神エホバは、仲間の者の衣を質に取る場合は、日没までにそれを返すように律法で定めました。また神エホバに災いを呼び求めたり、長たる者をのろったりしてはならないことも律法で明確に明確にされました。産物を神エホバの捧げものをする場合も惜しみなく感謝を表し行うことや、牛や羊の子供を捧げものにする場合も、慈悲深い規定を与えました。加えてご自分の民に神聖な者となるように律法を与えられました(出エジプト記22:26~31)。次いで、神エホバは証人となる場合の律法も次のように与えられました。
「あなたは真実でない報告を取り上げてはならない。邪悪な者に加担して暴虐をたくらむ証人となってはいけない。よこしまな事柄のために群衆に従ってはならない。論争に関する証言に際し、群衆と共にそれを行って公正を曲げようとしてはならない。立場の低い者に関しては、その者の論争のさいに偏った好意を示してはならない」(出エジプト記23:1~3)。
愛の人は不義を憎み、真実な事と共に歓びますので、真実でない報告を取り上げてはならない、という助言に従います(コリント第一13:4~6)。神エホバは証人となる場合、真実でない報告は取り上げてはならないこと、邪悪な者に加担して暴虐をたくらんではならないこと、よこしまな事柄のために群衆に従ってはならないこと、論争に関する場合、群衆と共にそれを行って公正を曲げてはならない、立場の低い者の論争のさい偏った好意を示してはならない、と明確な律法を与えられました。出エジプト記が書き記されたのは西暦前1512年です。このことをお考えくだされば、神エホバの教えは普遍的な教えであることをご理解いただけるに違いありません。
今日、群衆に迎合する傾向があったり、弱い立場の人の論争の際に、情に流され公正が損なわれる傾向がありますので、神エホバの教えを熟考し、適用し尽きない平安と義の道を歩みたいものです(イザヤ48:17,18)。
ジョウビダキ 午後の陽を浴び 柿の枝 今日の一句
庭に咲いている「バラ」