マドレーヌの日々

今日も一日にっこりね。

いつまでも、あると思っていたのに…

2006年02月14日 | Weblog
お気に入りの喫茶店。
学生時代や働いていた頃にはあった。

学生時代のお気に入りの喫茶店は「山の手オデオン」という名前。
今はもうない。

働いていた頃のお気に入りは「ポワブリエール」と「ぶらじる」。
こちらはまだ両方ともある。
「ポワブリエール」はフランス菓子のおいしい店で、
フランス人の奥さんを時々見かけた。
「ぶらじる」はランチがとてもおいしかった。そして濃い目のコーヒーと
焼きたてのクロワッサンも。

そして今、住んでいる街で去年の今ごろ初めて行った店がとても気に入った。
なにしろ一年がかりで行きたいなぁと思っていて、やっと行ったのだ。
手帳にはさんだ切抜き、折目が深くなっていた。

凧揚げ大会の帰りに行った。
ちょっとコーヒーでも飲みたいねという話になり、
「それじゃあ、この近くにいい店知ってるから、行こうよ」と、
家族三人で行った。

「常楽茶房」という名前。
若い夫婦が経営していて、とても居心地良さそうな空間だった。
雑誌の「クウネル」がいっぱい並んでいた。
ここでバックナンバーが思い切り読めるぞ!と思った。
「クウネル」には大好きな川上弘美さんのコーナーがあるのだ。

それからもう一度だけ行った。
そのときも家族三人で、「ことり文庫」のプレオープンイベント。
ブックマーケットがあったり、珍しい本が陳列されていたり…。
いよいよ気に入った。
今度は一人で行きたい、行かなくっちゃと思いつつ、
いつの間にか一年。

先日、友達の雑貨屋さんでおしゃべりしていて
「ところで常楽茶房に長い間行ってないな…」と言うと、

「あの店、もう今はないよ」
「えっ!どういうこと?」
「オーナー夫婦が東京に帰っちゃったらしいよ」
「えっ!はぁ…そうなの」

と言うことで、一人では行かずじまいで、店自体がなくなってしまったのです。
すごく残念。
本当に残念。
やっとこの街でも一人で入ってゆっくりくつろげそうな店を見つけたと思ったのに…。

いつまでも、あると思っていたのに…。
行きたいと思ったら、行かなきゃねと
思ったのでした。
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ふみこさんレシピ

2006年02月14日 | Weblog
料理のレシピは簡単でおいしいのがいい。
栗原はるみさんのレシピはお気に入り。

そしてもう一人、私のお気に入りレシピは
山本ふみこさんのものだ。
私が持っているのは
『子どもと食べる毎日のごはん かあさんの料理ノート』(岩崎書店)というレシピ本。
山本ふみこさんのエッセイがとても好きで、
そのエッセイにちょこちょこ料理のレシピが載っていて、
いいなぁと思っていたら、彼女のレシピ本が出るというので
これは迷わず買った。

彼女から学んだ事は多い。
習慣にしてしまった事も多い。
例えば、昆布をつけておいた水。
これは冷蔵庫に常備している。
出汁として使うのだが、とても重宝している。

山本さんは
「台所世界」という言葉を使う。

『自分の思うようにつくりあげることのできる、それぞれの「台所世界」。
好きなようにやっていきたいですよね。
ひとから指図されたり、命令されたりせずに。
思う存分インチキやごまかし(これは立派な技です!)をしたり、
または照れるほど健気に働いたり。』

彼女の考えに大いに共感するのです。
たまに雑誌で見かける彼女のエッセイにもすごく勇気をもらいます。
この間はモスで食べたときに、「天然生活」という雑誌に彼女のエッセイが載っていました。

このブログを書いている合間にも
私はキッチンとパソコンを行ったり来たりして、
私の『台所世界』でせっせと料理の下準備をしたり、料理をこしらえたりしています。
今は昆布をつけたおいた水を火にかけて沸騰させ、
それから鰹節を放りこんだところ。

もうすぐ娘が帰ってくるので、またまたおいしい匂いで
心を掴まなくてはね。

『ごちそうさまが、ききたくて。』(栗原はるみ・文化出版局)
この本も愛用しています。ネット友達のたーままさんからプレゼントしてもらったもの。
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解説の金メダル! 佐藤有香さん

2006年02月14日 | Weblog
フィギュアスケートペアフリーを見ていて、
氷上の二人もさることながら、
解説の佐藤有香さんが本当にいいなぁと思う。

1994年、リレハンメルの現役時代の彼女も良かった。
あの頃も好きだった。
でも、最近よく聞く彼女の解説は本当にいいなぁと思う。

落着いた声でのわかり易い説明。
ジャンプが失敗したときの冷静な原因究明にも好感が持てる。

その上での、選手達への温かい気持ちのこもったエールが
とてもよく伝わってくる。

「良かったですねぇ」
「今日の出来は評価してあげて欲しいです」
「彼らの演技を見て、感激しました」
「演技を見ていて、涙が出そうです」
「すごいという言葉しか、頭に浮かびません」

演技の途中で、
演技が終わった時に彼女が発する言葉の一つひとつに温かさを感じる。

解説にもメダルがあるのなら、
文句なく佐藤有香さんが金メダル!だと、私は強く思います。
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友チョコ

2006年02月14日 | Weblog
「ねぇ、ママ、ともチョコって知ってる」
「ともチョコ?」
「うん、友チョコ。友達同士がチョコレートを送りあうんだって。
女の子同士だよ」

小学三年生の娘、
今年のバレンタインデーのお相手はパパだけの様子。
しかし同じクラスのお友達には
何個あげるとか、
誰にあげるとか、
もう送ったとか
そんな話題がちらほらあるようだ。

私と言えば、最初のバレンタインデーの思い出は
「友チョコ」でした。
私が小学四年か五年の頃だから
今から30年前の話。
仲良くしていたクラス一利発な女の子だった裕子さんから
分厚い封筒をもらいました。

「帰ったらあけてね」
不二家のピーナツ入りハートチョコレートでした。
なんだろう、チョコレートのプレゼント。
裕子さんから「今日は好きなお友達にチョコレートをプレゼントする日なんだよ」
と言われて、ピンとこなかったけど、
今から思えば、まさにバレンタインデーのはしり。
それも友チョコ。

日本では1936年に神戸のモロゾフが
英字雑誌に「バレンタインチョコ」の広告を出したのがはじめだとか。
しかし、その当時はあまり流行らず、
広くバレンタインデーが浸透してきたのは1970年代だそうですよ。
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弁当作りの手が止まる フィギュアスケートペア銀メダルの二人

2006年02月14日 | Weblog
トリノは今、真夜中。

いや~オリンピックって感動的ですね。
「ALWAYS」で、涙腺が最大限に緩んでしまったせいか、
いろんな競技を見ても、泣けて泣けて仕方ありません。

昨晩はメロちゃんの転倒に、
そして今朝はフィギュアスケートペアフリーに。
中国のペアだったのですが、
途中で女性が転倒し、棄権かと思いきや
最後までしっかり滑りました。
結果的には銀メダル。
あの転倒の後で、よくあれだけの演技ができるものだと
弁当を作る手が止まり、涙がボロボロ。
演技が終わると、会場内は感動の嵐で、スタンディングオペレーション。

「感動をありがとう」
あの二人にかける言葉は、それだけです。
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はるみレシピで

2006年02月14日 | Weblog
昨日はリクエストのいなり寿司を作りました。
栗原はるみさんレシピで油揚げを煮ました。
娘が帰ってくる少し前から煮ました。

小学校から帰ってきた娘が玄関で
「う~ん、いい匂いだぁ」
フフフ、ママはまず娘の心をおいしい匂いで掴むのだよ。

いなりずしはとてもおいしく出来ました。
(お得意の自画自賛)。

今まではいなりずしの揚げも味がついているものを買うことが
多かったのですが、
これからは作ろうと思いました。
だって簡単だし、おいしいし、
余れば、きつねうどんの具にもなるし、お楽しみがいっぱいだから。

いなり寿司のすし飯にはちりめんじゃこと白ごまを入れました。

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