曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

アサギマダラと遊ぶ一日

2018年05月03日 | 日記

今日の花

ウマノスズクサ  この草はジャコウアゲハの食草です。林の中などに生えていて皆さんあまり見ることはないでしょうね。

 


 私の所では4月の末からアサギマダラの産卵が始まりました。数日たつので卵の様子を見にキジョランのあるレモン畑に行ってみました。するとアサギマダラが高い所を飛んでいるのが見えました。きっと産卵をしているものと、カメラを構えて待ちましたが、林の中は暗くてなかなかうまく撮れません。アサギマダラのメスは開けた明るい所は嫌いで、薄暗い林の中などを好みます。林の中を縫うようにして飛ぶので捕獲はできません。何枚か写真は撮れましたので翅の様子などもよくわかりましたが、おそらく遠く南の島からやってきたアサギマダラに違いありません。翅の一部は破損しています。それから、普通アサギマダラのメスは生まれてひと月くらいしないと成熟・交尾をしませんので、今日見たアサギマダラのメスが産卵をしているのは、3月中に生まれたものに違いありません。本州では3月に羽化することは無理ですから暖かい南の島で早くに生まれたアサギマダラに違いありません。

今日はキジョランの葉を調べてみたらずいぶんたくさんの卵が見つかりました。このメスだけでなくもっとたくさんのアサギマダラがやって来ているのでしょう。

午後には飼育小屋で生まれた雄のアサギマダラ3頭にマーキングをして外に放ちました。北の方まで無事に飛んでいってほしいものです。だれか見つけてください。

 


アサギマダラの産卵

キジョランの生えている林の中を飛び回ります。

 

 

 産卵が始まりました

翅はかなり破れています。

 

 

飼育小屋の生まれたばかりのオスにマーキング

 

菜の花で休んでいるアサギマダラを捕まえてマーキングをします。

大空高く飛んでゆきました。

 

 

3頭目

007です。

 

飼育小屋の中の蛹ですが、翅の模様がはっきりして来たので明日には羽化します。

 

 


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