じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

虐待への大阪市の対応策

2010-08-06 12:15:13 | Weblog
★ 大阪市は先の児童放置死事件を受け、児童相談所と消防署との連携で、通報から救出まで素早い対応をするという。

★ 人が死ななければ対応策が取られない、24時間通報受付体制はできても通報に対応するスタッフがいないなど、これまでのお役所仕事には不満が残る。しかし、失敗を反省し失敗を繰り返さないように素早く対応策を打ち出した点は評価できる。

★ 消防署の活用というのは、緊急避難としては妙策であろう。

★ 法律の拡大解釈という気もするが、法律で想定しえない事態には行政的に対応せざるを得ない。法律に疑義ありとして目前の災難を見過ごすわけにはいかない。

★ さて、緊急避難的にはこれで時間を稼ぐとして、抜本的な法律の見直し、児童救出体制の整備、児童虐待を防ぐ啓発や社会的な支援体制などを早急に整備すべきであろう。

★ 「いのち」を軽視する社会は、異常な社会である。政治も行政も社会も、まず「いのち」を大切にすることから始めなければ本末転倒であると思う。
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