もう3月も半ばを過ぎた。鴨南蛮の季節が終わってしまう。
熊谷の蕎麦屋「藍」に向かう。
ここは店の雰囲気がいい。
何より店内禁煙なのがうれしい。
山形のお酒「上喜元(じょうきげん)」山廃純米を頼む。
お酒の事は詳しく知らないがこの酒はうまい。
飲み応えがあるのに後味がさわやかなのだ。
適度に冷やしてあって、飲むとそのまま、すうっ、と入ってしまって口の中に残らない。
一緒についてくる漬物もうまい。
店の外に目をやる。
風は強そうだが、店に差し込む日差しは柔らかい。
庭の隅でふきのとうが芽を出していた。
鴨南蛮を頼む。
ここの鴨南蛮は鴨肉が厚切りなのに柔らかい。
長ネギには適度な焦げ目がついていて香ばしい。そして噛むと甘い。
鴨とネギの隙間から、蕎麦をゆっくりと引き出す。
蕎麦に、だしのきいたつゆがからむ。
ふわっと湯気が立つ。
口に運ぶ。
ほんのりと蕎麦の香りが鼻に抜ける。
ああ、うまい。
書きたかったのは「藍」の蕎麦とはぜんぜん違ったんだけど、まあいいや。
ウソです。
でもそれぐらいの覚悟じゃないと、ちょっとヘコむとすぐ週末に群馬に帰ったりして、無駄が多いんじゃないか。
ところで大阪に来るとどうしても食べたくなる「浪速屋」のスペシャルうどん。
JR新大阪駅構内のJR京都線近くにある。
ここはうどんの味もさることながらサービスがいい。
店員の動きに無駄がない。私語もない。すばらしい。
大阪で乗り換えて地下街を歩く。行き交う人の会話が耳に入り思わず関心したりする。
「たかし気いつけてな。急いで怪我したら損やから」
怪我したら痛いから、じゃないのか。
さ、明日からまたがんばるか。
でもそれぐらいの覚悟じゃないと、ちょっとヘコむとすぐ週末に群馬に帰ったりして、無駄が多いんじゃないか。
ところで大阪に来るとどうしても食べたくなる「浪速屋」のスペシャルうどん。
JR新大阪駅構内のJR京都線近くにある。
ここはうどんの味もさることながらサービスがいい。
店員の動きに無駄がない。私語もない。すばらしい。
大阪で乗り換えて地下街を歩く。行き交う人の会話が耳に入り思わず関心したりする。
「たかし気いつけてな。急いで怪我したら損やから」
怪我したら痛いから、じゃないのか。
さ、明日からまたがんばるか。
ああ恋し懐かし我が家を離れ
ああ私御山で炭を焼く
山小屋暮らしも幾月ぞ
指折り数えてはや六月
ああ空行く雲の色見ても
谷間流れる水見ても
秋の深さを思わせる
ああ里は今頃何してる
稲やリンゴの採り入れか
わが子思えば目もやらず
ひとり眺める峰の月
よされ
考えてみればこれも単身赴任。
....胸にせまりますな。