宇沢弘文著「地球温暖化を考える」岩波新書
ライフワークとして省エネに取り組んできたと言いながらも、正直言って温暖化問題に関してはさほど熱心ではありませんでした。何でも温暖化が原因だといった風潮に少々違和感を覚えるところもありますし、本当に科学的に真実なのだろうかといったことも理由として上げられます。(参考:「地球寒冷化(?)」「牛のゲップで地球温暖化?(+野焼きについて)」)
そして、地球温暖化で一儲けしようと企んでいる連中の尻馬に乗せられているのではないかといった疑念も拭えませんでした。
しかし、省エネや節電に長年取り組んできたのは、資源の枯渇は疑いの無い事実であり、これを少しでも先に延ばすことができるからに他なません。そして、仮に温暖化が真実であるならば、これに対しても省エネ・節電は有効であるといったことであるからです。
今回紹介した本は、地球温暖化を理解する上での入門書として適するのではないかと考えます。温暖化に関する研究はとてもではありませんが門外漢には理解できるものではありません。これを分かりやすく解説され、凡そのことを把握できるようになっております。
私にとっては別の意味で読んで良かったと思える本でもありました。それは、P184~P192で記述されている農業に関するもので、著者の農業に関する分析は秀逸のものであると思います。
ライフワークとして省エネに取り組んできたと言いながらも、正直言って温暖化問題に関してはさほど熱心ではありませんでした。何でも温暖化が原因だといった風潮に少々違和感を覚えるところもありますし、本当に科学的に真実なのだろうかといったことも理由として上げられます。(参考:「地球寒冷化(?)」「牛のゲップで地球温暖化?(+野焼きについて)」)
そして、地球温暖化で一儲けしようと企んでいる連中の尻馬に乗せられているのではないかといった疑念も拭えませんでした。
しかし、省エネや節電に長年取り組んできたのは、資源の枯渇は疑いの無い事実であり、これを少しでも先に延ばすことができるからに他なません。そして、仮に温暖化が真実であるならば、これに対しても省エネ・節電は有効であるといったことであるからです。
今回紹介した本は、地球温暖化を理解する上での入門書として適するのではないかと考えます。温暖化に関する研究はとてもではありませんが門外漢には理解できるものではありません。これを分かりやすく解説され、凡そのことを把握できるようになっております。
私にとっては別の意味で読んで良かったと思える本でもありました。それは、P184~P192で記述されている農業に関するもので、著者の農業に関する分析は秀逸のものであると思います。