今日の花
ツバキの花に先駆けてサザンカの花があちこちで見られるようになりました。
10月に飼育小屋で蝶の飼育を再開して以来、毎日餌の管理や様子を見るために朝から晩までの間に何度小屋へ足を運ぶかわかりません。みんな元気かな、何をしているかな、トラブルを起こしていないか、など心配が絶えまらん。以前は小屋の中に蜘蛛やカマキリ・ヤモリなどの天敵の侵入が度々あって大事な蝶を食べられたことが何度もあります。チョウだけではありません餌として準備していた植物にアブラムシやカメムシなどの害虫が付いて思わぬ被害を出したこともあります。これからさらに寒くなって来ると食草の準備が難しくなってきます。今日もスジグロカバマダラの食草となるガガイモを探しに行きました。ガガイモなんて夏場は草刈機で刈り飛ばすほどあるのにこんな時期に必要になると以外にないものです。飼育室のスジグロカバマダラは人の心配も知らず次々と卵を産んでいます。一昨日からスジグロカバマダラの卵が孵化を始めました。最初の内は食べる量が少ないので餌の心配もないのですが、成長が2齢・3齢と進んでくるとかなりの量のえさが必要になります。どれだけ育てられるか今から心配です。
アサギマダラについては自然に産卵した卵を必要な数だけ取って来て飼育しているので餌の心配はありません。ただアサギマダラについては来年の春まで飼わなければならないので長期戦です。
青虫、芋虫、毛虫の類は大嫌いという方も結構多いかと思います。すみませんが、今日の写真はご覧にならないでお帰りいただいた方がよいかもしれません。
スジグロカバマダラの様子
今夜8時ごろ飼育小屋に入ってみると幸せそうにこんな風に寝ていました。
イケマの葉に着いたたくさんの卵 「こんなにたくさんの卵を産んで誰が育てると思っているんだ。」と叫びたくなります。
一昨日孵化したスジグロカバマダラの初齢幼虫です。ガガイモの葉を食べています。
アサギマダラの幼虫
昨日の夜の様子 脱皮する前はしばらく食べずにじっとしています。
今朝無事に3度目の脱皮をしました。こうして脱皮した後には脱皮殻をすべて食べます。無駄をしないようにできていますね。
山のキジョランの様子を見てきました
孵化後3日目くらいです。
産みたての卵
孵化後2日目の幼虫
今日孵化したばかりの幼虫 自分の卵の殻を食べ終えたところです。
明日には孵化するでしょう。卵の中で幼虫の形になっています。
これも新鮮な卵です。11月になるとアサギマダラの姿を見ることは少なくなるのですがこうして新しい卵があるということはまだメスが来て産卵しているということです。
3齢幼虫がいました。10月の半ばに産まれたものでしょう。
秋の日は釣瓶落とし、と言われますが夏に比べると格段に日の落ちるのが早くなりました。そして日の沈む所がずっと南に寄っています。
今日の落日
まるで湖のように見えますが、瀬戸内海の安下庄湾です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます