イエス・キリストは地上に遣わされ、バプテストのヨハネからヨルダンでバプテスマを受けた後、神の王国の良いたよりを伝道しながらあらゆる疾患の人たち、あらゆる病の人たちを癒されました(マタイ3:13~17;4:23)。イエスが神の王国の良いたよりの伝道活動を始めてから、大勢の誠実な男性たちがイエス弟子になっています。例えば、アンデレ、シモン・ペテロ、ヨハネ、フイリポ、ナタナエル(バルトロマイとも呼ばれている)がいます。恐らくヤコブ(ヨハネの兄弟)も含まれるでしょう。その後も大勢の人たちがイエスの弟子に加わります(ヨハネ1:45~47)。
イエスが使徒を選ぶ時が来ました。使徒たちはイエスの親しい友となり、特別な神の王国の伝道の訓練を受けます。でも、イエスは使徒を選ぶ前に、山に出て行かれます。カぺルナウムからそれほど遠くなく、ガリラヤの海の蕎麦の山です。そこで、イエスは一晩中神エホバに祈ります。イエスは神エホバからの知恵と祝福を求めたに違いありません。次の日、イエスは弟子たちを自分の所に呼び、その中から12人を使徒として選びます(マルコ3:13~19.ルカ6:12~16)。
イエスは上に挙げたアンデレ、シモン・ペテロ、ヨハネ、フイリポ、ナタナエル、ヨハネの兄弟ヤコブの6人に加え、収税所から呼んだマタイも選びます。そのほかの5人は、ユダ(タダイ、または「ヤコブの子」と呼ばれる)、「熱心な人」シモン、トマス、アルバヨの子ヤコブ、ユダ・イスカリオテ(後にイエスを裏切る人)です(ルカ6:16.マタイ10:2~4。ルカ6:12~16)。
この12使徒たちは、それまでもイエスと伝道旅行をし、イエスは彼らのことをよく知っています。イエスの親族も何人家含まれています。ヤコブとヨハネはイエスといとこと思われます。アルバヨがイエスの養父ヨセフの兄弟であるなら、アルバヨの息子で使徒のヤコブもイエスのいとこに当たります。
12使徒の名前を覚える覚え方があります。まずシモンが2人、ヤコブが2人、ユダが2人います。そしてシモン・ペテロの兄弟がアンデレ、ヤコブ(ゼベダイの子)の兄弟がヨハネです。これで8人の使徒たちを覚えられます。あとの4人は、収税人のマタイ、トマス、木の下から呼ばれた人ナタナエル、ナタナエルの友人フイリポです。これで12使徒になります。
イエスは、神エホバのご意志である神の王国の良いたよりの真理を証しする上で、組織的な活動が必要であることをよく理解し、12使徒を選び、大勢の弟子たちを加えられました(ルカ4:43;8:1.使徒28:23)。
あなたも神の王国の良いたよりの真理を証しするエホバの証人の隊伍の一人であれば幸いです(イザヤ43:10)。
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黄葉の 銀杏落ち葉に 猫休む 今日の一句
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