☆ NHK100分de名著「枕草子」を見た。とても面白かった。
☆ まず指南役の山口仲美先生のお人柄、話しぶりがとても良かった。お若い。こういう話し方ができる人は素敵ですね。
☆ まさに清少納言の化身のように、熱く語られていた。熱く語ると伝わるんですね。
☆ 「枕草子」がなぜ書かれたのか。清少納言は中宮定子に仕えていたが、藤原道長が権勢を誇りその娘彰子を入内させてからは、定子が疎んじられるようになった。宮中を去った清少納言が楽しかった宮中での思い出を綴ったのが「枕草子」だというところは、ほろっとくる。
☆ つらいことがあっても、明るく描いているところが、かえって切ない。
☆ テーマは現代に通じるものが多く、思わず笑ってしまう場面もあった。
☆ 原書は古文なので、どうしても敬遠しがちになる。また受験勉強としては助動詞の品詞分解や堅苦しい訳に惑わされて、作品本来の面白さを味わいにくい。
☆ 最近は「超訳」もいくつか公表されているし、まずそれを読んでみようと思った。
☆ そしてやはり醍醐味は原書の古文の美しさを声に出して読んでみることだろう。日本語は美しい。
☆ 清少納言は和歌が苦手だというけれど、詩的な表現力は素晴らしいと思う。話題も豊かだし、外にあるもの、心の内なるもの、そのどちらも五感に訴える美しい表現で描かれている。
☆ 番組で使われた水彩画のようなイラストも素敵だった。
☆ 1000年の歴史を生き抜いた名著、絶対に読む価値がある。
☆ まず指南役の山口仲美先生のお人柄、話しぶりがとても良かった。お若い。こういう話し方ができる人は素敵ですね。
☆ まさに清少納言の化身のように、熱く語られていた。熱く語ると伝わるんですね。
☆ 「枕草子」がなぜ書かれたのか。清少納言は中宮定子に仕えていたが、藤原道長が権勢を誇りその娘彰子を入内させてからは、定子が疎んじられるようになった。宮中を去った清少納言が楽しかった宮中での思い出を綴ったのが「枕草子」だというところは、ほろっとくる。
☆ つらいことがあっても、明るく描いているところが、かえって切ない。
☆ テーマは現代に通じるものが多く、思わず笑ってしまう場面もあった。
☆ 原書は古文なので、どうしても敬遠しがちになる。また受験勉強としては助動詞の品詞分解や堅苦しい訳に惑わされて、作品本来の面白さを味わいにくい。
☆ 最近は「超訳」もいくつか公表されているし、まずそれを読んでみようと思った。
☆ そしてやはり醍醐味は原書の古文の美しさを声に出して読んでみることだろう。日本語は美しい。
☆ 清少納言は和歌が苦手だというけれど、詩的な表現力は素晴らしいと思う。話題も豊かだし、外にあるもの、心の内なるもの、そのどちらも五感に訴える美しい表現で描かれている。
☆ 番組で使われた水彩画のようなイラストも素敵だった。
☆ 1000年の歴史を生き抜いた名著、絶対に読む価値がある。