この時期にはアサギマダラの写真ばかりになりますが理由があります。大島には冬を除いて一年中アサギマダラを見ることはできますがこの時期が一番沢山見られるからです。夏の間日本中で繁殖した成虫が秋になるといっせいに南を目指して下って行くのです。その南下する蝶の中で雄がフジバカマの花にたくさん集まって来ますので写真に撮るのがとても楽です。その上、アサギマダラは追っかけたり危害を加えたりしなければ人を全くおそれません。カメラを持って花の側に立っていると私の顔の前20cmくらいの所を飛び回ったりします。
ということで昨日は数が少なかったのですが一頭一頭に絞って飛翔を撮ってみました。面白いことに昨日集まっていた蝶の中に2日前の14日に私がマーキングしたアサギマダラが1頭混ざっていました。ほとんどのアサギマダラはマーキングしてみると次の日には居ません。毎日フジバカマにはアサギマダラがたくさん集まりますがみんな新しい蝶と入れ替わっているようです。この蝶のように2日も同じ所に留まっているのは珍しいことではないかと思います。
今年はマーキングした蝶が次の日何処まで行くのか調べてみたいと思っています。
アサギマダラの飛翔はとても緩やかなのでとても簡単です。誰でも撮れると思いますのでトライしてみて下さい。
今日の音楽
アンドレ リュウの洒落た演出をお楽しみください。
マーキング蝶
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