現在社会は「終わりの日の対処しにくい危機の時代」ゆえに、不公正が蔓延し、働くことから得られる喜びは少なくなっているに違いありません(テモテ第二3:1~5)。働く時間も労働基準法が無視され、苛酷な時間外労働によって過労死する方、あるいは、精神的な病に陥る方もいらっしゃるようです。一方、職場環境にも恵まれ、やりがいのある仕事に就けた方も、年を重ねると定年を迎え、円熟した仕事を継続することができない、つまり人間の力ではどうにもできない老齢になり、大好きな仕事も継続できなくなる問題もあります。皆様方は、自分の手の業、自分の能力を存分に用いることができる社会が実現するなら、無上の喜びを味わうだろう、と、お考えになられたことは無いでしょうか。神エホバは、ご自分の預言者イザヤを通して、地上に義の宿る楽園を回復し、いたずらに労することは無く、自分の手の業・能力を存分に用いる社会になることを次のように約束されています(ペテロ第二3:13.イザヤ65:22,23)。
「そして、彼ら(神エホバのご意志を守り行なった人々)は必ず家を建てて住み、かならずぶどう園を設けてその実を食べる。彼らが建てて、だれかほかの者が住むことはない。彼らが植えて、だれかほかの者が食べることはない。わたしの民の日数は木の日数のようになり、わたし(エホバ)の選ぶ者たちは自分の手の業(自分の能力)を存分に用いるからである。彼らはいたずらに労することなく、騒乱のために生み出すこともない。彼らはエホバの祝福された者たちからなる子孫であり、彼らと共にいるその末孫もそいうだからである。そして彼らが呼ばわる前に、わたし(エホバ)自身が答え、彼らがまだ話しているうちに、わたし(エホバ)自身が聞くことになる」。
「おおかみと子羊が一つになって食べ、ライオンは雄牛のようにわらを食べる。蛇に関しては、その食物は塵となる。これらはわたし(エホバ)の聖なる山(神の王国による地上の楽園)のどこにおいても、害することも損なうこともない」と、エホバは言われた」(イザヤ65:21~25)。
イザヤの預言の上記の聖句通り、地上が義の宿る楽園に回復された状態での、神エホバのご意志を守り行なった人々の保証された生活が記されています(マタイ7:21)。義の宿る新しい社会・地上の楽園では、衣食住が満足したものとなり、各自は自分の能力を存分に発揮できる喜びの多い仕事を永遠に続けることができるのです(啓示21:4も参照)。もはや「いたずらに労することなく、騒乱のために生み出すこともない」と、記されていますので、苛酷な時間外労働や、不公正な扱いを受けることがない、完全な公正・義がゆきわたる社会となるのです。神エホバの約束によって神の王国と神の義をいつも第一に求めて来た柔和(温和)な人々は、能力を存分に発揮し「無上の喜び」を味わうことができます(マタイ6:33.詩編37:11)。動物たちとも平和な関係で生活を楽しむことができます(イザヤ65:25)。神エホバの保証された約束に堅く立つ方々は幸いです。
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秋の夜の 地震警報 目覚め見る 今日の一句
切り花で売られていた「バラ」