曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

新しい蝶が届きました。

2020年09月01日 | 日記

今夜の月

旧暦7月14日の月   今日の午後は薄雲が出て良い天気とは言えませんでした。ところが夜9時ごろ出てみると素晴らしい月がかかっていました。小さな雲は月明かりで虹色に輝いていました。

 


 今夜の月を見上げるなり中秋の月が思い浮かびました。とても美しい月だけど満月にはなっていない気がして、家の中に入るとすぐにカレンダーを見ました。旧暦では今日は7月14日となっていました。昔の季節感では旧暦で行くと7月8月9月が秋ですが、今日の昼間の暑さからは秋の感覚はまだまだ感じられませんでした。でもこの月を見ると確かに秋ですね。明日の晩には満月が見られますが、素敵な月夜になってほしいものです。ちなみに一年で最もきれいだといわれる中秋の名月は今年は10月1日です。そのころにはもうすっかり秋になっていることでしょうね。

今日は珍しいものをお見せします。珍しいといっても毛虫のことですからお嫌いな方はすぐにこのサイトを閉じられたほうが良いと思います。虫愛ずる姫君ではありませんが毛虫の好きな方は世の中にあまりいないかと思います。私はこの10年余りの間に、多くの蝶を育てることを趣味としてきましたのでどんな毛虫でも抵抗なく受け入れられるようになりました。今年も春からずっといろんな蝶を飼育しているので、そのお世話は大変なものです。朝・昼・晩飼育小屋の様子を見に行って世話をしなければなりません。そんなところへまた新しい蝶の卵が届きました。このチョウは赤道付近から亜熱帯までの範囲に生息する蝶で本州では見られません。蝶マニアの方なら幼虫を見ただけで名前を当てることができるかもしれませんが、今日は幼虫をご覧に入れるだけで名前は伏せておきます。今月の月末にはたくさんの蝶が羽化しますので、その美しい姿をご覧に入れます。どうぞお楽しみにしていてください。

 


届いた新しい蝶の幼虫

 

 

この幼虫は餌としてオオバコの葉を食べます。私の子供のころにはオオバコなんてどこにでも生えていた記憶があるのですが、今探しに行ってみるとなかなか見つかりませんでした。子供のころには学校のグラナドにはいっぱい生えていたのを思い出し見に行きましたが、学校のグランドにはオオバコなんて1本もありませんでした。どうして無くなったのでしょうね。