曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

アドリア海からのお客様

2011年06月13日 | 日記

 

今日のお客様

 

 

 

 

 

 

 

 


 アドリア海の畔にある国クロアチアから柑橘農家の方が山本柑橘園にやって来ました。遠来のお客様故どうやっておもてなしすればよいか今朝から思案していました。言葉がうまく通じるだろうか。クロアチア語は私にはまったく分からないし私の英語は幼稚園程度だしまあ通訳の人が何とかするだろうと他力本願でお客様の到着を待ちました。クロアチアのことは世界遺産の街ドュブロブニクがとても素敵な所で以前から一度行ってみたいと思っていたくらいのことしか知りません。そこで、グーグルアースを開いてクロアチアのどの辺で柑橘栽培がなされているのかを調べてみました。クロアチアは島のたくさんある国ですがきっと瀬戸内海よりきれいかもしれないしやはり一度行ってみたいなあ。今日来られる方とよく友達になっておくとあちらへ行った時便利かもとか邪まなことも考えてみたり。

 想像したより大きな人でした。まず言葉で挨拶をして、大きな両手でかたく握手して、ヨーロッパの人らしく大きな胸に抱きしめられて。南欧の人はやはり陽気で気さくな人ですね。何と通訳の人が二人付いてこられました。まずあちらの女性がクロアチア語をドイツ語に通訳します。そのドイツ語を日本人でドイツ在住の女性の方が私に日本語に訳して伝えてくれるのです。私が話すと逆経路で日本語からドイツ語そしてクロアチア語に変換されます。人間て不便な生き物ですね。でも終いごろには彼の簡単な英語と私の幼稚な英語でなんとなく少しは意思が伝わるようになりました。みかん畑を案内するとat homeみたいと喜んでいました。それにみかん畑の側にあった竹藪がいたく気に入ったみたいでした。通訳の人に聞いてみたらあちらには竹は無いそうです。きっと珍しかったのでしょう。来年の春また来るという約束をして次の目的地へ向かわれました。

 


今日の蝶

モンキアゲハ

モンキアゲハが吸蜜していたつつじの樹にナミアゲハがやって来てモンキアゲハを追い払いました。

 

 


スジグロシロチョウ