じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「カティンの森」

2010-08-21 16:31:47 | Weblog
★ なんとも気の重くなる映画だった。何回見ても途中で寝てしまう。断片的なつぎはぎでなんとか見終えた。

★ 第二次世界大戦下のポーランド。西からはドイツ、東からはソ連が侵攻し、国家が消滅してしまう。やがて戦況はソ連有利に傾いていく。

★ そんな中、ソ連が捕虜としたポーランドの将校1万人余をカティンの森近くで虐殺するという事件が起こった。この映画は銃殺される将校と彼らを取り囲む家族を描いたものだ。

★ なぜ、ソ連は将校たちを虐殺する必要があったのか。軍の将校たちは戦後のポーランドを担う人々だったに違いない。ソ連はポーランドを掌握するために彼らにとって危険分子になりかねない将校たちが恐ろしかったのであろう。

★ それにしても、人はどうしてこれほどまで残虐になれるのか。どうしてこれほどまで簡単に人を殺せるのか。もはや感覚がマヒしてしまっているのか。

★ 「お国のため」とか「戦争だから」というフレーズは人々の良心をマヒさせる常套句だ。作戦に関与した人々も、命令だからと自分を納得させ、冷淡になれたのだろうか。

★ 共産主義やファシズムを糾弾するだけでは生ぬるい。ヒトラーやスターリンの異常性のせいにするだけでは物足りない。人間の奥底にある残虐性を何とかしなければ、悲劇はまた繰り返されるかもしれない。
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権力闘争

2010-08-21 11:43:06 | Weblog
★ 民主党は代表選を前に権力闘争の様相だ。

★ 政策論ではなくて、小沢か反小沢かで対立している点が醜い。好き嫌いや猟官が選択軸か。ガタガタ言わずに分裂してしまえばよいのに。

★ 小沢勢力が代表選に勝てば、また大連立の話が浮上する。かつての自自連立時代、自民党が主導で自由党がサポートと言う形だったが、今回連立すれば立場は逆転だね。

★ 自民党の中に小沢アレルギーもあろうが政権がちらつくと、そんなことはどこ吹く風だろうね。かつて自社政権も実現させたのだから、なんでもありだ。

★ 反小沢民主党は「みんなの党」と組んで捲土重来か。小沢党+自民党連合軍対反小沢党+みんなの党連合軍。この構図の方がわかりやすい。

★ そもそも小沢党+自民党って昔の自民党だね。
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