どBlog

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三味線の伝来

2010-08-13 13:31:07 | MC Notes
三味線が本土に伝わったのは、16世紀の半ば、

安土桃山時代だそうです。

現存しているもっとも古い三味線は、

豊臣秀吉が、淀君にプレゼントした

「淀」

というモデルなんだって。

琉球から伝来した三線は、

その後さまざまな改造が加えられていった。

爪で引っかいて鳴らしていたのを、撥に変えたのは、

当時、堺にいた琵琶法師だったらしい。

そういえば琵琶も撥使うよね。

さらに日本化が進められたのは皮。

中国や琉球では蛇皮を使うけど、

本土の三味線は猫や犬の皮を使う。

本土に大きい蛇がいないというのもあるだろうけど、

撥が蛇皮に当たったら、

「じゃりっ」

となるので避けたんじゃないかと思う。

このほか、

胴内の綾杉や、




さわり



棹を分解できるようにしたのも本土で考案されたもので、
琉球にはない特徴だそう。



三味線のルーツ

2010-08-13 13:08:26 | MC Notes
中国の三弦(サンシェン)が、琉球に伝わって三線となり、

さらに琉球から大阪の堺に伝わって三味線になった、

というのが、今の定説なんだって。

中国で今日使われている三弦はこんな感じ。

長棹、フレットなし、蛇皮、3本弦が特徴です。

外観は沖縄三線に似てるよね。



大きさで小三弦、中三弦、大三弦と3種類に分けられるみたい。

小さいのは南方地域で主に戯曲に使われているらしい。

中三弦は、中国の中央地域で、

大きいのは、北方地域して使われてるとのこと。

北にいくほど大型化しているのは、

日本と似てますね。

ちなみに一番大きい大三弦を弾いてる姿はこんな感じです。



棹長いなー。