曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

台風10号の大波

2020年09月08日 | 日記

今日の鳥たち

おなかすいたなー !  早く風が収まってほしいー。

生き物はなすべくもなく野分かな


 台風は太陽エネルギーの塊のようなものですね。夏の強烈な太陽の光エネルギーを太平洋の海水がため込みます。夜昼となく海水の熱エネルギーは空中に放出されますから洋上の空気は温められ温度が上がり軽くなって上空へと昇ってゆきます。低気圧が発生すると薄くなった空気を元へ戻そうとして周りから風が吹き込みます。そうして低気圧の発達したものが台風と呼ばれる風の渦になりますが、このような現象を私たちには止めることはできません。生き物たちはひたすら台風が通り過ぎて終わるのを待つしかありませんね。幸いなことに地球上では台風の寿命はそれほど長くはありません。発生して消えるまでは1週間くらいでしょうか。木星では何百年も続いている大きな渦がありますが、台風があってもやはり地球はいいところですよね。

次から次と沖のほうからやって来る海の波、なぜか見てて飽きないのです。はるか遠くから太陽のエネルギーが次々と形を変えてやって来て、私の目の前で消えてゆくのです。台風の大しけの中を見に行く人はあまりいないでしょうから写真でご紹介します。そんなこと面白くもなんともないと言われるかもしれませんが、エネルギーを視覚で感じられるのですからね。

 


海水浴場に押し寄せる台風の波

 

 

私の子供のころは今のように親がうるさく言わなかったので、親の目を盗んで大しけの海へ泳ぎに行ったこともあります。

 

波の造形   波は海底が浅くなると盛り上がりやがて崩れてゆきます。生き物にとって大事な大量の空気を海水の中に取り込んでくれます。

これだけの運動エネルギーは熱エネルギーに代わるのでしょうか。海は大量の熱エネルギーを蓄えてくれますので、私たち島の住民は冬を温かく過ごすことができます。ありがたいことです。