門跡土塁の石ベンチの上では、いつかのネコダルマが今日もチンと座りこんで爆睡していました。今日はここまで近づいてもピクリともしません。

どうやらこの子を含めたこの界隈の野良たちは餌付けされているらしく、この後にネコ缶やら何やらを大量に持った御婦人が現れてニャンごはんの準備に取りかかっていました。しかし、一方でこのすぐ横には『犬や猫に餌付けしないで下さい!』という看板も立てられていて、糞害等を訴えていました。

う~ん…。

いや、部外者としてはどちらの心情も分かるだけに、何とも複雑な心境になります。確かに野良ちゃんたちはちゃんと躾られていませんから、街を汚してしまうことも多々あるかと思います。でも一方で、野良ちゃんたちが安心して闊歩できる街というのは平和だということですから、そう言った意味で彼等は現代版平和の象徴的存在とも言えるのだと思うのです。

ネコ好きもそうでない人も、そして当事者であるニャンコたちも、それぞれが共存共栄できるような社会というものを作り出すための落とし処はないものか…と、平和な寝顔を見ながら考えずにはいられないのでありました。
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一周年記念ライブ

2017年05月28日 23時01分32秒 | 音楽
今日は毎月末恒例となった本厚木の総合施設アミューあつぎ前野外ライブの開催日です。昨年5月から始めて、丸々一周年を迎えました。

お昼過ぎから、愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさんからライブをスタートさせましたが、風薫る5月の爽やかな空気に誘われてか沢山の方が足を止めて、ベンチに座って聞いて下さいました。

その波は



常連のゴスペルグループになっても



これまた常連のギターデュオになっても途切れること無く、多くの方々に聞いて頂くことが出来ました。

手探りで始めるだけ始めてしまったこの野外ライブも、気づけばもう丸一年続いたということにビックリです。

こうした音楽活動ができるのも、発案者のみらいあいこさん、我々の活動に賛同して動いて下さる厚木市役所生涯学習課の方々、毎度重いものを運んで下さるスタッフさん、参加して下さるアーティストの皆さん、そしてお客様方のおかげです。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

来月は施設側の都合によりライブは見送ることになりました。次回は7月末になりますの、宜しくお願い申し上げます。
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『慈悲』の姿、様々

2017年05月27日 23時58分27秒 | スピリチュアル
今日は日中は久しぶりの夏日となりました。しばらく涼しい日和に慣れかけていた身体に、この暑さは堪えます…。

そんな中、今日は郵便局預かりになっていた郵便物を受け取ってきました。本当はもっと早く届いていたのですが、配達の都合と私の都合とがなかなかリンクせず、やっと今日になって受け取れました。

届いたのは、様々な仏像の写真の絵葉書です。これは、私の知り合いのピアニストのお母様がお好きで集めていらしたものだそうですが、遺された側としてもどうしていいやら決めあぐねていたものということでした。

そして先日

「もし良ければもらってくれないかしら?そうでなければ焚き付けにでもしちゃおうと思うんだけど。」

という連絡があり、焚き付けだなんて勿体ない!ということで頂戴することになったのです。

封を開けてみると、中には様々な仏様の絵葉書が入っていました。一部重複するものもありましたが、恐らくお母様が様々なお寺に参詣されたり美術展に足を運ばれたりした時にお求めになられたであろうメジャーなものからマニアックなものまでが、100枚ほどの束になっていました。

こうして見ると、仏様というのは様々な姿かたちで我々衆生の前に現れるものです。ただ穏やかなだけでなく、時には大日如来が火焔の光背をまとった憤怒の形相の不動明王に化身して、愚衆に改心を迫ることもあるのです。

よく仏典で『慈悲』ということが説かれますが、一般に使われる『慈悲』という言葉は、本来の意味合いと違ってきてしまっているというお話を、かつてあるお寺の僧侶から伺ったことがあります。それによると『慈悲』とは本来『慈父の情』と『悲母の愛』という二つの側面を併せ持つ言葉だというのです。

『慈父の情』とは、獅子が時に自らの子を千尋の谷に突き落とすような厳しさを差し、『悲母の愛』とは、たとえ我が身を八つ裂きにされようとも我が子だけは守りぬいてみせるという無償の愛を差します。そして、これらはどちらか一方だけではダメで、その両方を併せ持ってはじめて『慈悲の情愛』と言えるのです。そうでなければ、厳しさだけだと単なる肉体的精神的虐待になりかねませんし、ひたすら無償の愛を注ぐだけだと世間知らずの甘ったれに育ててしまう恐れがあるのです。

ともすると昨今は、感情に任せて我が子が死ぬ程の虐待をする親や、他人の物を盗ったりして迷惑をかけていてもキチンと叱れないどころか「うちの姫、うちの王子は悪くない!」と庇いだてして憚らない2チャンネルのネタみたいな親がいたりしますが、これらは皆『慈悲の情愛』の意味を取り違えていることに他なりません。そんな親に育てられた子供は、大なり小なり性格のねじ曲がった図体ばかりでかい『イタい人間』に育ちます。それは本人にとっても社会にとっても、大いなる損失なのです。

子供を叱るということは勇気を伴います。何故なら、叱る側の大人は自身の人格と理性をかけて全身全霊で、しかも至って冷静にぶつかっていかなければならないからです。これは相当の精神力と体力を消耗します。しかし、それでも怯まず真正面から対峙することが、人生の先達たる大人の役目です。

ただ、そうは言っても人間のすることですから力量に限界はあります。そうした時に、昔は神仏の威徳を借りて「御天道様に顔向け出来ないようなことをするんじゃありません」とか「仏様のバチが当たるよ」とか「恥を知りなさい」と言って叱られたわけです。

先日再認識した《神棚拝詞(かみだなはいし)》の文言にも『直き正しき真心もちて誠の道に違ふこと無く、負ひ持つ業に励ましめ給ひ、家門高く身健やかに、世のため人のために尽くさしめ給へ』とあるように、かつて日本人は普段から天地神明に恥じない生き方をしますと誓願を立てて生きて来たはずなのです。しかし、昨今は宗教的な意味合いを含むことを口にすることそのものがタブーのようになってしまっていますから、そうした宗教的倫理観も備わりにくくなってしまっているのでしょう。

はからずも我が家においで頂いたこれら諸尊の御姿を拝し、改めて身の引き締まる思いを再認識したのでありました。
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やめてほしいんだよね(¬∀¬;)

2017年05月26日 23時02分47秒 | ネコ(=゚ω゚=)
天気予報通りになかなかの強い雨が降る中、教室に向かう前に用があって町田に新しく出来たloftに立ち寄りました。

目的のものを購入してから、よせばいいのに文房具コーナーに寄ってみることにしました。そうしたら、こんなニャンコと目が合ってしまい、購入してしまいました…。

このニャンコの首にあるファスナーを開けて



底にある出っぱりを中に押し込むと



何ということでしょう、ピアノの脇に置くのに丁度いいペンケースに早変わりしたではありませんか!

しかも、傾けた頭の部分には



消しゴム収納機能まであるという念の入れ様です。

何にもせよ、これがまたピアノの鍵盤横のちょっとしたスペースに置くのにジャストフィットな大きさなのです。

ちょっと散財しましたが、これから先の使い勝手を買ったと思えば問題ない…ですよね?
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鉄ちゃんではありませんが

2017年05月25日 23時12分28秒 | 日記
今日、教室に行く前に町田の東急ハンズに行さったら、ハンズの入っている東急ツインズビルの渡り廊下で《トレイン・フェア》なるものが開催されていました。

いわゆる旧国鉄並びにJRをはじめとした関連商品の払い下げものやプラレール等の即売会でしたが、中にはトワイライトエクスプレスのヘッドマークや、東北地方民には懐かしい仙台↔盛岡を走行していた急行『くりこま』の差し換え看板等、なかなかの掘り出し物が並んでいました。

そして、



お約束のJRコスチュームもズラリと並んでいました。

私はいわゆる鉄ちゃんではありませんが、こういうものを見ると何かこう血が騒ぐといいますか、興奮するといいますか…実家の自室の窓から線路が近かったこともあって、日毎夜毎に通る電車を見ていましたから、その記憶が甦ってくるのでしょう。

このフェアは今月28日まで、開催されています。
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あったんですねΣ(・ω・ノ)ノ

2017年05月24日 23時28分05秒 | スピリチュアル
先日参詣した六所神社や



鈴鹿明神社で、暦を頂戴していました。

日々の六曜などをつぶさに目を通していたのですが、その中に『祓詞(はらひことば)』、いわゆる

「掛けまくも毘き…」

と神職が神前で奏上する祝詞(のりと)が載っていることに気づきました。

へぇ、こんなの載ってるんだぁ…と思いつつ読んでいたら、その次に《神棚拝詞(かみだなはいし)》なるものが載っていることに気づきました。つまり、各家庭の神棚に奏上する祝詞が載っていたわけです。

『そんなものあったんですか?!Σ(・ω・ノ)ノ』

と大いに驚いたのですが、そういえば祖父が健在だった頃、朝晩神棚に向かって何やらゴニョゴニョ唱えていたことを思い出しました。もしかしたら、あれがそうだったのかも知れません。

そんなことを考えながら目を通してみました。


此(これ)の神床(かむとこ)に坐(ま)す

天照大神(あまてらすおほかみ)、産土大神(うぶすなのおほかみ)等(たち)の大前(おほまえ)を拝み奉りて(おろがみまつりて)恐み恐みも白さく(かしこみかしこみもまをさく)

大神等(おおかみたち)の広き厚き御恵(みめぐみ)を辱み奉り(かなじけなみまつり)、

高き尊き神教(みをしへ)のまにまに直き(なほき)正しき真心持ちて、誠の道に違ふことなく負い持つ業(わざ)に励ましめ給ひ

家門(いへかど)高く身健(すこやか)に世のため人のために尽くさしめたまへと恐み恐みも白す


というものです。

よし!折角知りましたから、今晩から早速奏上してみようと思います。先ずは拡大コピーじゃ~っ!ε=(ノ・∀・)ツ
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懐かしや( =^ω^)~♪

2017年05月23日 22時05分22秒 | 日記
今日、我が家の近所のコンビニにこんなお菓子が売られていました。いわゆる干し納豆です。

茨城にいた時にはよく食べていました。親が酒のアテに買っていたのをよくおやつに食べてしまって怒られたものですが、それも今となってはいい思い出です。

入れ替わりの激しいコンビニのことです。いつまで置いてあるか分かりませんが、せめてある間に買っておこうこと思います。
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報徳二宮神社

2017年05月22日 19時35分27秒 | 神社仏閣
今日は小田原の教室の日でしたが、小田原に着いてみたら厚木よりも暑くてビックリでした。それもそのはず、今日の小田原市の最高気温は30.5℃と、今年一番を記録していたのであります…(;´д`)。

そんな5月とは思えないような暑さの中、教室に行く前に小田原城址公園内にある報徳二宮神社に参詣しました。桜の時期以来でしたが、境内はすっかり新緑に包まれていました。

こちらの御祭神は、言わずと知れた二宮尊徳翁です。明治27(1894)年に、尊徳の教えを慕う伊勢・三河・遠江・駿河・甲斐・相模の6か国の報徳社の総意によって、尊徳の生誕地である小田原の旧小田原城二の丸小峰曲輪の一角に創建されました。

この境内の一角に、かつてどこの小学校にも設置されていた二宮金次郎の銅像があります。



この像は昭和3年、昭和天皇御即位大礼記念として神戸市の中村直吉氏より寄進されたもので、当時のメートル法普及の意図を反映して、身長がちょうど1メートルに作ってあります。かつてこれと同じ像が全国の小学校に向けて約1000体作られたのだそうですが、その殆どが太平洋戦争時に金属供出に遇ってしまい、当時のもので現存するのはこの1体だけなのだそうです。

最後に恒例の



御朱印を頂戴して参詣を終えました。

こちらでは表参道に面している一の鳥居の架け替えが予定されているのだそうです。既に御用材は切り出しを終えているということですので、近年中にも新しい鳥居が御目見えすることになるやも知れません。今からそれを楽しみにしようと思います。
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いみじくも…

2017年05月21日 23時04分58秒 | スピリチュアル
これは、先日座間神社に参詣した際に購入した『水琴窟御守』です。

『水琴窟(すいきんくつ)』とは、主に茶室や日本庭園に凝らされた意匠のひとつです。

蹲(つくばい)の近くに甕(かめ)がひとつ埋まるほどの穴を掘り、穴の底の土を突き固めて玉石を敷き詰め、水の染み込みを遅らせる仕組みを施します。この上に、底の中央に500円玉くらいの穴を開けた甕を上下逆向きに設置して埋め戻し、甕の底の部分が見えないように玉砂利を敷き詰めて隠します。

蹲で手水を使うと流された水が甕の穴から甕の中に落ち、水滴の音が甕の中で反響して、まるで珠を転がすような妙なる音を響かせます。この仕組みを水琴窟と呼び、特に茶席の蹲の近くに好んで据えられました。

座間神社は霊泉を祀ったところから始まる御社ですから、その関係でこうした御守が置いてあったのではないかと思います。それか、もしかしたら実際にお庭に水琴窟があるのかも知れませんが、確認は出来ていません。

この水琴窟御守は、その水琴窟の音色に見立てた音色の鈴が着いているものです。普通の鈴と違う、いわゆるメロディボールのようなシャリンシャリンという涼しげな音色の鈴なので、音がするとそれなりに目立ちます。

ところで、実は私はもうひとつ《水琴窟御守》を持っています。それが



この白い水琴窟御守です。

これは今から3年ほど前に祖母の見舞いで茨城県日立市に行った折、帰りがけにに子供の頃よく行っていた神峰神社(かみねじんじゃ)へ参詣した際に購入したものです。かつては楽器のケースに着けて歩いていたのですが、根付け紐がほつれて切れそうになってしまったため、今ではズボンのポケットに入れて歩いています。

ところで、つい最近気づいたのですが、この二つの水琴窟御守の鈴の音が驚くくらいに似ているのです。似ているというより、ほぼ同じ音なのです。

購入した時期も場所も、恐らく製造元も違うはずなのに、こんなにも似たような音がするなんて…何だか不思議なものを感じずにはいられません。

座間神社の方もいずれ紐が切れて無くしてしまったりしないように大切に使っていこうと、改めて思ったのでありました。
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座間郷総鎮守 鈴鹿明神社

2017年05月20日 22時57分46秒 | 神社仏閣
今日は人と会う用事があって、座間市に出掛けました。それで、用事自体は割りと早くに終わってしまったので、以前から気になっていた《鈴鹿明神社》という御社に参詣してみようと思い立って行ってみました。

座間駅から10分程歩いて急坂を下ると、その先に鈴鹿明神社の鳥居があります。稲荷社や厳島神社等の摂社が並ぶ中を進むと、拝殿が見えてきます。



創建は欽明天皇の御代と云いますから、先日参詣した座間神社とあまり違わない頃と推定されています。御祭神はなんと伊弉冉尊(いざなぎのみこと)と素盞嗚命(すさのをのみこと)の親子です。

社伝によれば欽明天皇の御代、伊勢の鈴鹿郷の神社例祭の折、御神輿が海上を渡御していたところ突然の暴風雨に見舞われて御神輿ごと流されてしまい、漂流の末に遥々相模湾の東峯に漂着し、それを見つけた沿岸の里人の手によって運びあげられ、この地に《鈴鹿大明神》として祀られたのが始まりということです。その後、座間神社が武相総鎮守とされたのに対して、こちらは現在の座間市と相模原市のほぼ全域、並びに大和市の一部にまで跨がる広大な座間郷の総鎮守として、現在に伝えられています。

ちょうどお宮参りの神事が始まるところでした。祝詞に合わせて頭を垂れると、新緑独特の薫りを乗せた風が境内を吹き渡ります。拝殿の周りには梅の木や枝垂れ桜の木がありましたから、春に来たらさぞや美しいことでしょう。

と、境内の一角に目をやると…



出ました!もはや拙ブログではすっかりお馴染みになった『宮鐘』でございます。

この鐘は、撞木で撞く場所を示す撞座(つきざ)のデザインが蓮の花の形ではなく三つ巴紋になっていました。つまり、この鐘は何処かのお寺にあったもとを流用したものではなく、明らかに神社に設置されることを前提として鋳造されていることを示しているのです。宮鐘について、またひとつ謎が深まりました…。

最後に



御朱印を頂戴して参詣を終えました。

いつも電車の中から看板だけ見て気になっていた御社に行くことが出来て、とても有意義な一日となりました。
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赤いクラムチャウダー?!

2017年05月19日 23時43分48秒 | カフェ
ここ数日、過ごしやすい気候がツヅイテイマシタ。が、今日は何だかジリジリと気温が上昇し始めていて、何だかイヤな予感しかしません。

そんな中、教室に行く前に《Cafeあつめ木》でランチを頂くことにしました。メニューを開くと、ちょっと面白そうなものがあったので、今日はそちらをオーダーすることにしました。

今日の日替わりスープは『マンハッタンクラムチャウダー』です。

私の一方的な思い込みで、クラムチャウダーというからにはミルクベースの白いスープが出てくるのだろう…と思っていました。ところが出てきたスープを見てビックリ!何と赤いスープのクラムチャウダーが出てきたのです。!

トマトベースのスープの中にはアサリの剥き身に、角切りのニンジン、玉ねぎ、ズッキーニ、ベーコンがたっぷりと入っていて、実に食べ応えのある具だくさんスープでした。詳しいお話を伺うのを忘れてしまったのですが、もしかしたらこれがマンハッタンスタイルというもの…なのかも知れません。

因みに、スープの上に添えられているグリーンはオレガノの葉だそうです。ドライの状態のものはよく見かけますが、生のオレガノの葉を使ったのは初めてかも知れません。

ここにお邪魔すると、いろいろなものを頂けて楽しいです。食後のコーヒーと共に、美味しく頂戴しました。
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百花の王健在!

2017年05月18日 23時15分05秒 | 
ここ数日、厚木界隈は実に過ごしやすい気候に恵まれております。何ならいっそのこと、年間通してこのくらいの陽気であればいいのに…と、ひとり勝手なことを考えたりもしてしまいます。

そんな気持ちに応えてくれるかのように、教室近くのお宅の庭先に立派な牡丹が咲いていました。この目の覚めるような鮮やかな黄色は、遠くからでも十分に目を引くものでした。

今年は牡丹が早くに終わってしまった感があったためか、この牡丹はその色の鮮やかさと相俟って、通りを行き交う人たちの目を引いていました。

これが終わると、入れ違いに芍薬、花菖蒲、そして紫陽花と、次々と替わって行く花々の競演が始まります。それも楽しみです。
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神奈川最強!相模國総社《六所神社》

2017年05月17日 23時22分37秒 | 神社仏閣
今日は二宮町の教室に行く前に、大磯町にある《六所神社》に参詣しました。

ここは須佐之男之命(すさのをのみこと)の妻の櫛奈多比売命(くしなだひめのみこと)を祀った櫛奈多神社として創建されました。後に相模國の主要五社、即ち、一之宮寒川神社、二之宮川匂神社、三之宮比々多神社、四之宮前鳥神社、一國一社平塚八幡宮それぞれの御分霊を合祀し、元の櫛奈多神社と併せて《六所神社》と号しているという、言うなれば神奈川県下最強の御社であります。

前回参詣した時には忘れていたのですが、折角御朱印帳を新調したこともありますので



御朱印を頂戴してきました。墨書が上手過ぎない感じがいとをかし…。

こちらの御社に至る参道に、大きなケヤキの御神木が立っています。推定樹齢は600~700年という古木で、かなり太い注連縄が張ってあるので分かりやすいのですが、



道を作るにも真っ直ぐに作らずに神木に遠慮してちょっとくねらせて舗装したり、電線を張るにも敢えて枝に合わせて電線をたわませたりと、地域の人たちにとても愛されていることが分かります。

最強の御社の御神徳を感じながら、すっかりリフレッシュすることができました。
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