モンスーンの季節が過ぎてアリゾナらしい濃い青空が戻ってきました。
夜になって無性にビールが飲みたくなって近所の地ビール屋さんへ。
左のテレビが野球、右のテレビがアメフトの中継。BGMにロックがかかっている典型的なお店。
マウンテンデューみたいな色してますけど、これも立派なビールです。
アメリカ人はこれをチビチビ時間かけて飲むんですよね。
自分としてはガーッと飲んでプハーってなりたい。でも微炭酸だからそれやると一気になくなっちゃう。
ということで、よくルールがよくわかんないアメフトを見ながらチビチビ飲んでます。
1年半アメリカで暮らしてみての結論。
「チップはケチらない」
理由
チップを払わないアメリカ人を見たことがない。たとえ悪いサービスであっても、チップゼロ、ということはまずない。
払う側のアメリカ人の多くが、以前サーバーとして働いた経験があり、チップのありがたみを知っている。
州によって若干の違いはあるが、どうもSub totalの20%ぐらい払っているらしい。計算が簡単だからというのもある。
レジで前払い式のカフェは、自分が店内で食事をするつもりで、誰かが料理を運んでくれる前提なら払う。テイクアウトなら払わない。
ネイティブの立場からみる、アメリカのチップ習慣【#212】
アメリカでのチップの置き方〔#354〕
チップって店員さんが全額もらうの?チップの置き方について〔#355〕
アリゾナでの実態はこのブログ記事で。
ところで上の記事中のPress Coffee、アパートの近所にも新しくできました。
スタバより硬派な感じでかっこいいですよ。
いくつかの砂嵐を経て
青い空にひつじ雲。
最低気温が30度を切るようになり、少しずつ過ごしやすくなってきました。
なんとか2度目の夏を乗り切りつつあります。
ゆうべものすごい大雨があって、近所の公園が水没しました。
大雨のときにはそうなるように作られているのは、なんとなく知ってたけど、
こういった事態を予想してこの公園を設計した人は、なんて賢いんだろう。
おかげで周辺の住宅は浸水ゼロです。
今日人事の人がいきなり席にやってきて、
「普通、帰任準備は6ヶ月前から始めるんだけど、どうなってるの?」
って聞いてきた。
知るか。目先の仕事をこなすのと日々暮らしていくのだけで精一杯で、そんな半年後のことなんて今考えるかよ。鬼が笑うぞ。
とは思うんだけど、自分のことなので、
「帰任半年前というと来月ですね。まだ深く考えてませんが、アメリカで働き続ける気持ちはありません。日本に帰ります。日本に仕事があればいいですけど、なければ辞めても構いません」
と言ったら、
1.今の仕事を日本に帰っても続ける
2.今の部署の中の違う仕事で日本で働く
3.今の部署外で日本で働く
っていう選択肢があるわね、って一般論言われた。なに、そういう基本的な話?
「自分がどうしたいのか、はっきり上司に言え」
と言われた。
まあ、そりゃそうですね。
では、
日本に今いる誰かを辞めさせて、自分がそのポジションに入るぐらいなら会社辞めます。退職加算金ください。
って言えばいいのか。
わかりません。
もういいんじゃないかなぁ。
北海道の片田舎で生まれて、18で上京して、特に近くに親類がいるわけでもなく、
なんとかひとりでここまでやってきて、もう十分がんばったじゃないか自分。
今さら現状にしがみついてどうする?
で、ふと気づいた。赴任したときのオリエンテーションの中にあったこの絵。
今、自分は7番目の帰任ブルーになりかけているんだ。
で、帰ったら帰ったで、逆カルチャーショックを受けるんだ。
めんどくせえなー。