聖書を学ばれた方はご存じですが、聖書は「預言の書」としても知られています。聖書の創世記3章15節に記されている、神エホバが預言した言葉がどのように実現していくかが記され、最終的にはイエス・キリストを王とする神の王国が神エホバの語った言葉をその通りに成就することが記されています。その聖書の中には、神エホバのことばのダニエルの預言やイザヤの預言も記され、いずれも神エホバの約束によって遣わされるメシアについて預言され、その通りに預言が成就していることを確証することができます。聖書のイザヤの預言の中に、遣わされるイエス・キリストについて次のように預言されていた内容が、約束通り地上に遣わされたイエス・キリストによって成就しました。
「「見よ、わたし(エホバ)がしっかりとらえているわたしの僕(奉仕者)を!わたし(エホバ)の魂(エホバ神ご自身)が是認した私の選んだ者を!わたし(エホバ)は彼のうちにわたしの霊(聖霊)を置いた。彼は諸国の民への公正ををもたらすであろう。・・・彼は砕かれた葦を折らず、・・・彼は、真実のうちに公正をもたらす。彼は、地に公正を定めるまで、薄暗くなることもなく、打ち砕かれることもない。島々もその律法を待ち望むのである」(イザヤ42:1~4)。
イエスは神エホバの預言された約束の年月に約束通り遣わされました。イエスは地上に遣わされ、水のバプテスマを受けられた後、神の王国の良いたよりの真理を証ししながら、あらゆる疾患の人、あらゆる病の人たちを癒しました(マタイ4:23.ルカ4:43;8:1)。そのためたくさんの病気の人たちが、イエスに癒してもらうために押し寄せました。そのような人たちは自分からイエスに触れて癒されようとしました(マルコ3:9,10)。
イエスの12使徒の一人のマタイは、イエスの神の王国の真理の伝道と病気の人たちの癒しの業によって、「預言者イザヤを通して・・・語れた事が成就するためであった」と述べて、上の聖句のイザヤ42勝1節~4節の言葉を引照し書き記しています(マタイ12:17~21)。
イエスは、神エホバが愛し、神エホバが喜んで是認した僕・奉仕者です(マタイ3:17)。イエスは、偽りの伝統や宗教にって曖昧になっている「真の公正とは何か」を明らかにしました。当時パリサイ派の宗教指導者たちは不公正に、また身勝手な方法で、安息日には病気の人も直そうとはしませんでした。しかし、イエスは、神エホバの公正をはっきり示し、安息日にも、神エホバの聖霊が自分の上にあることを示すことによって、疾患の人を癒し、不公正な伝統という重荷から人々を解放しました(マタイ11:28~30;12:9~21)。
また、イエスは、傷ついた葦のように打ち倒された人たちに、神エホバの愛と公正によって、優しい愛情を抱き、謙遜に人々を元気づけることをし、イザヤを通して預言されていた、イエスに関する預言が成就しました、ですから、イエスこそ、諸国の人々が神エホバの公正を行うゆえに、望みをかけることのできる方なのです。最終的には神の王国によって公正の行き渡る新しい社会・義(公正)の宿る楽園で実現します(ペテロ第二3:13)。
あなたも神エホバの預言の言葉に確信を抱き、希望に堅く立つ方々のお一人であれば幸いです。
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年の瀬や 喪中連絡 多し月 今日の一句
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妻の描いた「点描画」