厚生労働省の統計データーの不正事件や10歳の少女の虐待殺害事件、当時18歳の女子大生の殺害事件等々、連日、規範の崩れた日本の実態の悲しく、暗いニュースが流れ、皆様方も義憤を感じていらしゃるのではないでしょうか。そうした社会の暗く悲しいニュースとは反対に白梅や紅梅が咲き、春が近づいていることを告げています。
殺伐とする世の中にあっても、季節の規則正しい変化を通し、美しい花々を眺め、花々から愛や公正(義)や知恵や力の調和を学び、優しい愛情に包まれる社会であって欲しいと願う毎日です。
今日は1月26日~31日までに詠んだ俳句を紹介致します。
輪切りする 白菜鍋に 満たしけり
珍しき ミツマタの花 咲き始む
庭先で 婆ちゃん一人 日向ぼこ
紅梅や 青き空背に 咲きし庭
好天や 探梅の人 語り行く
かいつぶり 来ぬ池となり 里変化
高官の 不正データー 芝枯れる
次々と咲く「カタバミ」
喉の薬になる「キンカン」
ご近所の庭の「椿」
ご近所の庭の「紅梅」
見事に実った「万両」