共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

良いお年を

2019年12月31日 22時32分25秒 | 日記
今日は大晦日。2019年もあと数時間で終わり、新たな2020年を迎えます。

本厚木ミロードでは、箱根そばが出店を出して年越しそばの販売をしていました。ただ、ここで売られていたのは生麺で、しかも4人前だったので独り身の私には適していなかったため、地下の食料品売場にあった乾麺を買って、けんちん蕎麦にして年越しました。

今年は音楽的な出来事の多かった有り難い年でした。来年もそうした実り多い年であってほしいと願っております。今年お世話になりました皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。本当に有り難うございました。

また、本年も数ある中から拙ブログを御覧頂きまして、誠に有り難うございました。来る2020年も下らないことからどうでもいいことまで書き散らかすと思いますが、こんな感じでよろしければ来年も引き続き御覧頂けましたら幸いに存じます。

来たるべき2020年が、皆様にとりまして良き一年となりますよう、御祈念申し上げております。どうぞ、良いお年をお迎え下さいませ。
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今度こそ最後の《雫ノ下珈琲》

2019年12月30日 19時25分54秒 | カフェ
大忘年会から一夜開けて、今日は午前中いっぱいかけて先ず酒を抜きました(笑)。何しろ、あんなに大量に呑んだのは久しぶりだったので…。

さて、今日は午後から昔の横浜の元生徒とあざみ野で落ち合うことになっていました。となると、どうしても《雫ノ下珈琲》に足が向きます。先週、何となく『良いお年を』的な雰囲気だったのですが、結果またお邪魔することになったのでありました(汗)。

すっかり大人になった昔の生徒とテーブルについて、今月の限定メニューであるアップルカスタードクリームのワッフルをキリマンジャロと一緒にお願いしました。先週の水曜日で食べ納めだと思っていたので、思いがけないラストチャンスとなりました。生徒も喜んでくれたようで、紹介した甲斐がありました。

積もる話を聞いてみると、やはり仕事のことや社会に出たことでの人間関係等の思うところがあったようで、いろいろと聞くことができました。ただ、幸せなことに彼はまだ20代なので耳に痛いことを言ってくれる人が周りにいるようですし、彼もその意見に耳を傾けられるようになっていたようでした。それは彼にとって人生の大きな指針になってくれるでしょうから、大切にしてもらいたいと思います。

帰りに駅まで見送りに来て握手を求められたので手を出したら、

「この手だ!」

と言われてビックリしました。でも、ちょうど小学校中学年から中学卒業という一番の成長期に習いに来ていた中で、よく手の大きさを比べていたことを思い出したのです。

今では私のチンチクリンな手を大きく越えて指一関節分くらいは大きくなった彼の手を見て、改めて大きくなったな…と感慨深いものを感じました。と同時に、そんなやりとりを覚えていてくれたことを、ものすごく嬉しく思ったのでありました。

今回、気を使っていろいろとお土産を持って来てくれました。来年の夏のお盆休みにまた帰省するというので、その時にはまた何らかお土産を…というので、

「一番の土産は、君が無病息災で元気な顔を見れてくれることだよ。」

と返したら、ちょっと照れたようなハニカミ顔を見せてくれました。やはり、いくつになっても生徒は可愛いものです。

彼等が歳月を重ねていった先には、我々とはまた違った試練や障害があることでしょう。それでも、自分を見失うことなく日々を邁進して行ってほしいと願うばかりです。
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酒と秋刀魚とヴァーグナー

2019年12月29日 23時55分00秒 | 日記
今日は久しぶりに日暮里にある『夕焼け酒場』に行きました。今日はここで、大忘年会が開催されました。

店の前では



秋刀魚の開きを炭火で炙る光景が見られ、秋刀魚の焦げるいい香りが通り一面に広がっていました。今日は表の通りを歩く外国人観光客の姿も多く見られ、



Japanese BBQが余程物珍しかったのか、秋刀魚を焼き上げている様子を盛んに写真に収める姿が見られました。

店内では、この日のために店主が用意した日本酒が飲み放題で、料理もいろいろと用意されていました。また今日は朝早くから店内でフルトヴェングラー指揮によるヴァーグナーの《ニーベルングの指環》全曲鑑賞会が朝から行われていて、『ラインの黄金』『ヴァルキューレ』『ジークフリート』『神々の黄昏』の全四夜が夜遅くまで流されていました。

今日はコンテンポラリーダンスのダンサーさんやカザフスタンの民族楽器ドゥタールの演奏者、クラリネットを演奏されるという交通新聞社の記者の方といった興味深い人たちと同席して音楽談義に花を咲かせたり、昔お手伝いに行っていた市民オーケストラのメンバーの方々と久しぶりに再会したりと、大変面白い一日となりました。こうした御縁を頂けたことは、有り難いことです。

今年もあと2日で終わります。
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上質ジャズライブ

2019年12月28日 23時58分00秒 | 音楽
今日は知り合いの方に誘われて、青葉台にあるバー《VINO VIVO》に行きました。今日はここで、ジャズピアノトリオのライブが行われるということでした。

ライブが始まるまでに時間があったので、知り合いの方といろいろとオーダーしてみました。



ブラジル料理がメインというこちらでは、本格的なフェジョアータやシュラスコ肉を挟んだサンドイッチが頂けます。ドリンクメニューには、珍しくイタリアビールのモレッティがあったので、それもお願いしてみました。

やがて、ジャズライブが始まりました。



オープニングのセッションプレイが始まってしばらくすると、何だか何処かで聞いたことのあるメロディが…何と『もういくつ寝るとお正月…』が始まったのです。思わぬメロディの登場に、会場からはクスクスと笑い声が漏れ始めていました。

そこから『我が意を得たり』とばかりに、『でんでらりゅうば』やら『お正月』やらといった子供の遊び歌を交えたジャズプレイが展開していき、やんやの拍手が沸き起こりました。勿論、そうした曲ばかりでなく、『枯葉』といったスタンダードナンバーも演奏されました。ただしレゲエで(笑)。また、ベースのソロタイムもあり、時折バッハを挟んだりしながら展開するテクニカルなプレイに、観客は舌を巻いていました。

見ていると、彼等は常にニコニコしながらアイコンタクトを取りつつ、実に楽しげに演奏しているのです。その微笑ましい姿に、アンサンブルの本質を見る思いがしました。

1時間程のステージの後に休憩を挟んで、第2部では



ブルースハープに津軽三味線まで入ったジャムセッションが繰り広げられ、大いに盛り上がりました。マンションの一角のため、そんなに遅くまでライブは出来ないのですが、鳴り止まぬアンコールに応えてギリギリまでライブは続き、万雷の拍手の中で無事に終了したのでした。

全国的に分煙が進む中にあって、久しぶりに全面喫煙可なお店だったので個人的にライブの途中で辛くなってきてしまったのですが、それさえ除けば素晴らしいひと時を過ごすことが出来ました。

さて、明日は日暮里での大忘年会が待っています。
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ひたすらカキカキ _φ(. . )

2019年12月27日 20時30分19秒 | 日記
昨日で実質的な御用納めを迎え、今日はいつもよりゆっくりと起床しました。以前にも書きましたが、急に思い立って家の大ほどではないにしろ中掃除を済ませてしまったので、今年はほぼ大きな掃除をしなくても済むような状況になっていました。

ということで、今日はすっかりおあずけ状態になって見て見ぬふりをしてきた年賀状書きに性を出すことにしました。昨年頂いた年賀状を引っ張り出して住所や宛名を書きながら、今年も沢山の方にお世話になったなと改めて実感させられました。

因みに、今回の私の年賀状は




銀鼠地に老松の柄です。

今年もあと四日ばかり。それでもまだいろいろと出かける予定はあるので、このタイミングで風邪をひいてドタキャンしてしまうことのないように気をつけようと思います。
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変わり身の早さ

2019年12月26日 23時58分00秒 | 日記
昨日でクリスマスも終わりました。街は、あとはお正月に向けてまっしぐらといった様相を呈しております。

あれだけ世の中に蔓延していた鈴の音はすっかりなりを潜め、たまプラーザ駅前に置かれていた

こんな大きなクリスマスツリーも、一夜にして



居なくなり、デパート各館の入り口には





何事も無かったかのように門松が登場していました。

毎年思うことではありますが、日本の変わり身の早さには舌を巻きます。この何とも言えない八百萬感が、日本が平和であることの証なのでしょうか。

さて、今日で年内の教室関係は終了しました。あとは年明けを迎えるべく、細々とした雑事を済ませようと思います。
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年内最後の雫ノ下珈琲

2019年12月25日 22時50分54秒 | カフェ
今日は全国的にクリスマスです。そして水曜日です。

ということで、あざみ野の《雫ノ下珈琲》にお邪魔しました。恐らく年内最後となるだろうということで、メニューが切り替わってしまう前にもう一度『アップルカスタードワッフル』を頂くことにしました。

クロワッサン生地のワッフルに皮付きのスライスリンゴのコンポートと軽くシナモンの効いたカスタードクリーム、アクセントとしてアイスクリームが添えられています。甘酸っぱいリンゴと甘さ控え目のカスタードクリームがワッフルと合わさると、豊かな香りが口の中に広がります。今日はクリスマスということで、



ちっちゃなトナカイさんも仲間入りです。今日は自家焙煎の苦味の効いたブラジルと共に、美味しく頂戴しました。

それにしても、リンゴとカスタードクリームとの組み合わせを最初に思いついた人は天才だと思います。こんな素敵な組み合わせをスタンダード化してくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

マスターさんとお話していたら、もう少しコーヒーが飲みたくなりました。こちらでは2杯目のドリンクが¥200引きになるというお得さもあるので、



グアテマラと自家製焼きプリンもお願いしました。コク深いグアテマラと甘さ控え目の焼きプリンの組み合わせは絶妙です。

こちらは大晦日・元日も短縮時間ながら営業されるとのことでした。元日が水曜日なので、正月早々伺ってみてもいいかな…と画策しております。
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美味しいコーヒーでクリスマスイブ

2019年12月24日 22時52分23秒 | カフェ
昨日ちょっと気分が優れなくて早くに床についたのが良かったのか、今日は比較的穏やかな気分になれました。ここ最近忙しかったり、ちょっと対人関係で頭が痛かったりしたので、いい休養ができたかも知れません。

ふと気がつけば今日はクリスマスイブ。人並みの過ごし方をしようとは思わないものの、ちょっと贅沢したいなと思って厚木市恩名の《ポプラ館珈琲》に行きました。カウンター席に着いて焙煎師氏におすすめを聞いたところ、グアテマラのピーベリーが焼いてあるというのでお願いしました。



前にも一度書いたことがありますが、ピーベリーというのは通常果実の中に2個一対で入っているはずのコーヒー豆が、何らかの要因で1個の丸い豆になっているものをいいます。2つに別れるはずのものが1つになっていることで栄養価を独占したピーベリーは独特な味わいが魅力です。

グアテマラというとちょっと酸味系のコーヒーというイメージがありますが、このピーベリーのグアテマラは酸味がスッキリ感になっていて非常に飲みやすく、ブラックでも全く問題無く頂けます。恒例のお供のプリンと共に、美味しく頂戴しました。

こちらの年内営業は26日㈭までで、年明けは6日㈪からとのことでした。年内は伺えそうもないので、とりあえず年が明けてから、また美味しいコーヒーを頂きにあがろうかと思います。
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アフロな阿弥陀?!

2019年12月23日 22時40分00秒 | 神社仏閣
昨日の第九の疲れが抜けないまま今日を迎えました。

ところで、第九の楽譜と一緒に送られて来たタイムテーブルや練習場所の地図の紙を楽譜と別にするためにクリアファイルに入れていたのですが、そのクリアファイルを練習場で見た人から

「何ですかそれ?!」

と声をかけられました。

というのも、そのクリアファイルの柄が



こんなものだったのです。

ここにプリントされているのは奈良・東大寺の塔頭の一つである勧進所に安置されている『五刧思惟阿弥陀如来坐像(ごこうしゆいあみだにょらいざぞう』の御写真です。2010年に期間限定で東京に出開帳された時に、ミュージアムショップで売られていたグッズでした。

阿弥陀如来がまだ修行時代に法蔵菩薩と号していた頃、如何にすれば全ての衆生を救うことが出来るかということを五刧という長い時間をかけて思惟され、遂に『阿弥陀仏の四十八願』と呼ばれる悟りを開かれ、阿弥陀如来となられました。五刧思惟阿弥陀如来坐像は、その時の思惟の御姿を表したものです。

『五刧』とはとてつもなく長い時間のことです。仏説によれば、三千年に一度天女が須弥山に舞い降りて羽衣で一撫でし、須弥山が擦り減って無くなるまでの時間を『一刧』としました。それを五回分というのですから、とんでもない時間です。そんな長い時間、朝も晩もひたすら思惟し続けた結果、切らずにおいた螺髪が伸びまくってしまった…というのが、この五刧思惟という御姿なのです。

因みに、その仏説を織り込んだのが『寿限無、寿限無、五刧の擦り切れ…』、そう、皆様御存知落語の『寿限無』です。

この御像は年に一度10月5日にだけ勧進所の御開帳の日に拝観できますが、それも仏教関係者と一部の仏像マニア以外にはあまり知られていませんでした。しかし、いつの頃からかこの独特な見た目から『アフロな仏様』として有名になり、出開帳までするに至ったのです。

東大寺には勧進所以外に、五刧院という塔頭にも五刧思惟阿弥陀如来坐像が安置されています。こちらは



合掌している勧進所像とは違って、手を衣の中に入れておられます。ただ、こちらは通常非公開なので滅多に拝観できません。私は2010年の平城遷都1300年祭の時の特別開帳で拝観することができましたが、勧進所像よりもより幼い感じの面持ちだったことを覚えています。

仏像には様々な特徴を持ったものが見受けられますが、思索の時間経過の長さを髪の毛で表現しようとした先人のセンスには脱帽です。こういうところから、仏像に興味をもつ方が増えてくれてもいいのではないかと思っております。
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第九本番

2019年12月22日 17時35分23秒 | 音楽
いよいよ三郷第九の本番の日を迎えました。

朝6時に我が家を出発して、本厚木駅から千代田線直通の急行電車に乗って新松戸まで向かい、そこで武蔵野線に乗り換えて約2時間で三郷駅に到着しました。曇天模様の寒空の下を会場へ向かって10分程歩くと、大きな建物が見えて来ました。

楽屋準備もそこそこに舞台に向かうと


先ず第九の終楽章の合わせからステージリハーサルが始まりました。

昨日、あまり合わなかったたころを何箇所か返しながら練習し、合唱が疲れてしまわないうちにリハーサルを終えました。それから、歌の絡まない残りの楽章を通してから、前半のプログラムのためにオーケストラピットを下ろす作業に入りました。

そして


『ダッタン人の踊り』のリハーサルが始まりました。

昨日と比べるとだいぶアンサンブルがまとまってきた…ように感じましたが、それでも振り付けが施された合唱団がなかなかタイミングが合わず、ギリギリまで調整が繰り返されました。

そして、本番。

満員御礼の中、前半はオーケストラでの《熊蜂の飛行》で幕を開け、続いての『ダッタン人の踊り』では合唱団の振り付けも上手く行きました。バレエの華やかなダンスも相俟って、なかなか観応えのあるステージとなりました。

後半の第九ではリハーサルで懸念されていた部分では事故は殆ど起こらず、全体にスムーズに演奏が展開していきました。全て演奏し終えた瞬間、会場からソリストに、合唱団に、そしてオーケストラに大きな拍手が贈られました。

暑苦しいとか大味だとか言われますが、こうして演奏してみるとやはり第九という作品は素晴らしいものです。今から200年以上前にこんな作品を作ってしまったベートーヴェンは、やはり天才だと思います。

一応これで、今年の個人的演奏スケジュールは終了しました。後は、来る年末に向けてのあれこれを済ませるのみです。
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ばたばたリハーサル

2019年12月21日 23時18分00秒 | 音楽
今日はいよいよ三郷の第九のステージリハーサルです。

以前にも書きましたが、今回のコンサートは前半にリムスキーコルサコフ作曲、指揮者編曲の《熊蜂の飛行》をオーケストラで演奏して、ボロディンの歌劇《イーゴリ公》から『ダッタン人の踊り』を合唱とバレエ付きで演奏し、休憩を挟んだ後半に『第九』の演奏をすることになっています。

リハーサルは『ダッタン人の踊り』からスタートしました。ここでは合唱団が衣装を付けて登場し、振り付けの演出もあります。その手前のスペースでバレエがダンスを繰り広げるという、なかなか豪華なステージとなります。

いざ始まってみると、やはり指揮者との距離感がつかめないようで、どうしてもオケと合唱がズレてしまう部分が何箇所か出てきてしまいました。その都度指揮が止まって合唱団にいろいろと指示を出すのですが、ただでさえ慣れないロシア語の歌詞を暗譜で歌いながら演技もするというのは、彼等にとっては大変なことだろうと思います。

何とか形になったところで一旦全員退出し、休憩時間の間に下げていたオーケストラピットを上げて


第九のセッティングをしました。ここからは第九のリハーサルです。今回はとにかくこの大規模なセット替えがあるので、かなりバタバタした感じになっています。

先程までの合唱団に助っ人が加わったかたちで


発声練習が始まりました。一通り声を出したところでソリストを迎え、終楽章の練習が始まりました。

今までポツポツと欠けていたパートがようやく揃って、かなり様子が纏まってきたように思いました。ただ、合唱団の人数が増えると、どうしても楽譜に書かれたスタッカートや強弱の指示を忘れてしまう人がいたりして、かなり指揮が止まるシーンがありました。この辺りは、明日の最終リハーサルまでもつれ込むのではないかと思われます。

合唱との合わせが終わってからは


オーケストラのみで残りの第1・第2・第3楽章の練習となりました。奇数楽章は割と落ち着いたテンポでの演奏で、第2楽章のスケルツォは軽快な感じの仕上げとなりました。

ほぼ時間いっぱいまでのリハーサルを終えて、急いで帰路につきました。何しろ三郷から厚木までほぼ2時間かかるし、明日は9時までに2時間かけてここに来なければならないので、頑張って帰りますε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
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いっぱい食べたい!けど…

2019年12月20日 18時40分21秒 | 日記
今日は予定がキャンセルになってしまったので、ひたすら今週末の三郷の第九の練習をしていました。

夕方になって買い物に出かけると、スーパーの青果売り場の一角をミカンが占拠していました。そう言えば、この冬まだミカンを口にしていません。

実家にいた時には、近所に卸問屋がそのままお店になっているような果物屋があったので、我が家ではミカンを箱買いしていました。お店のおじさんが

「あまり長く箱に入れっ放しにしてると下の方のミカンが腐っちゃうから気をつけてね。」

と注意喚起してくれていましたが、我が家ではその心配は殆どありませんでした。というのも私がミカンを好き過ぎて、箱買いミカンの半分以上を一人で食べてしまっていたのです。なのでよく母に

「アンタにミカン預けといたら、一人で全部食べちゃうからダメ!」

と、毎冬怒られていました。それでもメゲずにバカバカ食べていたので、冬場になると何となく黄色い子供になっていたのを覚えています。

親が買ってきたものを無尽蔵に食べ尽くしていた頃と違い、今は独り身で自分の稼ぎの中から日々の糧を得る身となっては、そんなアホな食い方はとても出来ません。まして、



今のおミカン、なかなかお高いのです。今日見ていた店でも一番安かったのは上の写真のものでしたから、暫くにらめっこした挙げ句、今日は諦めました。

いつかまた飽きるほどミカンが食べられるようになるよう何とか頑張ろう…と思いつつ、買い物を済ませてスゴスゴと我が家に帰ったのでありました。
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パイプオルガン de クリスマス & Queen!

2019年12月19日 22時00分25秒 | 音楽
今日はたまプラーザの教室に行く前に、赤坂のサントリーホールに寄り道しました。拙ブログに何度か載せたことがありますが、今日はこちらで月に一度のオルガンプロムナードコンサートが開催されました。

回を重ねてちょうど今回が第300回目の節目ということもあってか、今日はオルガニスト2名と打楽器奏者1名の3名での演奏という、普段より豪華版なオルガンコンサートとなりました。ステージ上には遠隔演奏のためのリモートコンソールを中心に、左手には小型のポシティフオルガン、右手にはドラムセットやバスドラム、ジャンベといった打楽器が設置されていました。

ほぼ満席の中でコンサートが始まりました。

始めは《シンコペーテッド・クロック》や《タイプライター》といった作品でお馴染みのアメリカライトクラシックの巨匠ルロイ・アンダーソンの《クリスマス・フェスティバル》でした。その名の通り『もろびとこぞりて』や『きよしこの夜』といったクリスマスに因んだ曲をメドレーのように紡ぎ上げた楽しい作品です。元はオーケストラ作品ですが、大オルガンだけでなくポシティフオルガンやピアニカにドラムや鈴やトライアングルといったパーカッションが入った、楽しいアレンジの演奏でした。

次は連弾で、言わずと知れたヘンデルのオラトリオ《メサイア》から『ピファ』が演奏されました。これは《メサイア》第一部でイエスが誕生したことを天使が羊飼い達に告げる場面の前に奏される間奏曲のような曲で、牧歌的で穏やかな曲調の小品です。

そしてそこから一転して『ハレルヤコーラス』が始まりました。原曲には高音の華やかなトランペットが入るのですが、ここのオルガンには中央部に客席へ向かって垂直に飛び出すように取り付けられているトランペット管というパイプがあり、その効果を遺憾なく発揮していました。

そして次は、何と伝説のロックバンドQueenの『ボヘミアン・ラプソディ』が始まりました。今年、Queenの活躍を映画化した『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されましたが、そう言った意味では非常にタイムリーな選曲と言えるでしょう。

ドラムも加わっての演奏でしたが、オルガンアレンジでの演奏で聴くと、この曲はロックの楽曲とは言いながらまるでクラシック作品のような構成美が感じられます。フレディ・マーキュリーという人が如何に才能豊かな音楽家であったかということを、改めて思い知らされました。

最後は1986年公開の《ミッション》の音楽から『ガブリエルのオーボエ』と『地上に天国を』でした。

現代映画音楽の巨匠の一人、エンニオ・モリコーネによるもので、『ガブリエルのオーボエ』のオーボエは何とピアニカでの演奏でした。まぁ、空気を送り込んで音を鳴らすという点では広義においてオルガンとピアニカは同じ種類の楽器と言えますが、こうした場所に突如登場すると驚かされます。『地上に天国を』ではジャンベとバスドラムも加わって、壮大かつ華やかにコンサートを締め括りました。

演奏後、



向こう正面のオルガン席以外ほぼ満席の客席から、惜しみない拍手が奏者に贈られました。

演奏後に外に出ると、ホール前のカラヤン広場に



立派なモミの木のクリスマスツリーが飾られていました。来週はもうクリスマス本番です。

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キリマンジャロと濃厚チョコレートワッフル

2019年12月18日 21時02分12秒 | カフェ
今日は、12月とは思えないくらい暖かな日和となりました。そろそろ冬至になろうかというのに、日中は上着を着ようかどうか悩んだくらいです。

そんな暖かさの中、あざみ野の教室の前に今週も《雫ノ下珈琲》に立ち寄りました。今日は、先週頂いたキリマンジャロをもう一度お願いして、お供はチョコレートワッフルにしました。

このチョコレートワッフルは季節を問わないレギュラーメニューなのですが、結構久しぶりに頂きました。クロワッサン生地のワッフルに濃厚なチョコレートソースが絡んで、何とも味わい深い美味しさが広がります。自家焙煎のキリマンジャロは深いコクと適度な酸味が絶妙で、チョコレートとの相性もバッチリです。

マスターさんのお話では、お店として年明けからいろいろと新たな試みを展開する予定があるそうです。2年目としてどんな展開を見せてくれるのか、今から楽しみです。
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今年も登場

2019年12月17日 20時05分11秒 | 日記
今日で年内の小田原放課後子ども教室は最後となりました。細かなことはあれこれとありましたが、とにかく無事に終えられて何よりでした。

小田原に来るのも年内は最後ということで、帰りに駅ビルのLUSCAに立ち寄ってみました。駅のコンコースに続くエントランスには、今年も箱根寄木細工風のクリスマスツリーが登場していました。

このツリー、一定時間毎に回転しながら音楽が鳴る仕掛けがあるのですが、



何故か正時ではなく半時毎に動き出す設定になっているのです。恐らく何ならかの意図があってのことでしょうが、それが一体何なのかは分かりません。

さて、どんどん年の瀬が迫ってきております。今週末には第九の本番もありますから、風邪ひいてしまわないように気をつけようと思います。
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