曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

今日はみどりの日 明日は立夏

2013年05月04日 | 日記

今日の花

 

 


ホオジロの雛

これは是非ともお知らせしなければと思ってアップしました

三日前に私が草取り中に落としてしまったホオジロの巣ですが昨日見に行ったら無事に育っている様子でした。私が覗き込むとみんなお母さんの言いつけをよく守ってじっと身動きしないで静かにしていました。三日前に落ちた雛を拾った時にはまだ目も開いていないしお腹は卵黄で丸くなっていましたが昨日には丸い目をぱっちりと開いていました。親鳥が近くの樹で警戒音を発生していました。

無事に育って続きが載せられるといいですね。

 


 今日はみどりの日だそうですが、祝日が変わりまわるので何の日か覚えきれません。今の時期は緑が色々な生き物を育んでいるのを観察するのに最も良い時期です。木の葉が大きく開いてゆくのに合わせて虫たちは成長してゆきます。我が家で飼育している蝶の幼虫たちも日に日に大きくなってゆきます。今日のホオジロのようにいろんな小鳥たちもみんな子育てに一生懸命です。あの憎きカラスたちでさえみんなペアになって巣作りをしています。

この連休の時期は平戸ツツジが満開ですね。作りやすい木なので道端、公園、個人の庭などどこにでも植えられて花を楽しませてくれます。この花はまた蜜をよく出すのでしょう蝶や蜂などが好んで集まります。今日はツツジの花に集まる黒いアゲハチョウを撮ってみました。

 


ジャコウアゲハ

 

ナガサキアゲハ

ナガサキアゲハの雄は羽の破れもなくきれいだったのでついついたくさん撮ってしまいました。

 

ナガサキアゲハとジャコウアゲハ

 

クロアゲハ

 

モンキアゲハ

ピンボケ

 

 

黒いアゲハチョウ4種を同じところで撮りましたがみんなオスでした。オスはよくケンカをしますので羽が破れやすいのです。 

 


新緑の錦川上流域

2013年05月02日 | 日記

今日の花

昨日の花ポピーが好評だったので今朝また撮りました。ちょうどそこへ我が家のシロがやって来たので一緒にパチリ。こんな構図の写真は何処かのブログてよく見かけますよね。照れまんさん。真似してみました。

 


 多くの皆さんはこの素晴らしい季節をいろんな方法で楽しんでいらっしゃると想像します。スポーツ・旅行・買い物・読書・音楽などなどいろいろありますが、やはりこの時期にしたいことは旅行ではないでしょうか。私にとってはお出かけと言えば27日の調査会一日だけでした。海外へまで足を延ばされ豪勢な旅行をされる方々には少しうらやましくも思いますが、27日の一日は私としては大変充実した素敵な一日でした。その時のネタで今日もブログが書けます。山口県東部と広島県に数百mほど侵入しただけの小さな旅でしたが初めての景色や珍しい生き物たちに出会えて本当に満足でした。

今日は先日から蝶の紹介をしましたがその合間の景色をご紹介しましょう。


山口県東部の山間地域

山口県にお住まいの方でもこの辺のことはよく知らないのではないでしょうか。ましてや県外の方は町名や地域名を聞いてもどこにあるのか見当すらつかないことでしょう。まず案内図をご覧ください。

 

最初は美川町の根笠岩屋観音周辺の風景から始めます。

緑色というのは心安らぐ色ですね。

 

 

 

私の行くところはどこでも連休というのに本当に人がいないですね。なぜでしょう?

この下のだーれもいない駐車場で一人さびしくコンビニ弁当を食べました。この弁当がチョイスを間違ったというかひどい弁当でもう二度と買うもんかと怒りながらもお腹がすいていたのと周りの雰囲気が良かったのとで完食しました 。車の外をツマキチョウが何度もやって来て飛んでいました。

 

 

錦川ぞいに出てきました。  今年は鯉の数が少ないようですが少子化の影響でしょうか。それとも老化

錦川はいつ来ても水のきれいなこと。四万十川の水もきれいでしたがその地域に人が住んでいない証拠ですね。

さらに山奥へたどるとまだ山桜が咲いていました

 

寂地峡の入り口にある宇佐の大杉(以前紹介したことがあります)

 

この集落を過ぎると広島県の冠高原です。

 

 


雑記

2日前みかん畑で幼木にからまった春草を下していたら何やら枯草の塊が草と一緒に転げ落ちてきました。拾い上げようとして近づいてみると何とホオジロの巣で生まれたばかりの雛がみんな外に転げ落ちているではありませんか。困りました。放っておけばそのまま死んでしまうかカラスのエサになってしまうことでしょう。元に戻してやりたいけれど触ってみるとふにゃふにゃで掴むところがありません。下にそうっと指を入れて抱え上げて巣の中に入れましたが4匹もいてみんながちゃんと上向きにはなりませんでした。それ以上触ることもできずそのまま元のみかんの樹の枝に返しました。あとは親鳥が戻ってきてなんとかするだろうと考えましたが何とかなったかどうか心配です。

草がなくなったので上から丸見えです。カラスに襲われる可能性が高いですね。

 

昨日の夕方 半年ぶりで魚釣りに行ってきました。

風が強くてしかも前からの風で寒くて寒くて早々に切り上げて帰りました。釣果は貧ですが夕食の足しにちょうど良いくらいです。

 

 


ウスバアゲハ (ウスバシロチョウ)

2013年05月01日 | 日記

今日の花

 

5月になりました、初夏の花ポピーが咲き始めたようです。一時期ポピーが好きで庭中でいろんな色の花が咲き乱れていた時がありましたがカミさんが余り喜ばないのでだんだん減ってゆき今年は数本あるだけです。

 


 ウスバシロチョウは今回初めて写真に撮りました。今までなかなか出会う機会がなかったのですがそのうちに撮れるだろうてなもんでわざわざ見に行ったことはありませんでした。今回の調査会は山口県の東北部だったのでラッキー出会えるぞと期待していました。寂地峡の入り口付近にはいるいる、いっぱい飛んでいました。この蝶は大量に群発生することがあると図鑑に書いてありましたがまさにその通りでした。珍しい蝶が1頭だけ見つかった時など必死で撮りますがこれだけいっぱい飛んでいるとどうしても撮り方が雑になります。時間的に無理だったのか花に止まって吸蜜しているところがないのが残念です。

アゲハの仲間と言っても古い種なのでギフチョウに似ています。体に毛が生えていて襟巻もあります。でも面白い模様をしていますね、鳥の翼のようです。年に一回の発生なのに卵で越冬と書いてありますが卵の期間が長いのですね。食草はムラサキケマンですが、大島にもありますから来年は飼育してみようかと思っています。

 


ウスバシロチョウ (ウスバアゲハ)

 

いきなり道路上を飛び回って歓迎してくれました。

ほんとうに、いくらでも飛んでくるのです。

めったに止まりません

やっと草に止まってくれました。

キタテハが1頭だけ混ざっていました。

 

ようやく花の所へとまってくれました。

 

似たような写真ばかりでしたが、これでお終いです。