聖書には、貪欲なナバルが死に、その妻の賢いアビガイルはダビデの妻に迎えられたことが記されていました。引き続き聖書には、場面が変わってサウル王のことが次のように記されています。
「やがてジフの人たちがギベアのサウルのもとに来て言った。「ダビデはエシモンに面するハキラの丘に隠れています」。そこでサウルは立ち上がり、ジフの荒野に下っていった。ジフの荒野でダビデを捜すため、イスラエルから選ばれた3000人を連れて行った。サウルはエシモンに面するハキラの丘で、道のそばに野営した。一方、ダビデは荒野に住んでいて、自分を追ってサウルが荒野に来たことを知った。それで、サウルが本当に来たかどうかを確かめようと偵察を送った。その後、ダビデはサウルが陣営を張っていた所に行った。そして、ネルの子である軍隊の長アブネルとサウルが寝ている場所を見つけた。陣営の中でサウルは寝ており、兵士たちがサウルの周りで野営していた。ダビデはヘト人アヒメレクと、ツェルヤの子でヨアブの兄弟のアビシャイに言った。「サウルがいる陣営に誰が私と共に行きますか」。アビシャイが、「私が共に行きます」と答えた。夜、ダビデとアビシャイは兵士たちの所に進んでいった。そして、サウルが陣営の中で寝ているのを見つけた。サウルの頭のそばにやりがあり、地面に突き刺さっていた。アブネルと兵士たちもサウルの周囲で寝ていた。」(サムエル記第一25:1~7)。
上の聖句に記されている通り、サウルは3000人を連れてダビデを捜しに行ったことが記されています。一方、ダビデはサウルが荒野に来たことを知り、サウルが陣営を張っていた所に行きました。夜、ダビデはサウルの陣営に近づくとサウルが陣営の中で兵士たちと共に寝ている姿を発見しました。
さて、事態はどのように進展するでしょうか。サウルの命を奪う機会が訪れたダビデはどのように対応するでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
WWW.JW.ORG
ニュースには 河津桜の 咲く姿 今日の一句
庭の「もちの木の実」