モーセはイスラエルの民に、神エホバに対し常に健全な恐れを抱き、神エホバに対し罪をおかすことがないように、と教えました(出エジプト記20:18~20)。引き続きモーセはまことの神エホバに近づくためシナイ山の暗い雲海に近づいて行きました(出エジプト記20:21)。次いで神エホバは、先に二番目のおきてとして、いかなる彫刻像も作ってそれに仕えてはならない、と偶像崇拝を禁じられましたが、引き続き偶像崇拝・偶像礼拝を禁じるお教えを具体的に与えられました(出エジプト記20:4~6)。次のように記されています。
「次いでエホバはモーセにこう言われた。「これはあなたがイスラエルの子らに言うべきことである。「わたしが天からあなた方に話すのを、あなた方自身が見た。あなた方はわたし(エホバ)に並べて銀の神々を作ってはならない。自分のために金の神々を作ってもならない。土の祭壇をわたしのために作るように。その上にあなたの焼燔の捧げ物と供与の犠牲、羊と牛を犠牲としてささげなければならない。わたし(エホバ)が自分の名を銘記させるすべての所で、わたしはあなたのもとに来て必ずあなたを祝福する。また、もし石の祭壇をわたしのために作るのであれば、それを切り石にして築いてはならない。のみをそれ(石)に振るう際に、それ(石の祭壇)を汚すことになるであろう。また、踏み段によってわたしの祭壇に上がってはならない。あなたの隠し所がその上(祭壇の上)であらわにされることがないためである」」(出エジプト記20:22~26)。
神エホバはモーセに、再び上記の聖句に示すように、唯一まことの神エホバに並べて、銀や金の神々を作ってはならない、と命じられました。金や銀の偶像の神々を作って、それに崇拝行為をしないように命じられました。偶像の神々は金や銀で出来ていても、口があってもしゃべることはできず、目があっても見ることもできず、耳があっても聞くこともできず、手があっても触ることも、足があっても歩くことのできないものであり、そのような偶像に身をかがめることが愚かな行為であることを教えておられます(詩編115:4~8)。命の源の神エホバに依り頼むことを教えています(箴言3:1~5)。しかし、大変残念なことですが、この科学が発達した時代になっても、多くの人々は偶像崇拝・偶像礼拝を続けています。そのような行為は神エホバの禁じられている行為であることを思いに留めて欲しいと願っています。
一方、神エホバは土の祭壇を作り、エホバのために焼燔の捧げ物と供与の犠牲、羊と牛を犠牲としてささげるように、指示されました。ご承知の通りに土は、その上で動物の犠牲を火で焼いても、損傷することのない耐火性のものです。ですから、神エホバはイスラエルの民が作りやすい土の祭壇を作るように指示されています。神エホバは当時のご自分の民に道理にあった方法で指示をされています。またその土の祭壇は高さが高くなく、踏み段で上る必要のない高さにするようにも指示されています。神エホバは聖なる神であることを教えています。神エホバはご自分の指示に従って仕える民に、また神エホバのみ名を神聖にする者に近づき祝福を与えることを約束されました。
、次郎柿 収穫終えし 妻のお茶 今日の一句
卓上の可愛い「パンフラワー」