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まだ早いよねぇ

 蒸し暑さで汗に濡れながら、お千代保稲荷に参拝してきた。夏期講習を大過なく終わらせることができた御礼と二学期もまた恙無く過ごせるよう祈願するためだ。火曜から水曜にかけて岐阜県地方は局地的豪雨に襲われた地域が多く、ニュースで水浸しになった家屋や道路を見たため、果たして稲荷までたどり着けるかどうか心配していたが、木曽川や長良川を渡ったときも水位がさほど高くなっていたわけではないので、揖斐川流域が豪雨に見舞われたのかもしれない。今年は「ゲリラ豪雨」という言葉をよく聞いたり見たりしたが、いつ何時わが身に降りかかる災難となるかもしれないだけに、被害の様子を見聞きするたびに身につまされる思いがする。日頃から備えだけは怠らないようにしなければならない。
 
 お稲荷さんで初めて御神籤を引いてみた。と言っても、社務所に人がいて引いた御神籤の番号を告げると、ご託宣の書かれた紙を渡される、というものではない。あらかじめ1から12までの番号に従ってご託宣が書かれた板が張ってある前に立って、ガチャガチャ振って籤を出し、そこに書かれている番号を見て、その番号の箇所を読み取る、という形になっている。私はもう一年以上お千代保稲荷に毎月参拝に訪れているが、御神籤を引こうという気になったことは一度もなかったので、今までこんな形式になっているとはまったく知らなかった。昨日はガチャガチャならす人が多く、その音を聞いているうちに何となく自分も「やってみようかな」と思った。

 

 私が引いたのは11番。板を見ると11番は「吉」、字の色がはげていて、読みにくかったが「万仕合よく富貴万徳心の儘なり」と読めた。おお、なかなかいいではないか!!「吉」でこんなすばらしいことが書いてあるなら、「大吉」を引いたらいったいどんなことが書いてあるのだろう。ちょっと読んでみたくなったが、それは今度実際に「大吉」を引いたときの楽しみにしよう・・。まずは二学期の初めに幸先のよいことではあるが、慢心してはいけない、引き締めよう。
 
 参道は多くもなく少なくもないくらいの人出で、ぶらつくにはちょうどいい。いつも行く漬物屋で買い物をした後、いつものうどん屋「ちょぼ蔵」へ向かう途中でマツタケを売っているのを見つけた。いくらなんでもまだ早いだろう、と思いながらも写真に撮ってみた。

 

左の写真は一皿1000円、右の写真は一皿2000円、こうやって比べてみると一目瞭然なほどの違いがある。1000円のほうには鼻を近づけてみたが、なんらの香りもしなかった。栗やサツマイモも売られていたが、みな産地がしっかり明記してある。それなのにこのマツタケだけは産地はどこにも書いてなく、ただ値段だけが書いてあった。どう考えても国内産のわけがないが、いくら安い値段が付けられていても、いや、安いからこそとても買う気にはなれない。果たして買う人はいるのだろうか・・。
 3年前に妻が東京に行った際に築地市場で買ってきたマツタケを豪勢に食べた記事を書いた。あれ以来マツタケを丸々1本食べたなんてことは一度もない。もうそろそろ食べても罰が当たらないかな、とSMAPのコンサートに出かける予定の妻に買ってきてくれ、と交渉を始めたところである。うまくいけばいいが・・。

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