今日は勤務先の小学校の運動会本番でした。ここ最近晴天に恵まれていたこともあって天候はあまり心配していませんでしたが、今日も早朝から抜けるような快晴の空が広がり、日中は少し暑いくらいになりました。
ここ数年はコロナ禍に振り回されて学年を区切ったブロック開催となっていましたが、今年は実に3年ぶりに全校開催となりました。今まで一家族あたり一人しか認められていなかった観覧も三人まで認められるようになり、会場内もかなり賑わった感じとなりました。
勿論、全てがコロナ禍以前の仕様に戻ったわけではなく、競技以外の時にはマスクの着用が必須となり、競技前後には手指のアルコール消毒が徹底されました。応援も極力声を出さずに、子どもたちも保護者たちも拍手で応援するスタイルがとられました。
間際までアタフタしていましたが、いざ始まってしまえば特に大きなトラブルも無く、至極スムーズに運んでいきました。6年生が障害物競走の道具の出し入れや設営をキビキビと行ってくれたおかげで、競技の入れ替えも素早く進みました。
今回個人的に感動したのが、各学年毎に披露されたダンスでした。1・2年生、3・4年生、5・6年生がそれぞれに演技を披露しましたが、子どもたちは今まで練習してきた成果を遺憾なく発揮してくれました。
今日を迎えるまでには、様々な困難がありました。
振り付けが覚えられなくてイライラして小道具を投げてしまう子、注意力散漫でフォーメーションチェンジの時に何回やってもアタフタしてしまう子、近くの子とお喋りしてしまって先生の説明を聞いていない子、
「何でこんなことやらなきゃいけないんだ」
と不貞腐れてチンタラチンタラしか動かない高学年の子…とにかく学年毎にいろいろな子たちがいたのが事実でした。その度に指導しておられる先生方のイライラも募っているのが手に取るように分かるので、先生方が爆発してしまわないうちに注意して回るのが私達支援員の仕事でもありました。
先生方も通常授業をしながら、如何に子どもたちが覚えやすく、尚且つ見映えがするものにするかを考えに考えて振り付けやフォーメーションを決めておられました。その御苦労が分かるだけに、何とか子どもたちに動いて覚えてもらおうとこちらも必死だったのです。
そうして迎えた本番でしたが、蓋を開けてみれば子どもたちはみんな時間をかけて覚えたダンスを精一杯披露してくれました。演技終了後、やり切った子どもたちの笑顔を見ていたら、危うく彼らの前で泣きそうになったのは内緒です(汗)。
全ての競技が滞り無く終了して閉会式が終わった後、高学年の子どもたちと一緒に使った道具や低学年の子どもたちが座っていたパイプ椅子の片付けを一気に済ませました。そして学年毎に記念撮影をしたのですが、その撮影を担任の先生がしようとしていたので
「先生、折角ですから子どもたちと写ってください」
とカメラをお預かりして撮影もしました。
子どもたちを無事に送り出してから軽く掃除をして、今日の全ての業務が終了しました。その頃には、昨日の礫拾いスクワットの筋肉痛が思い出したようにジワジワと効き始めてきて、ちょっと足を引きずるようにしながら小田原駅へと向かいました。
そのまま帰ろうかと思ったのですが、駅に着いたらものすごく空腹感に襲われたので、駅の近くにあるBURGER KINGで
ハンバーガーにポテト、チキンナゲットにアップルパイまでついたセットを食してきました。すると、後ろから肩をツンツンされたので
『?』
と思って振り向いたら、何とさっき送り出した子の一人が家族でランチに来ていたようで、私を見つけてわざわざ挨拶にきてくれていました。
思わぬ再会にビックリするやら、気を抜いて食事をしていたところを見られて気恥ずかしいやらで、一人でやたらと慌てました(汗)。それでも、
「今日は本当に頑張りましたね、お疲れ様でした。明日と月曜日はお休みですから、十分に身体を休めてくださいね。」
と伝えて別れ、私も帰路につきました。
自宅に着いた頃には、身体全体がバキバキになっていました。昨日の礫拾いスクワットにプラスして今日のあれこれが重なったことで、一気に疲れがきたようです。
今日はゆっくり風呂にでも浸かって、早目に就寝します…。