神エホバは祭司のアロンに、祭壇で香り高い香をたくように命じ、代々年に1度祭壇のために贖罪を行うように命じました。次いで神エホバはモーセに、人口調査を行う時の贖いをエホバに納めるように次の通り命じられました。
「エホバはモーセに言った。「人口調査を行ってイスラエルの子たち数える時、各人は自分の命のための贖いをエホバに納めなければならない。(人口)登録の際に、災厄が降りかからないためである。(人口)登録された人は全員、聖なる標準量りで銀5.7グラムを納める。(標準量りは11.4グラムである)。これはエホバへの寄進である。20歳以上の登録される人は皆、エホバへの寄進をする。自分の命のための贖罪としてエホバへの寄進をする時、裕福な人も5.7グラムより多くを納めるべきではなく、貧しい人もそれより少なく納めるべきではない。あなた(モーセ)はイスラエル人から贖罪のための銀を受け取り、会見の天幕での奉仕のために納める。それによってイスラエル人がエホバの前で覚えられ、命のための贖罪がなされるのである」。
エホバはモーセにさらにこう話した。「洗うために銅の水盤とその台を作りなさい。それを会見の天幕と祭壇の前に据え、水を入れる。アロンとその子たちがそこで手と足を洗う。会見の天幕に入る時や、捧げ物を焼いてエホバへの煙を立ち上がらせたり奉仕したりするために祭壇に近づくとき、水で洗い、死ぬことがないようにする。彼らは死ぬことがないように手と足を洗わなければならない。アロンとその子孫はこの規定を代々ずっと守っていかなければならない」」(出エジプト記30:11~21)。
上の聖句に記されている通り、人口登録の際の神エホバへの寄進は銀5.7グラムが定められ、富んだ人も貧しい人もモーセも等しく寄進するように命じておられます。公正の神エホバは、ご自分への寄進も公正に取り決めておられます。
さらに会見の天幕と祭壇の前には手と足を洗う水盤を設置し、エホバの奉仕に近づくときは、手と足を洗うように命じられました。現在、日本の神社に行くと、多くの方々は清めに手を洗い、口を濯ぐ人もいらっしゃいますが、神エホバがモーセに命じられた、手や足を洗う規定が、少し形を変えながら日本に伝わり、残っているものと考えられます。
次に神エホバは上等の香料とオリーブ油の使用についてめいじられていますので、次回にお伝え致します。
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雪国や 街は一面 銀世界 今日の一句
卓上の「バラと水仙」