モーセとアロンに対するイスラエル人の不満は収まらず、イスラエル人は2人を殺害しょうとしました。その時、神エホバが会見の天幕に現れたことが記されていました。神エホバはモーセに何を伝えられたでしょうか。聖書には次のように記録されています。
「エホバはモーセに言った。「この民(イスラエル人)はいつまで私(エホバ)に不敬な振る舞いをするのか。私(エホバ)が彼らの間で行った全ての奇跡を身ながら、いつまで私に信仰を持たないのか。私(エホバ)は彼らを疫病で打って追い払おう。あなた(モーセ)から偉大で強い国民が生まれるようにしょう」。
しかしモーセはエホバに言った。「そうなると、エジプト人がそれを耳にするでしょう。彼ら(エジプト人)は、あなた(エホバ)がこの民(イスラエル人)を自分たちの中から力によって連れ出したことを知っており、そのことをこの土地の住民たちに話すでしょう。住民たちは、あなたエホバがこの民のうちにいて、民(イスラエル人)の目の前に現れたことを聞いています。あなたはエホバであられ、あなたの霊は民(イスラエル人)の上に立っており、あなたは、昼は雲の柱のうちにいて民の前を進んでおられるのです。あなた(エホバ)がこの民(イスラエル人)を一度に死に至らせたら、あなたの名声を聞いていた国々の人はこう言うでしょう。「エホバは、与えると誓った土地にこの民(イスラエル人)を連れて入ることができなかったので、荒野で殺したのだ」と。ですから今、エホバよ、どうか、宣言なさった通りにあなたの大きな力を発揮してください。あなた(神エホバ)はこう言われました。「エホバ、すぐに怒らず、揺るぎない愛に満ち、過ちと違反を許す神。しかし、罪がある人を処罰しないことは決してなく、父の過ちに対する処罰を子や孫やひ孫に及ぼす神」と。あなた(神エホバ)の大きて揺るぎない愛に従って、どうかこの民(イスラエル人)の過ちをお許しください。エジプトの時からずっとこの民(イスラエル人)を許してこられたのと同じようにです」」(民数記14:11~19)。
上の聖句に記されている通り、イスラエル人がモーセに不満を述べ殺害しょうとしたことに対して、神エホバは、ご自身がイスラエル人を追い払う、ことを表明されました。それに対しいてモーセは神エホバに率直にイスラエル人を処罰しないように懇願しています。モーセは神エホバに対して道理にあった訴えをしています。このことから私たちも上位の権威に、道理にあった方法で、意見や提案を述べることが出来るでしょう。
モーセの請願を受けた神エホバは何と言われたか、次回に引き続きお伝え致します。
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雨台風 過ぎて夕刻 空を見る 今日の一句
雨の中の「ペンタスの花」