曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

みかん畑はイノシシで大変

2016年11月17日 | 日記

今日の安下庄湾

みかん畑から海を見ると、今日は練習船が3隻も停泊していると思ったら1隻は海上保安庁の警備艇でした。

最後の写真は暗くなって収穫したみかんを取りに畑に行った時の写真です。時々夜に畑へ行ってみるのですがイノシシには出会えません。

 


 今年のイノシシによるみかんの食害はひどいものです。10数年前に初めて大島にイノシシが入って来て昨年までは大した被害ではありませんでした。夜に餌をあさりに来たついでにデザートとして少しみかんを食べて帰る程度でまあ仕方ないかなと思う程度でした。今年は違います。みかんを餌として食べに来ている感じで、一晩で100キロくらいは食べて帰ります。これはかなわんと、みかんを守るため畑全体を柵やネットで囲うことになったのですが囲っても囲ってもどこかから入って来てみかんを食べています。毎日柵の点検と補修などで時間を取られるのは全く困りものです。柵で畑を囲ってしまうと私たち人間が畑に出入りするのが困難になるのです。毎度柵の入り口を開いて車を入れるのは本当に不便です。一度帰る時に一か所締め忘れがあってひどくやられました。イノシシが大島にいなかった頃はのどかでよかったなあとこの頃はつくづく思います。イノシシ被害に負けてみかんをやめて畑を放棄する人もいます。

 


イノシシのみかんを食べた跡

 

気が付いて3日しかたっていません。一晩でどれだけ食べるのやら。

 

 

対策としてはイノシシが畑に侵入できないようにするしかありません。電気柵と言う手もありますが物理的に入れなくするのが簡単で一番良い方法だと思い鉄筋のワイヤーメッシュで畑全体を囲っています。

2次元的に囲ったら今度は鳥が空からやって来てみかんを食べます。ネットを上に張って3次元的にも囲わねばなりません。困った世の中です。