今だから言えるんですけど、
2011年、2012年は自分にとってどん底の2年間でした。
仕事でもプライベートでも信頼できる大切な人を何人か失いました。
会社がアメリカ企業に買収され、
職場環境の激変で上司がうつになり、
代役をまかされるようになってから
原因不明の動悸がするようになりました。
以前は楽しく飲めた酒も、
飲むと心臓が破裂してしまうんじゃないかと思うほど激しく動悸がするようになり、
怖くてアルコールも飲めなくなりました。
去年の夏あたりから、
その根本原因は自分の性格にあると考えるようになりました。
ちょっとしたことで悩み、苦しみたがる自分の性分
思ったことを正直に口に出せない性格
人の期待に過剰に応えようとする姿勢
そういうところが根本的に治らないと
これからも人との付き合い方を間違え、
大切な人を失い
悲しみやつらさを味わいながら生きていくのではないかと。
年が明けて
本を2冊読みました。
【送料無料】 「しつこい怒り」が消えてなくなる本 / 石原加受子 【単行本】 |
自分中心心理学という言葉を今回初めて知りました。
本の中で
「あなたの中に巣くっているしつこい怒り(僕の場合はつらさですが)から解放されるには、自分が自分を満たしていくしかないのです。自分を満たせるのは、あなた自身です。自分を満たしてゆけば相手から愛されるのです。これが真実なのです。自分のために自分の価値を高めていく。実はこれが、あなた自身がもっとも心から望んでいることです」
という一文があり、目が覚める思いでした。
相手を満足させるために自分の満足を犠牲にする必要はないのだということ。
言いたいことをちゃんと言わずにため込んで、あとでこらえきれず爆発させてかえって相手を深く傷つけてしまう
そういうことを過去に何度も繰り返してきました。
もう一冊は、
【送料無料】性格は捨てられる [ 心屋仁之助 ] |
この本も、アプローチこそ違いますが、同じことを言っています。
「そのとき、言えなかった言葉や出せなかった感情がわだかまりとなって心に残り、傷となる。その上にかさぶたができ、内向き志向に変わっていく」
そのとおりだと思います。
自分は変わらなければいけない。
変わりたいです。