8月もあと一日です。今年の8月は暑くて晴天続きで夏らしい8月でした。振り返ってみると暑さの中でよく遊んだなと自分のことながら感心しています。その上、カバマダラがやって来たおかげで家のまわりでの観察と飼育にこのひと月楽しませてもらいました。
飼育室では第一陣の6頭が羽化して飼育ボックスがにぎやかになっていましたがいつまでも箱の中で飼うわけにもいかず、28日の午前中にみんな外へ出してやりました。飼育ボックスの中ではトウワタの花にまったく行かないのに外へ出した途端家のまわりに植えてあるランタナやトウワタの花に吸蜜に行くとは何が違うのでしょうね。
28日には外で自由に飛び回って花から花へと吸蜜に渡り歩く蝶たちの写真を撮りました。蝶はやはり花に止まったところが一番ですね。
飼育ボックスの中のカバマダラ
手に乗っているのはメスです
ボックスから外に出して1時間後
ランタナに来ているのは♂
トウワタに来ているのは♀
メスとオス
せんだん草の花も好きです
ちょうどいいタイミングでヒメアカタテハがやって来ました。(右の蝶)
カバマダラとヒメアカタテハは少し似ているでしょう
ランタナにはアゲハもよく集まります
この雌は私の飼育したメスではありません。右の前翅が少し破れています。
まだ続きがあるのですが次の機会にいたしましょう。
放たれた蝶、嬉しそう! 翅先の白い模様までキラキラ輝いて見えます。
指に止まって足と触覚で確かめながら うん大事に育ててくれたのは知ってるよ、と言ってるようです。
でも放たれた後の喜びようを見ると、・・・囲われてただただ恋し郷恋し・・・・・とばかり網にへばりついていたんだろうかと思ってしまいますね!☆☆!
心はあるのでしょうか、本能だけなんでしょうか・・・・・ 喜びを感じることは・・・・
なんて人間と一緒に考えてはイカン、、、もっと高いところを浮遊してるのかもしれん(^^。
羽化や花の開花を早送りしてみればこう見えるんだろうなというのは、今までの知識でなんとなく想像できるような気がします。
でもどちらも実際の時間感覚で肉眼で見る機会はほとんどありませんし、遭遇したとしても動きの少なさにイライラして見て居れないかもしれません。
それを15分後に終点がありBGMまである状態だと、イライラせずに見ることができます。 いい時間の中に身を置いた気がします、ありがとう(^^!
と言ってももうお昼近くで、こんにちはー ですかね。
私の飼育箱は大きさもまあまあで中には好きな花も入れてあるし環境的にはそれほど悪くないと思うのですが、蝶はやはり仕切りのない空間が好きなのでしょう。自由が好きなのですね。外へ出してやるとどのチョウも生き生きして見えます。でも卵から幼虫の間はお外には怖い天敵がいっぱいいるのだから仕方がないですね。
私としては世話をして楽しんでいるのだからお互いに良いところがあっていいのです。
ふじさんが2回もカバマダラの動画を見てくださったとは驚きというか感謝感謝です。うちのブログへアクセスしてくれる人は一日に150回くらいいるのですがあの動画を見てくれる人は一日に10回くらいです。だからとても人気のない動画なのです。とてもマニアックなものですから仕方ないかもしれません。
今朝もまた別のカバマダラの蛹が羽化しそうだったので1時間余りへばりついて撮影しました。何度も撮ると少しはうまくなるかなあと思っています。動画の編集は写真より手間がかかりますね。その分また楽しいけど。