神エホバはモーセに、2匹の内の後の1匹の雄羊・任命の雄羊の肉の脂肪部分は祭壇で全焼の捧げ物と共に焼くように命じられました。引き族き任命の雄羊の肉をどのように用いるべきかについて、神エホバはモーセに次のように命じられました。
「(祭司)アロンのために捧げられる任命の雄羊の胸を取り、振揺の捧げ物としてエホバの前で揺り動かす。それはあなた(モーセ)の分である。任命の雄羊、すなわちアロンとその子たちのために捧げられた物のうち、振揺の捧げ物の胸と神聖な分の脚を神聖なものとする。揺り動かされた物と寄進された物である。これはイスラエル人がずっと守るべき規定によって、(祭司)アロンとその子たちのものとなる。それは神聖な分なのである。それはイスラエル人が納めえるべき神聖な分となる。供食の犠牲のうち、エホバのための神聖な分である。
(祭司)アロンの後の子たちは、油を注がれて祭司に任命される時に、アロンのものである聖なる服を使う。アロンの子たちのうちアロンの跡を継ぎ、会見の天幕に入って聖なる場所で奉仕する祭司は、7日間それを着る。
任命の雄羊を取り、その肉を聖なる場所で煮る。アロンとその子たちは、雄羊の肉と籠に入ったパンを会見の天幕の入り口で食べる。それは、彼らを祭司に任命して神聖なものとするために贖罪に用いられたものであり、彼らはそれを食べる。しかし、許可をされていない人は食べてはならない。それは聖なるものだからである。もし任命の犠牲の肉やパンの幾らかが朝まで残ったなら、火で燃やさなければならない。それを食べてはならない。聖なるものだからである」(出エジプト記29:26~34)。
上の聖句に記されている通り、任命の雄羊の胸の肉は神エホバの前で揺り動かし、振揺の捧げ物とするように指示されています。かつその胸肉はモーセの分となることも規定されています。胸肉と脚を含む肉はアロンとその子たちのものとなることも定められています。
アロンの後の子たちは、油注がれて祭司に任命されると、アロンの服を7日間着ることも指示されました。
また任命の雄羊の肉は、聖なる場所で煮て、籠に入ったパンと会見の天幕の入り口で食べることも指示されています。
このように、神エホバに使える祭司は、任命の雄羊の肉をどのように用いるかを詳細に定め、神エホバを神聖にするようにイスラエル人に教えておられます。神エホバを神聖にすることは、極めて重要なことだったのです。
このような神エホバの指示をその通り行うことは、忠節さが求められますが、神エホバがどのように教えられたかを、次回に引き続きお伝え致します。
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レンコンの 輪切り美味しく 夕餉かな 今日の一句
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