曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

5月のみかん南津海の収穫がもうすぐ始まります。

2019年05月01日 | 日記

今日の花

南津海の花   みかんの実と花が同時に見られる南津海です。

 


 初夏のみかん南津海の収穫がもうすぐはじまります。5月の初旬に花が咲いて、ちょうど一年でようやく実が熟してきました。食べごろを迎えた南津海はこれから7月頃まで美味しく食べられます。初夏の暑い日に冷蔵庫で冷たく冷やしておいた南津海はとても美味しいですよ。

この熟した南津海や弓削瓢柑などを直接見たいと、東京からこの連休を使って2人の学生さんがやって来ました。この数年お付き合いのある東大みかん愛好会のメンバーです。東大みかん愛好会とは5年前に東京大学の学生を中心にしてみかんの好きな人たちが集まってみかんのことをもっとよく知りたいという趣旨でサークルを立ち上げたようです。今では関東圏のいろんな大学の学生が集まって、会員数が200名くらいいるそうです。私たちみかん作りの農家側からすると全国の大学にこのようなサークルが出来てくれると嬉しいのですが、今の時代は若い世代の人たちにとって通信費・旅行代・ファッション・スポーツ・・・挙げればきりがないほどの誘惑がありお金等々いくらあっても足りないような社会ですよね。若い人たちの果物離れが私たちの業界では良く問題視されるのですが、今のような仕組みの世の中では無理もないと思います。果物が嫌いなわけではないけれど高い果物は若い世代には買えませんよね。そんな中でみかん大好きと言う学生さんたちはみかん農家にとってとても貴重です。昨日は雨の降ったりやんだりの不純な天気でしたが、みかん好きの二人は濡れたみかん畑の中で足元を濡らしながらも、熱心にみかんのことを勉強してくださいました。

 


収穫間際の南津海

 

ジャコウアゲハがみかんの花へ吸蜜に来ていました。

 

 

みかんの花の匂いは満開より前の方がいいです。みかん畑の中で

レモン畑にて   レモンの香りは花や実だけではありません、レモンの葉もよく香ります。

オレンジの試食

みかん好きの二人はどんな剥きにくい柑橘も頑張っていました。

 

海岸にも行ってみました。

さすが連休ですね、海水温はとても冷たいはずですがスキューバダイビングの訓練が行われていました。

 

この時期には海霧が良く発生します。

 

そして、山では椎の花が咲き始めていました。

 

何の花でしょうか

教えていただいたのですが、アブラギリまたはシナアブラギリの様だとのことでした。写真を拡大して葉の特徴を比べてみたのですが、私の判断では

シナアブラギリのようです。(まっちゃんさん有難うございました。) 

 

最後に、今日出会ったアサギマダラ