iOSをアップデートしたら、現在地がひらがな表記になりました。なんで?
最近朝晩けっこう冷え込みます。
今日は、Tom's Thumbというところに行ってきました。
ここは大昔(50万年前)、大規模な山崩れがあったところだそうです。
一見、採石場の跡地みたい。
ここもハイキングコースが整備されています。
天使の絵は、犬のふんの後始末、ちゃんとしてね!という意味らしいです。
愛犬と一緒にハイキングに出かける人が多いんですよね。
案内板に、犬をつれてハイキングするときの注意事項が書いてあります。
これを読んで感じるのは、犬に対する心遣いと愛情ですかね。
「犬のためにも十分な水を用意しましょう」とか、
「犬は限界ギリギリまで一緒に歩こうとするから、よく観察しながら歩くこと。歩かなくなったらもう手遅れ」というようなことが書いてあります。
「毛皮を着て、汗もかけず、ハイキングシューズもなく、歩くことを想像してみてください」だって。確かにそうだ。オレなら無理だ。
さて、例のごとくずんずん奥に進みます。
たまに飛行機の音が聞こえるぐらいで、すごく静かです。
鷲か鷹かよくわからないけど、頭上を円を描いて飛んでいる大きな鳥がいて、
「あの人食べられそうかな~」って見られてる感じ?
あれは何だ?
ここが山崩れを起こした現場。50万年前って私の先祖はどこにいたんでしょう。
こんなのが転がってきたらひとたまりもなくぺちゃんこだ。
大きな岩山だったものが、何万年もかけて雨水で浸食されて、
細かく砕かれて、崩れていってるんだそうです。
似たような山は周りにいくつかあって、まだむき出しの岩山のもの、
あるいは、すっかり崩れ終わって草木が生え、サボテン山になっているものなど、
山が長い年月を経て形を変えていく過程がわかります。
岩の形は多くが四角、間近で観察すると中も四角い石がびっしり。
遊歩道の砂利も多くが立方体。不思議だ。
モアイっぽい。
遠くにFour Peaksという山が見えました。
こないだ行った地ビール屋さんの店名の由来はこれか。
ちょっと妙義山に似てるな。
こっちの山は既にほぼ崩れ終わったところ。
2時間かけてハイキング終了。
電波の届かないエリアでTrailアプリは使えなかったけど、
案内板がわかりやすくて道に迷うことはありませんでした。
感想は、
「できることなら木陰のベンチに300年ぐらいじーっと座って、
巨大な岩が転げ落ちる瞬間を見てみたいもんだ」
でした。
無理ですけど。年金そんなに出ないだろうし。
今日はビールはありません。寒いから。
ではまた!