愛媛県宇和島市からの良いたより♪

私のブログでは次の内容を紹介致します。
1.「神の王国の良いたより」、聖書教育
2.花々、風景写真
3.俳句、他

地上に存在した最も偉大な人・イエス・キリスト:論争の的となるイエス(その1)♪

2020-12-11 23:54:37 | 神の言葉・聖書

 イエスはシモンの家でもてなしを受けてからほどなくして、ガリラヤでの2回目の神の王国の良い便りの伝道旅行を開始しました。前回その地方を伝道旅行した際には、最初の弟子たちであるペテロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネが一緒でしたが、今度は十二使徒と幾人かの女性が同行します。その女性の中には、マリア・マグダレネ、スザンナ、ヨハンナなどがいます。ヨハンナの夫はヘロデ王の司です。

 イエスの神の王国の宣教速度が速くなるにつれ、イエスの活動に関する論争も増えてゆきます。悪霊に取りつかれた、盲目でものの言えない人がイエスのもとに連れて来られました。イエスがその人を即座に癒されると、その人は悪霊の支配から解放されてものを言い、目も見えるようになったので、群衆はただあっけにとられ、「もしかしたらこれがダビデの子ではなかろうか」と、言いだしました。

 イエスが滞在しておられる家の周りに非常に大勢の群衆が集まったため、イエスの弟子たちは食事をすることもできません。イエスが約束の「ダビデの子」かもしれない、と考える人々に加えて、イエスの信用を落とそうとして、はるばるエルサレムやって来た書士やパリサイ人もいます。イエスの親族は、イエスをめぐる騒ぎについて聞き、イエスをつかまえようとしてやって来ます。なぜイエスを親族の人はつかまえようとするのでしょうか。

 イエスの実の兄弟たちでさえ、イエスが神の子であることをまだ信じていないのです。それに、イエスが民衆の間に引き起こしていた騒動や争いは、ナザレで成長していた時の、彼らが知っていたイエスからすれば、全く考えられない事でした。そのため、彼らは、イエスが精神的にどこかひどくおかしくなっていると考え、「彼は気が変になってしまった」と判断していました。それで、親族は、イエスを捕らえて連れて行きたいと思っているのです。

 しかし、イエスが悪霊に取りつかれた人を即座に癒した証拠は明白です。書士やパリサイ人には、自分たちがその事実を否定できないことは分っているのです。それで、彼らはイエスの信用を落とすために、「この男が悪霊を追い出すのは、悪霊どもの支配者ベエルゼブブによる以外にない」と、人々に語りました。

 さて、イエスはどのように対応されるでしょうか、引き続き次回にお伝え致します。

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