聖書にはナバルの賢い妻アビガイルがダビデの足元に伏して伝えた言葉が記されていました。アビガイルはどうしょうもない夫のナバルとは異なり、謙遜で思慮深く、かつ神エホバに対する信仰に堅く立っている人でした。引き続き聖書には次のように記されています。
「ダビデはアビガイルに言った。「今日あなたを遣わしてくださったイスラエルの神エホバが賛美されますように!分別があるあなたを、神(エホバ)が祝福してくださいますように!今日、流血の罪を犯して自分の手で復讐しないよう、私を思いとどまらせたあなた(アビガイル)を、神(エホバ)が祝福してくださいますように。あなた(アビガイル)に危害を加えないよう私をとどめたイスラエルの生きている神エホバに懸けて言います。もしあなたが急いで会いに来てくれなかったら、朝までにナバルのもとに男は一人も残らなかったでしょう」。ダビデは彼女が持ってきた物を受け取り、言った。「安心して家に帰りなさい。あなたの言うことはよく分かりました。望み通りにしましょう」。」(サムエル記第一25:32~35)。
上の聖句に記されている通り、アビガイルがダビデに伝えた言葉を聞いたダビデは、アビガエルを遣わしたのは神エホバであり、神エホバが賛美しされ、かつ神エホバが分別のあるアビガイルを祝福してくださいますように、と言っています。ダビデは神エホバの導きで物事が進んでいることを理解していたことがわかります。しかも、ダビデはアビガイルが急いでダビデに会いに来て、意思を伝えてくださったので、冷静さを保ち、血の罪を犯さなくて済んだ趣旨を述べ、謙遜な態度で応じています。このように温和で謙遜な人たちを神エホバは祝福されることが分かります。あなたも温和で謙遜な人として知られた人であれば幸いです。
引き続き聖書は何を記しているでしょうか。次回にお伝え致します。
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