曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
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山本弘三の写真を中心にした日記帳

蒜山高原の蝶 その1

2012年10月19日 | 日記

秋の七草

尾花

蒜山高原のススキです。

 


 先日蒜山高原の風景を載せましたが今日から本命の蒜山高原の蝶を始めたいと思います。

当日は朝内に小雨が降るなどあまり良い天気ではなく肌寒い一日でした。そのせいか蝶もあまり見られず種類も数も期待外れでした。それでも写真の枚数は沢山撮ったので2・3回に分けてご紹介しましょう。今日は黄色い蝶の仲間を紹介しますが黄色い蝶はみんな同じで1種類だと思っていませんか。昔は私もみんな同じと思っていました。普段見掛ける黄色の蝶の中で最も多いのがキチョウです。キチョウも詳しく言うとキタキチョウと言います。沖縄の方へ行くとミナミキチョウというのがいますが本州では見られません。キタキチョウとよく似ている蝶にツマグロキチョウというのがいます。ツマグロキチョウは食草の生えているところが限られるのでどこでも見られるわけではありません。それからモンキチョウというのもいます。この蝶は比較的多くみられる蝶で全国どこにでもいます。他にも黄色い蝶の仲間はいますが見られる場所が限られていて一般的ではありません。

蒜山高原でキタキチョウとツマグロキチョウを見て来たので紹介します。参考までに数日前にみかん畑で撮ったモンキチョウも載せましょう。

 


キタキチョウ

キチョウの仲間はふらふらと不規則な飛び方をしますし、何処かにとまるかと見せては止まらず何処までも何処までも飛び続けるので追っかけるのをあきらめざるを得ないことが度々あります。とまらないので飛翔写真を撮らざるを得ないわけで飛翔写真のいい練習になります。

 


ツマグロキチョウ

遠くを飛んでいる時はキタキチョウとツマグロキチョウは容易に見わけが付きません。慣れると飛び方に少し違いがあるのが分かるようですが確実に当てるのは難しいです。ツマグロキチョウの翅はキタキチョウと比べると角がとがっています。

蒜山高原ではツマグロキチョウが多いようでした。

 

 


モンキチョウ

キチョウの仲間では、雄は黄色が濃くて鮮やかですが雌は黄色が薄いか白っぽく見えることもあります。モンキチョウの雌は白蝶と間違えるほど白いものがいます。今日の写真は雄です。

 

 

 


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