アメリカ人と一緒に働いていて、たまにこの人達、ホントはおバカなんじゃないかと思うときがある。
こないだの会議で、すごーい優秀そうなプロジェクトマネージャーが会議の進行役を務めた。
時々議論が白熱すると、
「ちょっとその話題は確かに大事だけど、今回の会議の主旨とはちょっと違うわね、フリップに書いておくわ。後で別の打ち合わせを設定しましょ」
とか言ってテキパキと打ち合わせを進めて、会議時間の残り10分というところで、
「さあ、だいたい終わったわね、フリップボードの項目をレビューしましょ」
ってなったけど、ボードに書いてあった彼女の手書き文字を、本人も含め誰も読めなかったという。
どーすんねん!
「いや、さっきこういう意見があって、それは別の機会に話そうってなりましたよね」
と、手元のメモを見ながら言うと、
「なんでそんなのが重要だと思ったのかな?」
ってきょとんとしてる。
知るか。
「誰も覚えてないならまあいいわ。会議の目的は達成したから、これで終わりましょ」
「イエーイ、ヒューヒュー!パチパチ」
となって、2時間ぴったりで会議終了。
これがいわゆる欧米の生産性の高さというヤツか
と思った瞬間でした。