共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

皇紀2685年紀元祭@相模國一之宮寒川神社

2025年02月11日 15時15分15秒 | 神社仏閣
今日は皇紀2685年紀元節ということで、相模國一之宮寒川神社に参拝することにしました。昨年は来られなかったので、2年ぶりということになります。



気温9℃の寒空の下、寒川神社の鳥居をくぐり、手水を遣ってから



弁財天のねぶたが掲げられた神門に向かいました。実はこのすぐ横には御祈祷の列ができていたのですが、



どんだけ待たされているんだ?!と思うほど大勢の人々が並んでいました。

神門をくぐると、



壮麗な拝殿が見えてきます。さすがは相模國一之宮の称号に相応しい社殿です。

やがて



白妙の装束に身を包んだ神職と、氏子や神輿会、市長や町議会議員たちの列がやってきました。そして、





宮司をはじめとした神職たちが拝殿に入り、巨大な太鼓が打ち鳴らされて『皇紀2685年紀元祭』が始まりました。

宮司の一礼に続いて、





開かれた本殿の扉の中に神撰が次々と運ばれていきました。そして宮司によって祝詞が奏上されたあと、



巫女たちによって『浦安の舞』が奉納されました。

本当ならどうがを撮りたかったのですが、賽銭にジャラ銭を投げ込む音や躾けられていないクソガキの雄叫びといった周りの騒音があまりにもやかましくて断念しました。なので『浦安の舞』については、以下の動画をご参照ください。



その後、参列者たちが神前に玉串を捧げ、宮司による一礼が捧げられて儀式は終わりました。そして、





儀式を終えた神職たちが参集殿へと帰っていきました。

こうした厳粛な神事を目の当たりにするということは、やはり気持ちのいいものです。あたたかな日差しが降り注ぐ中でしばらく境内に滞在した後、



末社の宮山神社にも参詣して帰りました。

明日から、また小学校勤務が始まります。ただ、今日が火曜日で明日が水曜日だということを忘れないように気をつけようと思います(汗)。

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初天神で鷽替え神事

2025年01月25日 17時17分30秒 | 神社仏閣
学校がない日ということもあろうかと思いますが、今日は昼前頃まで寝ていました。やはり心身共に疲れているようで、心行くまでグダグダさせていただきました…。

とこほで、今日1月25日は初天神の日で、全国の天満宮では『鷽替え神事(うそかえしんじ)』が挙行されます。菅原道真公を御祭神とする天満宮にある鷽(うそ)は、



実在する鷽という鳥を木彫りにしたものです。

菅原道真公が大切な祭儀を行っている時に蜂が襲来したのですが、そこへ鷽が飛来して蜂を食べ尽してくれたという伝説があり、そうして災いを排除してくれたことから「災いや悪事を嘘にする」と言われるようになって、縁起物として全国の天満宮や菅原神社などで頒布するようになりました。『鷽(うそ)』という種類の鳥を模した木彫りのお守りを参拝者がお互いに取り替える、または新しいものに買い替えることで前年におきた悪いことを嘘(鷽)にして、今年の良いことに取り(鳥)替えることを願って行われます。

厚木の近くには意外と天満宮が無く、調べてみた中で一番近かったのが町田市にある町田天満宮だったので、外の空気を吸いがてら出かけてみることにしました。

JR横浜線町田駅を通り過ぎてしばらく行ったところに、石造りの大きな鳥居が見えてきます。横浜線の上に架かる参宮橋を渡ると



町田天満宮にたどり着きます。

拝殿に進んで参拝してから、社務所に向かいました。そして、



無事に可愛らしい『うそ鳥』をいただいてきました。

天満宮ということで境内のあちこちに梅の木が植えられていましたが、中には



可憐な花を咲かせている木もありました。節分を迎える頃には、更に多くの梅の花が咲き揃うことでしょう。

まだまだ体調不良が回復しきっていないので、今日も早めに休もうと思います。せめて声枯れだけでもどうにかなってほしいのですが、とにかく今は静養に努めます…。

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福徳辯才天と折り紙ヘビ

2025年01月09日 17時17分20秒 | 神社仏閣
昨日から始まった小学校勤務ですが、今日から高学年では早速6時間授業がスタートしました。私も気を引き締めるべく、



出勤前に福泉寺というお寺に寄り道して、境内に祀られている『福徳辯才天』に参詣しました。

こちらの辯才天は『小田原七福神』のひとつにかぞえられていて、御堂の中には



眷属を従えた八臂の宇賀弁財天が祀られています。普段は御厨子の扉がほんの少ししか開いておらず、その隙間からご尊顔を拝しているのですが、正月から節分にかけては御厨子の扉が全開になります。

出勤前は毎朝お参りしていますが、この時期には清々とご尊顔を拝することができるので嬉しいかぎりです。昨日もそうでしたが、今日も一日の平安をご祈念申し上げてから小学校に向かいました。

今日は支援級の『自立活動』という授業で、一月のカレンダーを子どもたちに自作させたした。しかし、子どもたちはまだどことなく正月気分が抜けきれていない様子で、なかなか作業にとりかかりません。

一校時のうちに完成させなければいけないのですが、特に普段からサボり癖の強い無気力男子がいつものようにゴネ始めました。何が何でもやらない気でいるようだったので、



予め作っておいた折り紙のヘビを選ばせてカレンダーに貼り付けさせ、目と舌だけは本人に描かせて何とか提出することができました。

今からこんなんで、あと三ヶ月弱で本当に学年を進めていいものかと本気で思ってしまいます。小学校に落第はないのでイヤでも進級してしまうのですが、先が思いやられてなりません…。

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暦で思い出した宇賀弁財天初詣

2025年01月05日 17時17分17秒 | 神社仏閣
今日、自宅で内職をしながら

『何か忘れてるんだよなぁ…』

と漠然と考えていました。そして、ふと部屋の暦が目に留まったのです。

令和7年(2025年)は『巳年』で、十干十二支では『乙巳(きのとみ)の年』にあたります。

十干(じっかん)とは、古代中国で生まれた甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素の順列をいい、今で言うところの数字のようなもので、おおまかにいうと10日間を一区切りにして、その10日間の1日1日に名前を割り付けたものです。また十干の「乙(きのと)」には、植物がしなやかに広がり伸び成長していくという意味があります。

十二支の巳(み)は、動物の「蛇(へび)」を指し、インドや中国では古くから、金運開運、豊穣をもたらす縁起の良い生き物として神聖視されています。「巳」の漢字は胎児の形を表す象形文字が由来で、十二支では

「草木の成長が極限に達し、次の生命が宿され始める時期」

の意味を持つことから、新生や未来を想像させる文字です。

日本では、蛇は仏教の守護神である「弁財天」の使者とされており、白蛇は弁財天の化身と言われています。弁財天は七福神のひとりとして、金運開運、商売繁盛のご利益をもたらす神様として信仰されています。

そこまで思い出して

『…あっ!!!』

と気づきました。今年、寒川神社や氏神様に初詣にいったものの、宇賀弁財天にお参りに行っていなかったのです。

宇賀弁財天の『宇賀』とは、古くから人間に福徳をもたらす神として信仰されていた蛇の体に人間の顔を持つ宇賀神(うがじん)という神様で、財福の神、食物神・農業神ともされています。その宇賀神が弁財天と習合、あるいは合体したとされ、宇賀神が弁財天の頭頂部に小さく乗る弁財天を「宇賀弁財天」と呼んでいます。

我が家の仏壇にも



宇賀弁財天が鎮座坐しているのですが、そこまでお祀りしておきながらすっかり失念しておりました。ということで、急いで支度をしてお参りに行くことにしました。

我が家から歩いて14〜15分くらいしたところに長福禅寺というお寺があるのですが、その山門の向かい側に



宇賀弁財天を祀る御社があります。ひっそりとした御社ですが、その周りには地下から汲み上げられた水が巡らされ、独特の雰囲気を醸し出しています。

失念していた非礼のお詫びをしつつ、無事に参詣することができました。この御社の敷地内には『冬桜』という、この時期に花の咲く桜の木があるのですが、



ちょっと盛りを過ぎていたものの、それでも可憐な花を咲かせていました。

今年は巳年ということもありますから、折に触れていろいろな弁財天に参詣してみようと思います。その第一弾としてこちらに参詣することができて、若干焦りましたが安堵したのでありました。

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氏神様で謹賀新年

2025年01月01日 17時17分17秒 | 神社仏閣
皆様、明けましておめでとうございます。なんだかんだ言いながら令和7年を迎えましたが、如何お過ごしでしょうか。

旧年中は数あるブログの中から、わざわざ拙ブログにお越しくださいましてありがとうございました。今年もまたくだらないことからどうでもいいことまで書き散らかして参りますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

昨日は久々に真面目に(?)紅白歌合戦なんぞを視聴していたのですが、まさかまさかのB'zの登場に年甲斐もなく興奮してしまいました。ヴォーカルの稲葉浩志さんは確か還暦のはずですが、私が青春期に聴いていたのと遜色ない声を披露してくださって感動しきりでした。

そんなことをして夜更かししていたら、新年早々かなり遅く目覚めてしまいました。若干の自己嫌悪に陥りそうになったのですが、今日は大切なミッションがあるので支度をして出かけることにしました。

やってきたのは、



厚木市天王町に坐す厚木神社です。本日のミッションは、こちらで御璽をいただいて我が家の神棚にお祀りすることです。

お昼を大幅に過ぎて到着したのですが、



鳥居の外の歩道にまで参拝客がズラ〜っと並んでいました。普段は殆ど人を見かけない御社ですが、さすがは厚木市の氏神様だけのことはあります。

とりあえず諦めて列の最後尾に並び、



牛歩で拝殿前まで進みました。本当はもう少しゆっくりと参詣したかったのですが、後ろの列の長さが大変なことになっていたので、そそくさと列から外れました(汗)。

帰りがけに、普段は殆ど見向きもしないおみくじを何の気なしに引いてみることにしたのですが、


なんと大吉でした。

思うこと
思うがまゝに
なしとげて
思う事なき
家の内哉

という和歌が書かれていましたが、本当に今年一年そんな年であってほしいと思います。

帰宅してから昨日いただいてきた神宮大麻、寒川神社御璽、厚木神社御璽、八方除守を無事に我が家にお迎えすることがてまきました。あとはウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートを観て、今日は寝ます(。-ω-)zzz. . .

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インフル回避で幸先詣〜相模國一之宮・寒川神社へ

2024年12月31日 17時17分17秒 | 神社仏閣
今日は大晦日、いろいろとあった2024年も終わりを迎えます。そんな中、私は今日もいろいろとしていたのですが、ふとネットニュースを見たらインフルエンザがかなり蔓延しているという記事が目に留まりました。

そこでふと考えました。明日は元日で初詣に行く予定だったのですが、こんなにインフルエンザが蔓延している中でわざわざ人ごみに行くのも如何なものか…と。

そこで思い出したのが、コロナ禍で話題になった『幸先詣(さいさきもうで)』でした。なので思いつきではありましたが、急遽今日中にお参りに行くことにしました。

小田急線と相模線を乗り継いで、



14:30頃に相模國一之宮・寒川神社にやってきました。写真だと何だか夕方のようですが、バリバリ15時前です(笑)。

鳥居をくぐって神門に着くと



今年も迎春ねぶたが飾られていました。今回のねぶたは弁天様と二匹の蛇です。

手水を遣って神門をくぐると拝殿があるのですが、



狙った通り境内はガラガラでした。明日になったら歩みを進めるのも思うに任せない激混みぶりになるので、一日ずらして大正解でした。

参詣後に、我が家にお迎えする神宮大麻と寒川神社御璽と八方除の御札をいただいてきました。これで明日、氏神様である厚木神社の御璽をいただいてくれば完璧です。

勿論、最後には



摂社の宮山神社にも参詣しました。近くでは、明日開店する屋台の準備が急ピッチで進められていましたから、相当な混雑が今から予想されます。

今年も一年、数ある中から拙ブログをご覧いただきましてありがとうございました。来年もくだらないことからどうでもいいことまで書き散らかしていくと思いますが、お時間がありましたらご覧いただけましたら幸いです。

いずれも様も、どうぞ良いお年をお迎えください。

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小田原総鎮守に神頼み

2024年10月25日 17時30分10秒 | 神社仏閣
いよいよ明日は運動会本番です。朝から何だかぱっとしない陽気でしたが、どうにか雨は降らずに済みました。

子どもたちも大人たちも、ダンスに使う小物の確認や、競技に使用する道具の用意に余念がありません。子どもたちが帰った後も、大人たちでコースに杭打ちをしたりロープを張ったりと大童になっていました。

あとは明日の本番を迎えるばかり…となりましたが、それでも何となく天候に対する不安が拭えません。ということで、小学校を退勤してから



小田原総鎮守の松原神社に参詣しました。

ここまで、子どもも大人も多くの時間を割いて練習を重ねてきました。特に先生方は夏休み中からダンスの選曲や振り付けを考えておられましたから、それが明日結実すると思うと感慨深いものがあります。

あとはとにかく、開催中に雨が降らないことだけです。何をおいても、無事に終わることを願います。

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79年目の『戦没者を追悼し平和を祈念する日』

2024年08月15日 17時30分25秒 | 神社仏閣
今日は8月15日、『戦没者を追悼し平和を祈念する日』です。ということで、



今年も東京九段の靖國神社に参拝しました。

二之鳥居に近づくと



既に神門のあたりから拝殿前に向かう行列ができていました。一瞬たじろぎそうになりましたが、ここで並んでおかないと正午の昇殿参拝に間に合わないので、強烈な日差しの中を意を決して並びました。

それから牛歩で進むこと暫し、ようやく拝殿前にたどり着いて参拝しましたが、並んでいる途中から空に段々と雲が増えてきて、時折日差しを遮ってくれていました。拝殿前で参拝してから正午の昇殿参拝に臨むべく参集殿で待機し、時間になって拝殿に案内されました。

拝殿に昇殿してしばらくすると、隣の日本武道館で開催されている『全国戦没者追悼式』の様子がNHKラジオの音声で流されます。そして



正午の時報とともに黙祷が捧げられますが、この時には直前まで拝殿の外で聞こえていた雑踏や柏手や賽銭の音がピタリと止んで、蝉時雨と風の音以外は全く聞こえなくなります。

いつも不思議なのですが、どんな猛暑であっても、この黙祷の時間になると拝殿の中に心地良い涼風が吹き渡っていきます。まるで靖國神社に神様として祀られた246万余柱の御英霊が参拝者たちを労ってくれているかのようで、胸が熱くなります。

黙祷が終わると、天皇陛下がお言葉を述べられます。




本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

終戦以来79年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。

これからも、私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います。

ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。


ここでラジオ放送は終了し、その後は順次本殿に渡って参拝します。


本殿の中には、1877年に明治天皇から下賜された幣帛料をもって製作された巨大な鏡が御神体として坐していて、参拝者たちは順次御神体の前に進み出て御英霊に感謝申し上げ、国家の安寧と発展を祈念します。

昇殿参拝を終えて外に出てくると、



空に浮かんだ雲が強烈な日差しを遮ってくれていました。境内にはミストが噴霧されたり麦茶の御接待があったりしていたのですが、この雲の存在が何より有り難いものでした。

今回も、神社に隣接する資料館の《遊就館》に行ってきました。こちらには





零式艦上戦闘機五二型や



タイとビルマ(現ミャンマー)とを結んだ泰緬鉄道に使用されていたC56型蒸気機関車の実機が展示されていて、訪れた人たちが盛んに写真撮影をしていました。

コロナ禍の時期には見られなくなっていましたが、今年も



台灣民政府の方をはじめとして、タイやフィリピン、マレーシア、インドネシア、ミャンマーといったアジア各国から多くの方々が参拝にいらしていました。かつての激戦地であったこうした国々から遥々靖國神社に参拝にいらしていただけるということは、真にありがたいことです。

よく

「靖國は世界中から非難されている」

と声高に豪語する向きがありますが、こうして各国から参拝者がいらしているのを見るにつけ、現実とのギャップが不思議で仕方ありません。彼らが言うところの『世界中』とは、一体どこの国のことを指しているのでしょうか。

台風7号が、強い勢力で関東地方に近づいてきているようです。明日関東に最接近するようですが、被害が最小限であることを願うばかりです。

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2時間かけて夏越の祓

2024年06月30日 16時45分45秒 | 神社仏閣
今日は6月30日、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の日です。この日、各神社に茅の輪(ちのわ)が据えられ、それをくぐって正月から今日まての半年間の穢れを祓います。

厚木市内の神社は無住のところばかりなので、どこに行っても茅の輪がありません。なので、高座郡寒川町に坐す相模國一之宮・寒川神社に詣でることにしました。

今日も寝坊してしまって、予定より大幅に遅れて到着しました。神事には確実に間に合わない時間だったので、とにかく茅の輪だけでもくぐろうと思ったのですが、三ノ鳥居をくぐった先にあったのは



とんでもない大行列でした!

まぁ、仕方ない…と意を決して並ぼう…としたら、近くにいた神職が

「最後尾はあちらで〜す。」

と、あらぬ方向を指し示していました。とりあえず言われた通りに並びに行ったのですが、その先にあったのは…



なんと末社宮山神社沿いにある裏参道まで続く長蛇の列でしたΣ(゚Д゚ノ)ノ

見ただけでゲンナリしましたが、ここまで来たからには茅の輪をくぐるまいでか!ということで、諦めて最後尾に並びました。そして、そこから1時間40分ほどで



ようやく神門までたどり着くことができました。

そこから更に20分ほど牛歩で進んで神門をくぐると



ようやくお目当ての茅の輪が見えてきました。ここまで約2時間…長かったです。

それまで雨がパラついていたのですが、私が神門をくぐったあたりからピタリと雨が止みました。そして、


爽やかな白地の狩衣を纏った神職に先導されて進むと



待ちに待った茅の輪が近づいてきて、



参拝者たちが粛々と茅の輪をくぐって行きます。

左・右・左と3回茅の輪をくぐってから拝殿に向かい、参拝します。中からは神事の御神楽が聞こえてきて、より一層厳かな雰囲気に包まれていました。

無事に参詣を終えてから、



我が家の神棚にお祀りする『大祓守(おおはらえまもり)』も頂いてきました。想像以上に時間がかかりましたが、なんとか夏越の大祓に参加することができたのでした。

明日から7月、2024年も後半戦がスタートします。

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久々の座間神社参詣

2024年03月30日 19時25分10秒 | 神社仏閣
今日は一段と暖かな陽気となり、気温も夏日に迫るくらいになりました。そんな中、今日は用事があって座間市まで出かけていました。

思いの外早く用事を終えて急に暇になってしまったので、久しぶりに座間神社まで行ってみることにしました。昨年のひな祭り以来、一年ぶりの参拝です。

鳥居の前に着くと



誰もいない階段が聳えていました。日差しを背に受けながら登っていくと



拝殿が姿を現します。

参拝を終えてから、上を見上げてみました。実はここに来た理由の一つとして、桜が咲いているのではないかという期待があったのです。

で、実際はどうだったかと言うと



本当にチラホラと咲いているだけでした。さすがに昨日開花宣言があったとはいえ、まだまだソメイヨシノの蕾は固いようです…。

気を取り直して境内を見渡してみると、



御神木の椎の木が青空に聳えていました。そして、



神奈川県央部の神社に見られる謎の存在『宮鐘(みやがね)』が異彩を放っていました。

厚木に帰ってから近所を見てみても、まだまだソメイヨシノは咲いていませんでした。ある意味、来月の入学式に保ってくれそうではありますが、やはり春休み中にはお花見をしないな…とは思っています。

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大人気『御来光守』と『デコポンのワッフル』@横浜あざみ野《雫ノ香珈琲》

2024年03月20日 17時25分20秒 | 神社仏閣
今日は春分の日です。そこで今日は相模國一之宮・寒川神社に参詣することにしました。

朝の6時半頃に自宅を発ってJR相模線に乗り、寒川神社に到着しました。三の鳥居をくぐって参道を進むと、



晴れ渡った青空の下に神門が聳えていました。今日と秋分の日は、東から昇った太陽が千葉県の玉前神社から寒川神社⇒富士山頂⇒京都・元伊勢⇒島根・出雲大社を一直線に結ぶ『御来光道』を通る日のため、それにあわせて『御来光守』という特別な護符が数量限定で授与されるので、私もそれを頂戴するべくやって来たわけです。

ところが、神門をくぐって境内に入ると、まだ朝の7時半過ぎ頃だというのに



授与所の前にものすごい長蛇の列ができているではありませんかΣ(゚Д゚)!あまりにも凄すぎて、一瞬何が起きているのかわからなくなったくらいでした…。

例年こんなに人が並ぶことはなかったので、完全に面食らいました。いつものようにスッと買えると思っていたのですが、実はこの後に乗らなければならない電車の時間が決まっていたので、内心かなり焦りました。

とは言っても仕方ないので列の最後尾に並んでチンタラ進んでいると、不意に蛇行している列の横から肩を叩かれました。

『…へ?』

と思って見てみると、はじめは逆光の中でよくわからなかったのですが、なんと知り合いの方が私の後ろに並んでおられたようなのです。

互いに顔を見合わせて

「すごいよね。」
「すごいですよね。」

と、この尋常ならざる状況に苦笑いしあっていました。早朝からこんなんでは、もしかしたら昼過ぎには無くなってしまうかも知れません。

相変わらずチンタラ進む列に並んでいると、電車のタイムリミットがどんどん迫ってきていました。内心

『もしかしたら今回は諦めなきゃいけないか…』

と思いながらギリギリまでねばってねばって並んでいたのですが…



何とか自力で『御来光守』をGETすることができました(汗)。

知り合いの方へのご挨拶もそこそこに、ちょっとショートカットして駅までの道を急いだ結果、どうにか目的の電車に乗ることができました。そして次の予定に遅れることなく到着し、ついさっきまでハラハラしながら寒川神社にいたとは思わせないような何食わぬ顔で予定をこなしました。

何とか予定を済ませたら、気が抜けて猛烈に空腹になりました。なので、今日は祝日で音楽教室はありませんが横浜あざみ野に向かい、《雫ノ香珈琲》に行きました。

今日は



今月限定メニューの『デコポンのワッフル』にしました。やはり、この組み合わせは絶妙です。

さて、明日はいよいよ卒業式当日です。あの6年生たちがどうやって巣立っていくのか、しっかりと見守ってやろうと思います。

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いざ!小田原で節分会

2024年02月03日 18時28分38秒 | 神社仏閣
今日は節分ということで、勤務日でもないのに小田原に行きました。今日は、いつも私が出勤前に寄り道している曹洞宗華岳山福泉寺の辨天堂で節分の法要と豆撒きか行われました。

早朝には全く人のいない辯天堂も、今日は



御覧の通りの賑わいでした。境内では



おでんやお汁粉のお振る舞いもされていて、家族連れ等が長い列を作っていました。

15時になると、辯天堂での法要が始まりました。僧侶たちが入堂して般若心経が読誦されると、



参列者たちが堂前に設けられた焼香台で次々と焼香していき、辺りは香の香りに包まれました。

法要が終了すると、子どもたちがお待ちかねの豆撒きとなりました。辯天堂の縁側に僧侶が並ぶと









豆撒きが始まり、子どもたちが歓声をあげながら福豆の入った紙袋を拾っていました。 

その後には



古札のお焚き上げも行われ、厳かな雰囲気に包まれました。一頻り落ち着いたところで、次に豆撒きが行われれる大稲荷神社に向かいました。

辯天堂のすぐ隣の小高い山の上にある御社に上がると



こちらにも続々と人が集まっていました。豆撒きに先立って拝殿内で神事が挙行されたのですが、外で待ちきれなくなった子どもたちが



猿田彦之命役の男性に絡んだりする様子も見られました(笑)。

やがて拝殿内の太鼓が打ち鳴らされると、唐突な唸り声とガランガラン!という鈴の音が響いて来ました。ビックリして振り返ると






境内に青鬼と赤鬼がやってきて、節分会の雰囲気が盛り上がってきました。

すると、拝殿内から神職や豆撒き衆が登場してきました。豆撒き衆には守屋輝彦小田原市長や市議会議員もいましたが、それぞれが居並んだところで






福豆が撒かれ、こちらでも子どもたちや大人たちが歓声をあげながら拾いあっていました。

私もいくつか拾ったのですが、ちょうど私の勤務先の小学生たちがあまり拾えずにいたので、その子たちに全部あげてきました。こういう縁起物は、地元の子どもたちが持つにかぎります。

明日は立春、暦の上では春になります。

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福徳辯才天初詣

2024年01月09日 17時27分37秒 | 神社仏閣
今日から新年の小学校がスタートしました。出勤に先駆けてちょっと寄り道して、小田原七福神のひとつ福徳辯才天が祀られている華岳山福泉寺に参詣することにしました。

辯天堂に到着すると、



真新しい紙垂のついた注連縄と松飾りで荘厳された鳥居がありました。辯天堂にも



五色の幕が廻らされ、コロナ禍には格納されていた鰐口や鈴の尾も下げられて、すっかり元の姿に戻っていました。

昨日心配していた子どもたちですが、蓋を開けてみれば殆ど欠席もなく元気に登校してくれていました。中には休みボケから抜け出せずにグダグダ言っていた子もいましたが、これからゆっくりと時間をかけてたたき直していくことにします。

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甲辰年初詣

2024年01月01日 15時15分15秒 | 神社仏閣
皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は数あるブログの中から、わざわざ拙ブログを御覧いただきましてありがとうございました。

甲辰年を迎えて、先ずは初詣に行くことにしました。先ずは相模國一之宮寒川神社に参詣です。

JR相模線の宮山駅で電車を降りて寒川神社に向かうとものすごい行列ができていて、誘導員に

「あちらへお願いしま〜す!」

と促されて歩いていくと



二ノ鳥居の外まで出されてしまいました。コロナ禍前には一ノ鳥居の外まで出されたこともありましたが、それに近いくらい人出が戻ってきていることを感じることができました。

冷たい強風に吹かれながら牛歩で歩くことしばし、



ようやく三ノ鳥居が見えてきました。太鼓橋を渡って鳥居をくぐり、そこから更に参道を牛歩で進むと



ねぶたの飾られた神門に到着しましたが、二ノ鳥居からここに来るまでに30分くらいかかっています…。

入場制限を経て神門をくぐると拝殿が見えてきますが、



これまたものすごい人波です。そして、更に20分ほどかけてやっとのことで賽銭箱の前まで到着したのですが、ここで事件が起こりました。

前の人がお参りし終えて私がお賽銭を入れようとしたら…

カーン!

と鋭い痛みが後頭部に走りました。何かと思ったら、私の真後ろにいたBBAが待ちきれずに投げつけたお賽銭が私の頭にクリーンヒットしたのです。

こんなコントみたいな展開ってあるんだな…と呆れながら、気まずそうな顔をしてそそくさと逃げていくBBAを見送りつつ、何とか参拝して列を外れました。そして大麻と寒川神社御璽と八方除の御札をいただいて、人波をかき分けて出てきました。

もちろん



末社の宮山神社にも参詣しました。寒川神社のすぐ隣にあるにも関わらず、こちらに参拝する人の数は疎らでした。

無事に寒川神社での参拝を終えて臨時バスで厚木に戻り、そのまま厚木総鎮守の厚木神社に参詣しました。近くに着いてみると



普段はあまり人影のない神社の前に、ものすごい行列ができていました。

こちらも最後尾に並んでから牛歩で進むこと20分あまりで、



ようやく拝殿前にたどり着きました。こちらでも参拝後に厚木神社御璽をいただいて、自宅の神棚にお祀りする御札が全て揃いました。

自宅に帰ってパーカーを脱いだら、フードから



600円が出てきました。恐らく…いや絶対に、寒川神社のBBAが私の後頭部に投げつけたお賽銭です(汗)。

こういうお金は使っていいものかどうか悩みますが、ホイホイ使ってしまうのも下品なので、どこかでお賽銭として使おうと思います。正月早々縁起が良いのか悪いのか分かりませんが、まぁ良かったことにしておこうと思います(汗)。

今年もくだらないことからどうでもいいことまであれこれと書き散らかすと思いますが、お時間がありましたら御覧いただきたいと思います。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

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新嘗祭に行くはずが…

2023年11月23日 17時35分10秒 | 神社仏閣
今日は新嘗祭です。決して『勤労感謝の日』などという、訳のわからない名前の祝日ではありません。

そんなわけで、今日は相模國一之宮寒川神社に参詣…しようと思っていたのですが、ふと目覚めると既に昼近く!一瞬

『…え?』

と、時計を見ながらフリーズしてしまいました。

新嘗祭が挙行されるのは10時からですから、電車に乗って行かなければならない寒川神社にはどうあっても間に合いません。たとえ我が家から徒歩圏内の厚木総鎮守厚木神社であろうとも、絶対に間に合わないであろうことは明白でした。

最近、授業や放課後子ども教室の工作の準備に追われて寝不足気味なことは自覚していました。その歪みのようなものが、祝日である今日に出てしまったのかも知れません。

それでもとりあえず厚木神社に参詣してみようと、遅まきながら出かけてみることにしました。その道すがらに大鷲神社があるのですが、そこを通りかかったら



なんと今日はニの酉の日でした。

ちょっとビックリしましたが、何はともあれお参りすることにしました。門前には



熊手を売る屋台も立ち、新たな熊手を買い求める人たちも見られました。

今年は二の酉までなので、これで今年の酉の日は終わりです。寝坊したことは悔やまれましたが、諦めずに出かけてみてよかったと思いました。

明日は普通に金曜日なので、学校勤務があります。変に今日休んでしまったので、明日出勤し忘れないように気をつけようと思います…。

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