曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

カバマダラ がたくさんの卵を産みました

2016年11月22日 | 日記

今日の花

椿  玉之浦と白玉の交雑ではないかと思っています

 


 11月16日にカバマダラがやって来た(本当は頂いたと言うべきです)のは先日ブログに書きました。あれから6日が過ぎましたが天気の悪い日が多くカバマダラはあまり活発に動きませんでした。産卵をさせるため食草のトウワタの上に補虫網をかぶせて中にカバマダラを入れておきましたが、今日カバマダラを蝶小屋の方に移して産卵用のトウワタを見ると卵がずいぶん沢山産んでありました。30個以上はあると思います。卵と言うのは不思議なものですね。あの小さな粒から命が始まるのですから。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 モーツァルト 《フィガロの結婚》より
「恋とはどんなものかしら」シュヴァルツコップ 

「恋とはどんなものだったのかしら」 蝶調


16日に頂いたカバマダラの雌

 

鉢植えのトウワタに網をかぶせて中に蝶が入れてあります。天気が悪くて気温の上がらない日は照明用のライトを点けて見ました。

網の中で吸蜜しています。

 

狭いところに閉じ込めておくのもかわいそうなので、今日は蝶の飼育小屋の方へカバマダラを移しました。

 

飼育小屋の中は今こんな風です。

10月20日頃アサギマダラの雌にここへ数泊ほどお泊り願って食草に卵を産んでいただきました。

左端に少し黄化し始めた植物がガガイモです。奥の方にオオカモメヅル・コカモメヅル・ホウライカモメヅルがあり、右の脚立の側にコイケマがあります。10月にはどの食草にも緑の葉が付いていましたがほとんど落葉してしまいました。ホウライカモメヅルにはまだ緑の葉が付いています。右端の机の上にキジョランの鉢植え苗が7鉢あります。キジョランには一番たくさん卵が産み付けられて幼虫の数は30匹以上いて今は丸坊主にされました。エサが足りないので左端のガガイモに移動してもらい、今は1/3くらいの幼虫は終齢になっています。全部で40匹くらいはいると思いますので全てが蛹になるころにはガガイモも丸裸になるでしょう。この幼虫たちが蝶になるのは12月の下旬でしょうか。

アサギマダラの幼虫

キジョランの幼虫をガガイモに移します。

ガガイモに移つされたアサギマダラの幼虫

 

飼育小屋に入ったカバマダラ

 

トウワタに産み付けられた卵

鼻にも卵が産みつけられています

トウワタの花には蜜がたくさんあります。黄色いカップのような所に蜜が入っているのが見えます。