曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

オオムラサキ

2011年06月27日 | 日記

 

 本当によく降る雨で畑での仕事ができません。昔の人は晴耕雨読という優雅な暮らしをしていたようですが、現代は何かと忙しい時代でして雨が降っても私など雑用に追われて落ち着いては居られません。それでも午前中には少し時間があったので書に向かうのではなくパソコンに向かって画像の整理などしました。先日の長者ヶ原の写真の整理もやっと終わりましたし、リクエストもありましたので今日はオオムラサキのアップをしようと思います。

本当は大島のオオムラサキを見つけてから一所に載せるつもりだったのですが、今からしばらくの間がオオムラサキのシーズンですので、自分の目で見たくなった方は蝶の姿をよく覚えてしかるべき所へ見に行ってください。十分に感動させてくれると思いますよ。


高い樹上のオオムラサキ

高さ10m以上ある高いクヌギに止まって下を見下ろしています。300mmでかろうじて捕らえました。


全開のオオムラサキ

光の角度が少し変わっただけで色合いが微妙に変化します。


オオムラサキの横顔

おっと  逃げないで !


近接撮影

翅の末尾にほんの少しだけ赤い色を配したところは憎いですね。

 

幼虫の時の姿はゴマダラチョウの幼虫とそっくりなのですが親になっても顔がよく似ています。

オオムラサキの幼虫は残念ですが写真を持っていません、ゴマダラチョウの幼虫との違いは背中にある対になった突起が ゴマダラチョウでは3対にたいしオオムラサキは4対の突起があります。来年の冬にはよく探しておきます。