聖書には、モーセは神エホバと、「人が他の人に話すかのように、顔を合わせて」話したことが記されていました。モーセは引き続き神エホバに何を話すでしょうか。次のように記されています。
「モーセはエホバに言った。「あなた(エホバ)は、「この民(イスラエル人)を連れて行きなさい」と私に言っておられますが、誰を私と共に遣わすかをお知らせしてくださっていません。また、「私(エホバ)はあなた(モーセ)をよく知っている。あなたは私の好意を得た」と言われました。もし私があなたの好意を得ているのでしたら、どうか、あなたの道を私に知らせてください。私があなたを知り、あなたの好意を得続けるためです。この国民(イスラエル人)があなたの民であることをご考慮ください」。神(エホバ)は言った。「私自身が一緒に行き、あなたが安心して住めるようにする」。モーセは言った。「あなたご自身が一緒に行かれるのでなければ、私たちをここから進んで行かせないでください。私とあなたの民とがあなたの好意を得ていることはどのように明らかになるでしょうか。あなた(神エホバ)が私たちと一緒に行ってくださることによってではありませんか。そうしてくだされば、私とあなたの民(イスラエル人)が地上の他のどの民とも違うことが分かります」」(出エジプト記33:12~16)。
上の聖句に記されている通り、モーセは自分自身の考えを率直に神エホバに話しています。心から得心が得られるように、神エホバに尋ねています。モーセは、神エホバに好意を得ているのであれば、「どうか、あなたの道を私に知らせてください」と、懇願しています。神エホバはモーセの願いを聞き、ご自身がイスラエル人と一緒に行くことを明らかにされました。それでも、モーセはそのことを確認する思いを神エホバに語っています。モーセの誠実であきらめない熱意が伝わってくるのではないでしょうか。
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