曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

亀島神社

2013年02月16日 | 神社の森シリーズ

今日の花

初めて開く椿です。 

 


 今日は土曜日です。曜日のない暮らしをしているはずの私がこの最近は土曜日がうれしいのです。サラリーマンのように土日が休日というわけではありませんがみかんの出荷の関係で仕事に1週間のサイクルができています。土日はちょっと暇なもので「カメラを提げていそいそと」というわけです。でも今日は不安定な天気で遠出をする気にはなれず、我が家から最も近いところにある神社へ行ってきました。

 


神社の森シリーズ

13. 亀島神社

亀島漁港の広場の向こうに見えるこんもりした森が亀島です。陸地続きのようですが間に水路があって一応島になっています。小さな岩でできた島ですがその山の頂に神社がありました。

今はこの小さな建物が社殿ですが、以前は石段を登ってゆくと丘の頂に社殿がありました。

屋根の上にもヒトツバが生えています。

この神社の森の植物についてはこの看板に詳しく書いてありますので拡大して読んでください。

読みづらいかもしれませんがこれも拡大してみてください。

昔はヒトツバがたくさん生えていたのは覚えていますがこんな風に矢竹が生えていることはなかったように記憶しています。きちんと刈り取っていたのでしょうね。

ウバメガシの幹

左の建物が昔の社殿です。

参拝者のためのベンチでしょうが今はヒトツバに埋もれています。

一部の屋根瓦は落ちて台風でも来れば崩れそうです。

ハートのくまさんが一人でさびしそうでした。

この先から沖側に下る道があるはずなのですがここもヒトツバにおおわれています。

昔はウバメガシとともに大きな松もたくさん生えていました。一時期の松くい虫によってすべて枯れてしまいましたが少し再生しているようです。

鯛を抱えた恵比寿様が祭ってあります。

向こうに見えるのは竜崎と竜崎温泉です。

強い風雨に耐えて成長したウバメガシです。

わずかにほかの木も生えていますが、ほとんどがウバメガシです。

このような海沿いの場所にはトベラも多いです。

高い崖から海を臨む

亀島漁港

石段にウバメガシの実がたくさん落ちていました。

モッコクやタブも生えています。

ウミネコ

 

 

 

大島の海岸沿いではどこにいってもウバメガシが生えていて大島ではもっとも普通にみられる樹種なのですが、ウバメガシがこんなにたくさん生えているところは全国的に見ても珍しいのです。