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将来に備えてお金を貯める方法 10 - 老後資金の延命方法

2022-11-08 14:26:52 | お金の話
秋深し...


さて、老後資金の貯め方について今まで色々調べてきたんですけど、気がつけばいつからどうやって取崩していけばいいのか、具体的に考えなければいけない年齢になってきました。

でもしょせん、何をどう計算したとしても、

1.自分と家族はあと何年生きるのか
2.自分は何歳まで働けるのか

がわからないので、どうやっても絵に書いた餅なんですけど、それでも一度シミュレーション計算式を作れば、いろいろな仮定で試算はできます。

うってつけの本を見つけたので読んでみました。

つみたて投資の終わり方 100年生きても大丈夫!: 人生後半に向けた投資信託の取り崩しメソッドを解説!

具体的なやり方としては、

1.現金と投資信託の持分比率を決める
2.全体の3%を毎年取り崩す
3.その際、取崩し後の現金と投資信託の比率が同じになるようにリバランスする。
4.これを毎年やる


この方法で老後資金を延命させながら取り崩していくと、資金の寿命はある程度伸ばすことができます。

投資信託の比率を増やせば取崩し額は増えるけど暴落のリスクがあり、現金の比率を増やせば資金残高はみるみる減っていく....

巻末の試算サンプルをエクセルに起こしたので欲しい方は連絡ください。差し上げます。


将来に備えてお金を貯める方法 09 - 投資を始める

2022-10-14 13:43:00 | お金の話
2019年に帰国してからYoutubeのおすすめ動画につみたてシータさんの動画が出てくるようになりました。そこでつみたてNISAの設定方法や投資信託の事を勉強して、積立投資を始めました。買ったのはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。特に何かをわかって買ったのではなく、なんとなく無難そうだったからです。

既に楽天経済圏の中で暮らすようになっていたので、楽天証券で買いました。
今も積立を続けています。

こんなんでいいのかなあ、と思っていたところでこの本に出会います。




著者は、クロワッサンで読んだ記事を書いた人でした。有名な人だったとは知らなかったです。一気に読んで、自分が今やっていることは、そんなに間違っていないみたいだと思いました。

本に書いてあったのは、

1.リスク資産として買うのはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1択
2.リスク許容度は、投資額の3割が減った場合に老後、月いくらの生活費が減るか、それを許容できるか、で判断する。許容できないなら投資額を減らす。
3.無リスク資産は預金もしくは個人向け国債変動10年
4.銀行預金はペイオフに備えて分散させて持つ

ということだったので素直にそれに従って運用しています。そもそも経済金融関係が苦手だし、日々値が上がった下がったに振り回されたくないので、一度設定してしまえばあとはほったらかしでいいということなので文字通りほったらかしにしています。

こういった事をもっと若いときに知るべきだったと思います。


将来に備えてお金を貯める方法 08 - 老後資金が何歳までもつか調べる

2022-10-06 12:46:03 | お金の話
お金に関して、誤算がふたつありました。
ひとつは勤め先が外資に買収されてリストラが日常化したこと
ふたつめは法律改正で年金支給開始が5年延びたことです

そのために退職してから年金が支給されるまでの間に最悪10年間の穴ができるかも知れない。つまりもし55歳でリストラされて次の職が見つからない場合、年金が出る65歳まで10年。年間生活費が300万円だとすると、10年分で3000万円足りない。


とりあえずもし
1.55歳でリストラ
2.56歳から65歳まで手取り月10万円のアルバイト

だったらどうなるか。

退職金の見込み額は会社に頼んで試算してもらい、年金がいくらもらえるかは、ねんきん定期便で調べました。

既に家計簿をつけていたので年間の生活費は把握できています。なので今の資産残高、退職時までの手取り給与額、退職金見込額、年金見込み額から毎年の生活費、耐久消費財、特別支出を引けば、何歳で資産残高がゼロになるかがわかります。

Excelを使って初めて本格的に試算したのが2017年でした。その時は78歳で残高ゼロと出ました。

その時思ったのは、

「まあ、そんなもんだよな」

でした。

将来に備えてお金を貯める方法 07 - 初めて投資を開始

2022-10-01 10:17:51 | お金の話
家計を見直したことで少しずつ預金残高が増えてきた頃、たまたま書店で見かけたこの本を買いました。



投資に関しては全くの素人だったので、この本に書いてある通りにネット証券を通じて個人向け国債とインデックスファンドを買いました。今から6年前、2016年の事です。

買ったのは、
1.国債
個人向け固定金利3年

2.インデックスファンド
ニッセイ日経225
ニッセイ外国株式

です。

まず、国債について思ったのは金利の低さです。銀行の預金金利よりはまし、というだけで、「資産形成」と呼べるようなリターンを得るには、もっとたくさんの元金が必要なんだということを実感しました。わかっていたつもりで始めたのに、なんだかがっかりしました。あんまり意味ないな、と。

インデックス・ファンドに関しては、外国株式はそれなりにリターンが出ましたが、日経225に関しては元本割れが続きました。

そして運用を始めて2年経った頃、
「利益確定だ」
とか言って売ってしまいました。

あの頃、インデックス・ファンドも売買で儲けるものだと勘違いしていたんですね。

投資信託の事を全くわかっていなかったということです。
今、持ち続けていれば両方ともそれなりにリターンが出ていたはずです。

すごくもったいないことをしました。

この記事で言いたいのは、実際にやってみて学ぶことがたくさんある、ということです。そして失敗から学ぶのにもある程度時間が必要なんですよね。

だから資産運用を始めるのなら少額で、若いうちから始めたほうがいいですよ。


将来に備えてお金を貯める方法 06 - 毎月末に資産残高を確認

2022-09-27 10:38:56 | お金の話
月初の預金残高
その月の手取り給与
その月の生活費
その月の耐久消費財
その月の特別支出
がわかれば、月末の預金残高がわかります。

これが月末時点の預金通帳の残高と概ね合っていれば家計簿に大きな漏れはないはずです。

家計簿は正確に記帳することよりも、
1.老後を見通す上で生活費の概算を知っておく
2.生活レベルを極力落とさずに費用削減できるネタはないかを探して実施して結果を確認する

ことの方が大切だと割り切りました。


給与の手取りを増やす方法
1.毎月給与天引きされていた生命保険料を一括払いすることで毎月の手取りが増えました。
2.企業型確定拠出年金への積立金額を上限まで申し込みました。これは現在の手取り額を減らすことになりますが、将来の自分への仕送りと考え貯蓄型の商品で運用しています。積立分は所得税から除外されるのこれでよしとしました。

建物と土地の価値を知る
家を建てた人は毎年自治体から固定資産税通知書が来ていると思います。その中に土地と建物の評価額が記載されているので、その金額で売れるかどうかは疑問ですがとりあえずその価格を資産額として置いています。

これで毎月の資産残高がわかります。
預金資産:預金口座の月末残高
固定資産:土地建物の評価額
です。

節約がうまく行けば毎月の預金残高は増えていくはずです。
逆に建物は古くなっていくので資産価値は減ります。
土地は相場次第です。なのでマイホームを建てるときに、「将来売らなければならない状況になったときに売れるのか?」を考えて建てる場所を決めるべきだったと後悔しています。

ひとつの会社に定年まで勤められるとは限らないですからね。