今日の花
椿 早咲きの椿で10月の末から開花します。
10月・11月と秋が深まるにつれていろんな柑橘が食べごろを迎えます。みかん創りとしては喜びの季節です。
今年も新しい柑橘が次々と生まれていますが、新しく生まれた品種が本当に良い柑橘品種であるかどうかを見極めるには何年も続けて栽培してみる必要があります。今日紹介する柑橘は10年以上前に生まれた柑橘ですが栽培に適した品種かどうかなかなか決めがたい所があります。長い間名前も付けないで放ってあったのですがお客様に試食していただいたり試験販売をしてみたりして見ると反応は良いようなので近年ようやく名前を付けました。赤いみかんの方が「雛あかり」と言います。黄色いみかんの名前はなかなか難しく良い名前が思い浮かびませんでした。一応「きらりん」と名付けていますがもっと良い名前が見つかれば変わるかもしれません。この二つの品種は兄弟かもしれませんし他人かもしれませんが、二つはほとんど同時になり始めました。どちらもみかん型の柑橘でマンダリンに属します。香りとか形を見るとクレメンティんの血を引いているのかもしれません。みかんのように皮は剥きやすく種はありません。ただみかんほど大きくなりません。大きくてもみかんのSサイズですが、その代わり豊産性で木はよく実を付けます。濃い緑の木に赤い実をたくさん付けるので見た目がとても美しく、農業栽培に向かなければ庭木として庭園とか公園や街路樹としても良いのではないかと考えています。特に家庭の庭に一本植えておけば見て楽しみ食べて楽しむことができるので良いのではないかと思います。実を収穫しないでおけば小鳥たちがやって来て食べてくれるのでそれも楽しいかもしれません。最もおいしく食べられる時期はまだよくわからないのですが今の時期でも食べることはできます。私としては2月か3月に食べるのが最もおいしいのではないかと考えています。
雛あかり と きらりん
雛あかりの木
きらりんの木
では、食べてみましょう
雛あかり
甘さを示す糖度
きらりん
香りをお伝え出来ないのが残念です。
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