早くも11月中旬に入ろうとしています。こちらも秋の深まりを感じるようになりました。街の銀杏並木の葉も少しずつ黄葉しています。間もなく銀杏の黄葉の美しい時期を迎えると思います。また、3m位の高さまで伸びた皇帝ダリアの花があちこちに咲いているのを見かけるようになりました。こちらでは前川次郎柿の収穫時期を終え、早生みかんの収穫時期に入っています。今年の夏は雨が多く、日照時間は例年の約50%でしたが、それでも豊かな実りを与えられています。
今日は11月上旬に詠んだ俳句を紹介致します。
純白の 花びら映えし 野菊かな
銀杏の木 少し黄葉 朝陽差し
晴れやかや 賞に喜ぶ 文化の日
愛注ぐ 菊の盆栽 愛好家
次郎柿 収穫終えし 妻のお茶
早生みかん 届いたの声 弾みけり
愛情を 注がれ見事 管菊(くだきく)よ
純白に 気品溢れる 女帝菊
夕陽受け 柿色増して 赤く見ゆ
菊の花 香り豊かや 美しき
大輪の 三本菊の 見事なり
懸崖の 菊の見事や 立ち止まる
見上げれば 皇帝ダリア 空を背に
雨に濡れ ナンテンの実の 赤さかな
吊るし柿 並び陽を浴び 軒の下
見るほどに 気持ち安らぐ 秋のバラ
菊の愛好家の見事な三本菊「泉郷越前」
菊の愛好家の見事な「女帝」
菊の愛好家の見事な「懸崖」
菊の愛好家の「管菊」
菊の愛好家の「盆栽」
ご近所の庭に咲いている見事な「バラ」