イエスはミナ銀貨の例えを用い、現在にまで及ぶ話しをされました。どのような教えでしょうか。引き続きお伝え致します。
イエスの例えの話しの中の十人の奴隷たちはどのようにミナ銀貨を使うでしょうか。イエスは次のように説明されました。「やがて、王権を確かに得て戻って来た時、彼は、銀子を与えておいたこれらの奴隷を呼び寄せるように命じました。彼らが証取引きをしても受けたものを確かめるためでした。そこで、最初の者が出て来て言いました、「主よ、あなたの一ミナは十ミナを儲けました」。それで彼は言いました、「よくやった、善良な奴隷よ!あなたは非常に小さな事において忠実であることを示しかから、十の都市に対する権威を持ちなさい」。さて、二番目の者が来て言いました、「主よ、あなたの一ミナが五ミナを得ました」。彼はこの者にも次のように言いました、「あなたも五つの都市を受け持ちなさい」」。
十ミナを持った奴隷は、使徒たちを含む、西暦33年のペンテコステから現在に至るまでの弟子たちのグループを表しています。五ミナを儲けた奴隷も、同じ期間に、自分に与えられた機会や能力に応じて、王の資産を地上で増やすグループを表しています。どちらのグループも神の王国の良い便りを熱心に宣べ伝え、結果として、大勢の心の正しい人々が真のクリスチャンになって来ました。奴隷のうちの9人は上手に商売をして、自分の持ち物を増やしました。
イエスは話しを続け、「しかし、別の者が来て言いました、「主よ、ここにあなたの一ミナがあります。私はこれを布にくるんで、しまっておきました。お分かりでしょうが、私はあなたが怖かったのです。あなたは厳しい方だからです。ご自分の預けなかったものを取り立て、まかなかったものを刈り取られるのです」。彼はその者に言いました、「私はあなた自身の口からあなたを裁く、邪悪な奴隷よ、私が厳しい人間であり、自分の預けなかったものを取り立て、まかなかったものを刈り取ることを知っていたと言うのか。それなら、私の銀子を銀行に預け入れなかったのはどうしてか。そうしておけば、私が到着の折、それを利息と一緒に集めただろうに」。そうして彼は、傍に立っている者たちに言いました、「この者からその一ミナを取って、十ミナを持っている者に与えなさい」」。
邪悪な奴隷にとって象徴的なミナを失うことは、神の王国での立場を失うことを意味しています。イエスの話しの中の邪悪な奴隷は、いわば十あるいは五つの都市を治める特権を失うのです。この奴隷が何か悪いことをしたので邪悪だと言われたのではなく、むしろ主人の王国の富を増やさなかったためにそう言い渡されたという点に注意してくださう。
邪悪な奴隷のミナが最初の奴隷に渡されると、「主よ、彼は十ミナも持っています!」という反対の声を上げました。しかし、イエスは、次のように答えられました。「すべて持っている者(神エホバのご意志を守り行なっている者)にはさらに与えられ、一方、持っていない者(神エホバのご意志を守り行なわない者)からは、その持っているものまで取り上げられるのだ。それから、私がその王となることを望まなかったこれら私の敵どもをここに連れて来て、私の前で打ち殺せ」。(ルカ19:11~27.マタイ28:19、20)。
WWW.JW.ORG
ピンク色 ウエーブ描く レンゲ畑 今日の一句
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/00/f0eac6b1c79fd992c110128b0da3f45b.jpg)
卓上の「グラジオラスとカラー」