曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

今が盛り 地家室の水仙

2013年02月10日 | 日記

今日の花



遠目には桃の花かと思いました。八重咲の紅梅です。


2月です、山の中ではあちこちでヤブツバキの花を見るようになりました。

葉のない落葉樹に緑色が見え始めました。ヤシャブシの蕾です。春ですね。

 


蝶の幼虫たち


ゴマダラチョウの幼虫   エノキの落ち葉の裏側にいました。こうしてエノキの木の根元の落ち葉の中に隠れて越冬します。春になり新芽が吹き始めるころにまたエノキの木を登ってゆき若葉を食べて6月ごろ成虫になります。


毎度おなじみのベニシジミの幼虫です。たぶん終齢です。3月の半ばには成虫になって姿を現すでしょう。

 


 2月9日、昨日のことですがカメラを提げてどこへ行こうか決めないまま家を出て大島オレンジロードを東に向かって出発しました。持ち時間はお昼までの2時間です。東和地区に入りようやく目的地が決まりました。地家室の水仙を見に行こうと思いついたのです。私のブログに「地家室の水仙」という検索がよく掛かってくるのですがよい時期に撮った写真がないのでいつも申し訳なく思っていました。いままではまだ早い時期だったり過ぎていたりで盛りの時期に写真を撮った記憶がありません。もう一つ「屋代ダムの水仙」も大島では有名ですがネット検索で私のブログに良く引っかかります。こちらはかなり良い時期に撮っていますので心配ないのですが今日こそ「地家室の水仙」を撮ってくるぞと勇んで行きました。

地家室の地図 


今日の音楽

 

Ton Koopman and Jordi Savall - Bach - Amsterdam 04-06-2010


ヴィオラダ・ガンバって珍しいですね。らんらんさん ありがとうございました。



地家室の水仙

 

外入から山を越えて地家室に入ってくると道のわきに水仙が見えてきます。

 

道路わきに石碑が立っています。誘われて山の方へ入ってみました。

 

石風呂は大島ではあちこちに残っています。 

 

お隣は82番札所の薬師如来様です。

 

また元の道路に戻ります

甘夏でしょうね、カラスやヒヨドリから守られています。

 

道路の法面を水仙が埋め尽くしています。この道路ができたのはそれほど古いものではありません。地家室の人たちがせっせと植えたものでしょう。


海の方に見えるのが沖家室です。


秋のうちにきれいに草刈りをしておくといいですね。地元の人も高齢化で手が回らないのでしょう。

 

 

山から下る道はやがて海岸道路に出ます。そこを右に曲がってすぐの所にお寺があります。曹洞宗の海雲山泉福寺です。

お寺の中に何やら神様を祭る小さな社があります。

83番の札所です。

 

寺からの眺め

 

海のそばにも水仙が咲いていました。

八重咲きの水仙はここだけでした。

 

沢山の写真にお付き合いいただきありがとうございました。お疲れ様